僕何かした?

 ゆっくりとまぶたを開き、最初に視界に入ってきたものは、いつも通りの家の天井だった。


 「あれ夢?」


 意識が少しづつ覚醒したのだが、寝る前までの記憶があやふやで、どうしてもいつベットに入ったのか思い出せない。


 ただ夢の中の内容は良く覚えており、産まれた病院で知り合った女の子と幼稚園で再会し、その子の病気を治すという、なかなか濃い内容だった。


 ここまで考えて思い出せないのなら、どこかで寝落ちをして運ばれたのだろうという結論にいたり、動かない脳は諦めて家に居る誰かに頼る事にした。


 一人ぐらいは居るだろうと、リビングに向かう為起き上がろうしたのだが、何だか体が重く思うように動かなかった。

 まるで弱体化の魔法を浴びせられたように感じる。


 体を無理やり動かし、手と腹筋を使い起き上がり、ふと横を見ると夏希が椅子に座り、不機嫌そうな顔で僕の事を見ていた。


 「お、おはよう」


 恐る恐る声をかけると、夏希からの返事は無くそっぽを向いて、寝室から出て行ってしまった。

 そういえばどうして夏希は家に居て、怒っていたのだろうか?


 手すりに捕まり、二階の寝室から時間をかけて階段でのっそりと降り、やっとリビングが見えた。

 そのリビングにはお父さん以外の家族が勢揃いしえおり、真面目そうに話し込んでいた。


 「おはよう。皆どうして集まってるの?」


 我が家では珍しい、緊張感のある空気に違和感を覚えるつつ、直球に質問するとリンが走ってきて、膝立ちで抱き付いてくる。

 ラウはお人形サイズになり頭に張り付き、フェストが足に体を擦り寄せきた。


 「また心配させて」


 モデルのような、スタイルの良い体に抱きしめられ、綺麗な顔が僕の顔の真横にある為意識してしまい、心臓が大きく音を奏でている。


 更にリンは可愛いもふもふの部屋着を着ており、肌触りが良く綺麗な見た目とのギャップで、いつも以上に目が離せなくなり、抱きしめタイムが終わっても、ついつい目で追ってしまう。


 「ハルト座りなさい」


 お母さんに椅子を指して座れと言われ、皆で食卓に行き座った。


 「可愛い服だね」


 リンの新しい服が気になり袖を掴み、近くで触っていると感想を言いたくなった。

 急に部屋着を触られて不思議そうにしていたが、感想を伝えると嬉しそうになる。

 けれどすぐ顔付きが変わり怒られてしまっな。


 「そんな事言ってる場合じゃないの!」

 「はい?」


 身に覚えのない怒りを買ってしまい、どうしてか二人を不機嫌にさせてしまった。

 寝るまでの記憶が一つも無いので、不機嫌にしてしまった理由が分からず直接聞いてみる。


 「僕何かした?」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 二つ目のレビュー頂きました。

 ありがとうございます。

 しばらく注目作品に乗らず、その為にPV数も伸びないのでとても苦しく辛かったので、レビューがすごく嬉しく励みになりました!

 本当にありがとうございます!

 自分みたいな底辺がおこがましいですが、もしよろしければレビューや星にフォロー、そして感想を頂けると嬉しく、モチベーションになるのでよろしくお願いします。

 レビューありがとうございました。


 最近の細かく区切る書き方と、そこそこ文を纏めた書き方どっちが見やすいですか?

教えて貰えると嬉しいです。


 二話 転生特典は「愛情」と「美食」でおねがいします 修正しました。気になる方は読んでみてください。大きく変更はしていません。


 コロ助での休載の為にしばらく注目作品にも乗らなく辛い状況です。

 励みにもなりますので、全力でフォローや☆にレビューお願いします!

 特にレビューをお願いします!10回くらい書いてください‪。強制です‪w


 ダメな所があれば教えて頂けると嬉しいです。


 Twitterやっています。

 可哀想な作者のTwitterを誰かフォローしてあげてくださいw


 採用して欲しい魔法がありましたらコメントお願いします。

 威力や効果も一緒にあると嬉しいです。


 そして新しくもう一本書こうかなと思っています。どんな作品が見たいか教えてもらえると嬉しいです!

 応援よろしくお願いします!

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