俺の妹が推しのvtuberでした。
三上 蒼太
プロローグ「俺の推しのvtuberが妹だった件」
俺には推しのvtubeがいる。
名前はすずきのあ。
ピンク髪のポニーテール。
目はオッドアイがかかっていて何より声が天使。
今や、高校生が選ぶ人気vtuberランキング三位に入ってきて人気も急上昇中のvtuberだ。
そんな我が天使のライブがようやっと……
「当たったァァァァ!!は?夢?夢じゃないよな?」
俺は自分のほっぺをつねってみる。
「いだだだだ。痛い!やっぱり夢じゃなかったァァァ」
そんな俺の天にも登る気持ちを遮ったのはそれからすぐ……
『バンバンバン!』
(……?)
「うるさいぞ兄貴!こっちは勉強してるんだ!静かにしろ!」
今隣の部屋から怒鳴っているのは俺の妹、氷室由香。
妹って言っても義理の。
あいつが四歳の時にこっちに来てしばらく経つがなかなか心を開いてくれないんだよなこれが……。
まあそんなことは置いておいて、のあちゃんのライブを当てた俺は無敵だ……何を言われても怒れる気がしない。
「よっしゃぁぁぁ!!」
「うるせーって言ってるだろ!!」
「はい!すみません!」
推しのライブが当たりました。
俺の推しのvtuberのライブはほかのvtuberと違ってライブだと顔出しをしてくれる。
YouT○beだとvtuberだが、ライブの方だとアイドルって感じだな。
と、こんなふうにライブ常連感を出しているが実はすずきのあちゃんのライブに行くのは初めてである。
会場に入ると、大量の人たちがいた。推しのイラストが入った服を着て頭にハチマキを巻いているガチ勢もいればペンライトを持ってはしゃいでる高校生や中学生たちがいた。
当然俺は……服着てペンライト、ハチマキ、すずきのあうちわを持って応援するに決まってるだろ。
そんな俺の格好を紹介しているうちにライブが始まった。
「うぉ……何だこの熱気」
俺の想像よりも数倍すごい熱気だ。オタクたちはのあちゃんコールをやりペンライトを振っている。
くそ……負けるわけにはいかねぇ。
そして俺はペンライトを振り続けた。
ライブが終わりそのあとの一大イベント
『握手会!』
そう。このために一時間かけて両国○技館に来たと言っても過言ではない。
おっと、こんなことを誰かに説明している間にあと三人の所まで迫っている。
というか……待って待って待って。目合わせられない。
噂によるとバーチャルの世界と遜色ないレベルの美少女って聞いたから可愛いんだろうけど……緊張で顔見れない。
やばい手汗かいてきた。
心臓がドクンドクン言ってる。
大丈夫だよな。俺は変な髪型してないよな。
よし……
「のあさん!今日のライブはありがとうご……」
この瞬間、俺と、のあちゃんの時間が止まった気がした。
というか止まってた。
そこに座っていたのは衣装に身を包んだ氷室由香……俺の妹が座っていた。
「…………はァァァ!?なんで兄貴がここにいるんだよぉぉ!?」
「ちょ、声がでかい……」
周りのオタクたちの視線がのあちゃんではなく俺に集まっていた。
「し、失礼しましたぁ~」
今日わかったこと……俺の妹が推しのvtuberでした。
こんにちは!三上蒼太です!
ノリで書いたプロローグっていうか一話目です!
どうだったでしょうか?
是非コメント欄で感想よろしくお願いします!
いやまじで……。
それとブックマーク★よろしくお願いします!
二話はこの作品の評価しだいで書きたいと思います!
では、また後ほど。
俺の妹が推しのvtuberでした。 三上 蒼太 @koushien
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。俺の妹が推しのvtuberでした。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます