キモオタのボクを嘲る後輩ギャル、実はエロゲーマーでした

あとがき

　まずは、ここまでのご拝読、ありがとうございました。

　最終話はなにやら不穏なサブタイトルですが、実はあのあと喧嘩別れした——なんてことはありませんのでご安心を。

　さてさて、カクヨム様では初めてひとつの作品を書き上げることができました！よくやった自分！

　ヒロインは変態ですが……自分の作品のヒロインはだいたいあんな感じです。

　補足を。

『クリスマス・カデンツァ』までが本編、あとの『ウインター・オラトリア』と『カップルたちのフィナーレ』は後日談的な感じです。はい。

　ではでは、登場人物やサブタイトルの由来や元ネタを紹介したいと思います。まずは登場人物から。

　二条（にじょう）拓己（たくみ）……言わずもがな主人公。由来は『にじょ（お）』う『たく』み——そう、二次オタです。

　榎本（えのもと）浪漫（ろまん）……エロゲ脳のヒロイン。由来は本編でもチラッと触れましたが『え』のもと『ろ』まん——エロです。エロ○ンではありません。

　友田（ともだ）弄（いじり）……ロマンの友人Ａ。なんだかんだそこそこ出番があったサブキャラ。由来は『ともだ』『いじ』り——友大事、です。

　明里（あかり）鳥江（とりえ）……ロマンの友人Ｂ。由来は本編でも本人が言っちゃってますが、明（あか）るさだけが取（と）り柄（え）だからです。

　二条（にじょう）音羽（おとは）……タクミの姉。由来は『おと』は——つまり、弟が好きなブラコンだからです。

　榎本（えのもと）土竜（もぐら）……ロマンの兄。由来は名前に含まれてる漢字の『土（つち）』を使うと、榎本の『え』と合わせてエッチ、となるからです。兄妹そろってひどい名前をつけられたもんだ。

　沢屋（さわや）櫂（かい）……イジリの彼氏。由来は『さわや』『か』い——爽やかくんだからです。

　小金井（こがねい）三郎（さぶろう）……櫂の友人Ａ。由来はかぶっていた金色のウィッグにちなんで、小『金』井『三』郎——金さんです。金さんの元ネタは言わずもがな。

　白銀（しろがね）無霰（むさん）……櫂の友人Ｂ。由来はかぶっていた銀色のウィッグにちなんで、白『銀』無『霰（さん）』——銀さんです。同じく銀さんの元ネタについては言わずもがな。あ、銀色の魂のほうじゃないですよ？

　——と、このように名前がつけられました。

　では次に、サブタイトルについての紹介を。

　オタクたちの前日譚（プレリュード）……プレリュードは前奏曲という意味があります。本作ではプロローグ的な意味合いで使用しています。

　エロゲーマーと狂姉譚（ラプソディ）……ラプソディは狂詩曲という意味があります。本作ではもじって狂姉（ブラコン）として使用しています。音羽さんのことですね。

　ライブラリー・ブラック興奮譚（マーチ）……マーチは行進曲という意味があり、もじって『興奮』にして使用しています。図書室（ライブラリー）で黒タイツ（ブラック）に興奮するタクミ、みたいな意味です、はい。

　恋慕譚（ワルツ）・ザ・ロマン……ワルツは円舞曲という意味があり、もじって恋慕になりました。無理やりです。でもこの時点ではまだ、ロマンは自分の恋心に気付いてないんですけどね。

　シスコン・妄想譚（トロイメライ）……トロイメライは夢想曲という意味があり、やはりもじって妄想になりました。土竜（もぐら）（ロマンの兄）が盗み聞きして妄想する話でしたね。

　クリスマス・終始譚（カデンツァ）……カデンツァは終止曲という意味があります。本作では終始——最初から最後まで、ではなく終わりの始まり的な意味として使用しています。実質最終話ですね。

　ウインター・祭典之日（オラトリア）……オラトリアは聖譚曲という意味があります。せいたん……さいてん……コ○ケ、となりました。実は一度も行ったことないんですけどね、コ○ケ。

　カップルたちの終幕（フィナーレ）……フィナーレ。有名ですね。終曲という意味です。物語の終わりというだけで、タクミとロマンが破局するわけではありませんよ、はい。

　——と、こんな感じです。

　ところで、このあとがきの公開予定日は一月三日——そう、三が日です。

　というわけで、あけましておめでとうございます。

　今年も……いえ、今年はいい年になりますように。

　最後に。

　あとがきまで読んでくださり、ありがとうございました。

　こんな駄文ですが、楽しめていただけたらならなによりです。

　感想、お待ちしております。

　誹謗中傷はやめてくださいね、泣くので。病むので。泣き病むので（は？）。

　それではまた、どこかで……。

　ボクを嘲（あざけ）る後輩ギャル、実はエロゲーマーでした

　　　——完——