第7話 上級ダンジョン

 僕は生きてるのか?


 目が見えないから分からないが、周りはどうなっているのだろうか。


 疑問を出したら次から次に出てくるから、切りが無い。一旦保留にしよう。


 その時、アナウンスが鳴った。


「おめでとうございます。生還ボーナスとして、ユニークスキル、デス・カウントを取得しました。」


「それに伴いステータス画面、イベントリ、能力値ボーナスが追加されました。」


 どうなっているんだ?明らかに異常な点が多い。いや、異常な事しか起きて無い。


 こんな僕に、ユニークスキル?



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 ステータス

 名前  ノール=アムガミスタ

 職業 勇者 ペナルティ [盲目]      

 特性 不老不死


 レベル1 次のレベルまで 0/100pt 

 装備品 無し

 能力値                               

 筋力:15   魔力:8               

 体力:14   防御力:10           

 知力:15   魔防力:13                  

 能力値ボーナス 0pt

 スキル  

 剣術 11/100Lv ランク 初級

 言語理解 7/100Lv ランク 初級 

 ユニークスキル             

 デス・カウント  

 デスポイント 3pt

 イベントリ



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 正に、突っ込み所しかないステータスだった。


 まあ、説明を見ていくしかないか。


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 職業・勇者


 隠された真の能力に目覚めれば、新たな力に覚醒する事が出来る。尚その力は他の職業とは比べる事すら出来ない強大な力な為、取得が難しい。


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 特性・不老不死


 過去に囚われず、未来を生きる為の力。


 常に不老状態となり、死亡状態になった時、近くに復活する。


 解放状態・真名未開放


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 能力値ボーナス


 レベルが上がる度にポイントが支給され、支給されたポイントで、スキルや魔法、特殊技能を習得することが出来る。


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 スキル・剣術 

 

 実践や鍛錬によって取得する事が出来る。剣士として成長する度、レベルが上がり、レベルが上がる度に、剣速や力に補正が掛かる。


 スキル・言語理解


 多種言語を理解することが出来る。レベル100で、全ての言語を理解することが出来る


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 ユニークスキル デス・カウント


 不老の賢者が、己の研鑽の為に生み出したスキル。1つの世界に1つしか存在しない。


 あらゆるスキルや魔法、特殊技能を取得する事が出来る。その為にはデスポイントが一定数必要。


 デスポイント 


 死亡状態になる度にデスポイントを獲得出来ます。 デスポイントは、デスカウントで利用可能。


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 ――この壊れ設定について僕は、何て言えばいいのか分からなかった。


 不老不死で死ぬ事は無くなってしまったし、寧ろ死ぬ度に強くなれるみたいだ。


 でも――うん。あんまり死にたくないな。

 


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――とある王国


「あの勇者は死亡しているな。」


「はい、確かに死相が読み取れました。」


「ならば良い。あんな者が生きていたら、たまったものでは無いからな。」



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どうも、作者の椋鳥です。

皆様のお陰で、とうとうここまで来ることが出来ました。


成り上がり系の小説だと、落とすのが中々難しいんですが、上げるのは楽しいので、頑張って行きたいです。


最後になりますが、誤字脱字等ありましたら、コメントでお伝いください。


これからもよろしくお願いします。


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