応援コメント

第14話 マサムネは横帆と縦帆の特性の違いを説明する」への応援コメント


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    本格的な海洋冒険物で読むのが楽しいです。


    詰め開き(close-hauled)は、飛行機や鳥の翼にかかる揚力の応用との知識を持っていましたが、他者へ説明できるほど分かっていなかったので良い機会だと思い調べたところyoutubeで解りやすい動画を見つけました。

    https://www.youtube.com/watch?v=grb2whlleKE
    (「【ヨットは何故風上に進めるか】チョー簡単物理」)

    しかし、動画で説明されている「キール力」では、船の横断面を想像すれば、船の海面より上の横転力と海面下のキール力のいずれも右回りで、これじゃぁ転覆し放題じゃないかと納得できませんでした。

    それで、なおもWebで調べたところ、ようやく納得できる説明に辿り着いたのが下記のリンクです。

    http://www7b.biglobe.ne.jp/~yumaka/think6.html
    (「ヨットの原理と海」)

    ヨットのキールは単なる板状のものもあるのでその場合、動画のような「キール力」は生まれようがないですが、動画にあった水の密度は空気の約800倍あるという説明を合わせて考えると板状であっても横転力に抵抗し、復原力と合わせて拮抗するんじゃないかと納得できました。
    また、別途でキールに重りをつけるなどして重心を下げれば復原力が高まるという新たな知識が増えました。

    それから、船体が流線型なのは舵の効きに関係するようです。スクリューの直後に舵があるように、船尾の流速を上げることで舵に当たる水圧を高める効果を狙ったものだそうです。


    なお、掲載した動画等のリンクについては現在、フリーで公開されているもので、内容についての上記のコメントは個人的な見解で他意はありません。

    作者からの返信

    興味深い内容です。ありがとうございます。

    帆船およびその運用法というのは調べれば調べるほどに奥深く、帆船が最も進化した18〜19世紀こそ人間が最も海と共存できていた時代ではないかと思いますね(*^^*)

  • 流体力学など知られていない時代から、人類はどうすれば船が思い通りに走るかを経験則でわかってたんですよね……すごいなあ。

    ところで今回サブタイトルは……

    作者からの返信

    おわわっ サブタイ忘れてました。ご指摘感謝です。

    18世紀頃に帆船は進化の上限に達しますがその頃の帆船は本当に凄いですよ。

    そんな帆船の魅力もこの作品で少しずつお伝えしていきたいと思います。