第3話 運命の出会い
実は、マッチングアプリで様々な人と出会った。そして、彼と出会ったのだ。初めて見た瞬間、私は彼を見て一目で好きになった。彼を見た瞬間、風が吹いた。それは、気持ち的にも物理的にも。大阪の夜は、寒かった。彼と会ったのは、11時45分、もう終電はなく、私は心斎橋で降りた。彼が、15分ほど歩いて、心斎橋まで来てもらった。彼は、優しくて道に迷う私にとにかく心斎橋の駅から出てきてと誘導してくれて、電話ですれ違って会った。彼の服装は、古着系で緑のぼだぼだした服に、下は白色のズボンだった。長袖だった。私は、彼と会った時に暑くないか聞いた。彼は、大丈夫だと言っていた。私は、結構派手めの格好でいったので少し恥ずかしかった。なぜなら、太っているから。
彼と一緒にクラブまで行き、バンビというクラブに行った。今は、期間中で入場料無料なのだ。私は、彼と一緒に歩いて行った。最初に、体温検査と年齢確認をされた。怖いお兄さんだった。でも、それくらいじゃないと、なめられてしまうのだろうと思った。彼と一緒に、初めてのクラブ。地下にあり、その道はホストに似ているなと思った。行ったことないけど。横を見ると、ピンクやオレンジの照明があり、音がガンガン漏れていた。もう、そこは人であふれかえっており、とても綺麗だった。ロッカー入れは、300円かかり、彼がお金を出してくれた。飲み物も奢ってくれると言っていた。彼は、クラブに40回以上通っており、踊り方が分からない私と一緒に踊ってくれた。曲によって、ダンスのように振付があり、手の振り付けは覚えやすかったが、足は意外と難しかった。とにかく、音は大きくとても楽しかった。曲もノリが良かった。私は、きっとその時そこにいる自分に酔っていた。その雰囲気にのまれていたのだと思う。彼は、思ったよりは身長は小さく、でもレディファーストでありとても優しかった。ジャンプすればいいとか、何とか。分からないことが多すぎた。そして、クラブ自体は意外と狭くて驚いた。あんな狭い所で、踊っていたのか。まあ、みんなで密接になって踊るのが楽しいのだろうな。彼が、お酒を奢ってくれて、一緒にレットブルーで割って飲んだ。のどが渇いていたので、あまり強いかは分からなかったが程よい感じで気分が良くなった。気分が良くなり私はまた夢中になって踊った。もう、ノリノリでどうしようもなかった。好きなことを思いっきりしている気分だった。気持ちが良くなっていた。でも、酔ったというほど酔ってはいなかった。気分が良くなった私は、彼と二件目のクラブに行きたいと思った。
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