第12話 私は…
それに、万千に
――万千…。
二人は全く動かなかった。動こうとも
音が聞こえない
二人は、今にも動きそうだが、このまま
しかし、このまま二人が
まだ間に合うなら、もし止める事が出来たら。そんな力が私にあったなら――。
万千を
「ハイネさん。もう、
私は万千を止める
まるで時間の
その
とても不思議な気分だ。
万千も環も、とてもゆっくりと動き、私だけその様子を
しかし、
それにしても、環のあんなにも
気が付けば、窓からは煙が見えた。火の手も
二人の
「止まれ、万千!――」
どうやら声は普通に
「おとめ!後ろ――」
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