装備・食料・燃料の確認
どうやら異世界に飛ばされた自衛隊・・3トン半トラック1台と、10名
百武「まず現状の装備などを確認しよう。野田2曹、燃料はどれくらい残っている」
野田「は、練馬駐屯地を出発する時に満タンにしましたが、防衛医大・防大を経由して御殿場まで高速を使ったので、残燃料は2/3であります。ジェル缶20lも満タンですが、合計しても残りの軽油は約150l。不整地ですので燃費をリッター3kmと仮定した場合なら450kmの走行は可能だと思われます」
百武「しかし、自衛隊・米軍はおろか、他の国の軍隊とも無線連絡が取れない。そもそもAMラジオすら受信できないと言う事は、機械文明がある惑星・世界に転移したとは思えない。下手をしたら、これから燃料補給は出来ない可能性の方が高いな」
朽木「武器弾薬に至っては、もっと心細いですよ。実弾は百武2尉の拳銃のみ。89小銃8丁は空砲が各自80発ありますが・・・空砲ですよ。威嚇にしかなりません」
百武「まあ銃剣はあるが、異世界で銃剣道とか言っても、防大の学生は銃剣格闘どれだけできる?」
宇喜多「1年2年は基本の型程度でしょうね。防衛医大は銃剣道自体 履修していないのでは?」
百武「食料は・・・状況前の8人はレーション7食持っているが、後支の二人は・」
玉井「俺らはレーション貰ってないっす。」
百武「3トン半の燃料も心配だが、まずは食料や飲料水の確保が先決か」
異世界自衛隊・・パンデミック阻止 幌筵陽炎嫁提督 @su-57pakfa
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