番外編.7
朝ご飯を食べ終えのんびり過ごしていると、ガチャガチャ、鍵の開く音がした。
「ただいま~」
お母さんが帰ってきた。気持ちいつもよりも明るい声がした。何かいいことがあったのかな?
「「「おかえり/~、お母さん/母さん/ママ」」」
私と連、かわいい妹の楓が響き渡る。
「ただいま。お留守番ありがとう」
お母さんが玄関から言った。顔をみなくても、笑ってるのが分かる。楓はお母さんが帰ってきたことがうれしかったのか、リビングから玄関に走り出した。
「はしったらあぶないぞ」
蓮がお兄ちゃんらしく楓に言っていた。でも、楓はそんなの聞こえてないみたい。
「お出迎えありがとう、楓。手を洗ってくるからちょっと離れててね」
こけないでお母さんのところについたみたい。よかった~。
「は~い」
楓は、明るい声で返事をしている。私は、リビングでお母さんと楓の会話を微笑ましく思いながら聞いていた。
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