第81話更なる進化
進化した従魔に対して、「何処で魔物を討伐していたんだ」と強い口調で聞いてしまった。
この付近には、魔物が少なかった。
「わたしよ。わたしが大勢の魔物の中にゲートを開いて上げたの」
「ドロスが、何故だ!!」
「かれらの望みもを叶えて上げただけ。ねえ先輩方・・・」
それは本当のようだ。
シルバーゴーレムがガッツポーズをしてる。
そしてカースらが「カーア!カーア!」と大きく鳴きだした。
「まだ、戦いたいのか?」
頷く従魔らを見て納得してしまう。
異世界での用事やこっちでの買い物で、戦いの場が少なかったようで反省してしまう。
従魔らに更なる戦いが必要だと感じた。
気配探知で探知してゲートを開いた。
「俺も一緒にゆくからな」
その言葉を言う前にカースらは飛び込んでゆき、又も俺だけ残された。
そしてゲートを潜ると、従魔らは戦っていた。
赤い体毛の熊で、背丈で3メートルもあった。
そんな獰猛そうな熊相手に、カースは両目を攻撃して見えなくして大勢で仕留めている。
チューゴは、レッドベアーに火魔法の火球で命中させて燃やし尽くした。
そして消し炭になった死体から、魔石を取り出して喰っている。
仁王立ちしたレッドベアーに、ジグザグに向かうチューゴ。
そしてチューゴの得意な高速攻撃が、腹を喰い破り魔石を漁っている。
レッドベアーは立った状態で息絶えた。
どうやら魔物のレッドベアーは、まだまだ居てこちらに大群で向かっている。
そんな大群にドロスが、ゲートを開き大群に向かった。
閉じきっていないゲートを覗くと、悲惨な光景が目に入った。
ドロスがレッドベアーの大群に無双していて、
ちゃっかり忍び込んだチューゴらは、魔石を喰うのに大忙しで必死だ。
キザンキは、ツタでレッドベアーを捕まえている。
必死にツタを噛み付くレッドベアーだが、ツタにはダメージらしいダメージはなかった。
そして生きた状態で喰っている。まさに熊の踊り食いだ。
バワンが光線で大群を攻撃していた。
眩しい光が視界を見えなくするが、大量のレッドベアーが灰化して消えた。
俺はホーネットに命令していた。
「Jr.ホーネットを使かって、レッドベアーを捕獲しろ」
1回刺しただけでは眠らなかった。
2回3回と回数を重ねて、10回目でようやく眠った。
Jr.ホーネットが眠らせたレッドベアーを、俺は生きたまま土魔法で地中に埋めて念じる。
徐々に地面がせり出して、ブラックベアーが誕生。
ブラックベアー
Lv1
HP200
MP20
STR10+15 VIT8+15
DEF8+15 INT3+15
DEX5+15 AGI8+15
強力
54体のブラックベアーが新たに従魔として加わった。
そして、レッドベアーの戦いは終わった。
チューゴは、新たに進化してハイチューゴになった。
そのせいか、全体が灰色になっていた。
ハイチューゴ
Lv1
HP400
MP450
STR27+15 VIT15+15
DEF17+15 INT25+15
DEX33+15 AGI41+15
高速攻撃Ⅲ・高速移動Ⅲ・火魔法Ⅲ・土魔法Ⅱ
そして、ギーギンがギガギーギンへと進化。
一回り大きくなって、ツタの威力が半端ない。
ギガキザンキ
Lv1
HP600
MP300
STR29+15 VIT22+15
DEF16+15 INT15+15
DEX25+15 AGI25+15
ツタ攻撃Ⅳ・ツタホジ・捕食Ⅲ・気功Ⅱ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます