第14話 勇者の試練

 何で知ってるのかは分からないが、ひとまず話を聞くしかない、このお爺さんは一体何者なんだ?


「お主のペナルティは、盲目じゃろう?」


 まさかこの世界には、相手のペナルティまで分かるスキルが存在するのか。いやペナルティといっても、


「お主の事はだいたい知っておる。ボロスダンジョンをクリアした事などもな。」


 結構やばい。僕がダンジョンをクリアした事も、知ってるのか。


 一体、何者なんだろう――


「そこでお主に、提案がある。」


 一体次は、何を言ってくるかと思ったら、提案か。一体なんだろう。


「お主に、ガイアスというダンジョンをクリアして欲しい。」


 その時、他の3人が少し笑った気がした。


 ガイアスダンジョン?この近くにダンジョンがあるのか?


 そしてこの雰囲気は、断っては駄目な気がする。


 お爺さんが言った、「だがお主にも、利点がある話なのじゃぞ。」


「――利点?」


「この依頼を、引き受けてくれるのならば、お主のペナルティを、方法を教えよう。」


 ペナルティを解除?そんな方法、この世に存在するのか?


 いや、この事が嘘だったとしても、僕の情報が丸裸にされてるから、断れないんだよね。


「クリアしたのならば、私達もそなたに手を貸そう。」


 黙っていた3人が、楽しそうに、そう言った。


 ――悪い条件ではないと思うが、またダンジョン攻略とは、中々気が乗らない。


 でも、ペナルティを一時的にでも解除出来かもしれないのなら、やる価値はある――と思う。


 しょうがないけど、やるしかないのか。ガイアスダンジョンの、攻略を――


 その後は、村の皆に自己紹介をして、盛大に祝ってもらった――


「元気かい?少年〜」酔っ払って僕にそう言ってるのは、僕より背の小さい、少年だった。


 ――僕は、変な人に絡まれる体質なのだろうか。


「じゃんじゃん持ってこ〜い」そう言ったのは、




 皆がお酒を飲んで、踊っていて、とても楽しい夜だった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




どうも、作者の椋鳥です。

小説を書くのは、とても難しいですね。これからも、皆さんと一緒に、頑張っていきたいと思います。


最後になりますが、誤字脱字等がありましたら、コメントで書いていただけるとありがたいです。

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