最終章 ムスメサイア
終ー0
むかしむかしの事でした。
大いなる存在─神様とか創造主とか呼ばれているものは、数多の宇宙を創り出しました。それぞれの宇宙で、様々な命が生まれ、多種多様な種族に分かれ、あらゆる社会を形成し、発達してゆきます。
しかし、何らかの原因で滅んでゆく宇宙もありました。そこで、全てを造りしものは、ある一つの仕掛けを施します。その名は救星主 ( メサイア)。
星が災厄により滅びそうになった時、その星を統べる種族の中から、星を救う存在が生まれる仕組み。それがメサイア・プログラム。
並行宇宙の開闢から幾億年……星が滅びの危機に瀕する度、メサイアは生まれ、星を救いました。
そして今、史上最悪の災厄が現れました。その名は
エゲツナー
破壊と創造の力を併せ持つ意志を持ったソレは、星そのものだったのです。 エゲツナーは、自らに住む人々を操り、 他の宇宙を侵略します。 その災厄を止めるメサイアすら、 星の意思に操られてしまいました。
全てを造りしものは、考えました。この世で最も強い力を持つ者─娘を愛する父親達をメサイアとする事。そして、メサイアの愛を受けた娘達を「ムスメサイア」とする事。更に、メサイアとムスメサイアを結集させる事……
史上最凶の災厄を止める、メサイアとムスメサイア達の戦いは今、終わりを迎えようとしています………
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます