最後までは読ませて頂きました。
初めての告白が二度目に惚れた瞬間であり、人生の最後になる。
まさか裕美さんも、死ぬという理由で自分に気持ちを伝えに来たとは思いもしなかったでしょう。
祐介さん、裕美さんと出逢えて本当に幸せだったのでしょうね。過去の楽しそうな様子が、今とのギャップとなって苦しいものに感じられるほどでした。
人生の最後に、本当に好きだった人の幸せを願う。
裕美さん、祐介さんの死後に手紙を受け取って、何を思うのでしょうか……。
作者からの返信
ありがとうございます。
この話は、もし自分が本当に余命宣告を受けたらぜひしたいと思う事を妄想して書きました。
私の最初の小説です。
裕美が祐介の死後に手紙を見たら、もしかしたら今の家庭を壊すような事になるかもしれません。
残念ながら私は現実にそこまで好きな女性はいませんので、完全なフィクションです。
いつもお世話になっているばかりか、自主企画にも参加していただきありがとうございますm(_ _)m
実は本命からの告白とタッチの差だった話など、後腐れなく話し合える関係が、そのまま二人の関係を物語っていて、素敵でした。
祐介さんの「最後なんだから」という言葉が、裕美さんにとっては違う受け取り方なのは分かっていますが、何だか切なくなりました。
そして最後の止めとばかりに手紙を渡すところは、特に。
これまで読ませていただきました北島さんの作品と違っていて、とても新鮮でした。
これからも応援しています。
作者からの返信
ありがとうございます!
自主企画の趣旨に合うかどうかちょっと微妙なのですが、お楽しみいただけたようで良かったです。
切なくなっていただけるとは嬉しいですね。
この作品は私の処女作なのです。「僕産み」とかは最近の作品なのでだいぶテイストが違っています。
今3作目の長編を構想中です。
これからもよろしくお願いします。