第28話 テオティワカン遺跡
ここ数話は、完全に剣道から離れていますね。すみません。
なお、そろそろこの剣道女子、アメリカ体験記もお開きにしようかなとおもっているところです。もうちょっとだけ、お付き合いくださいね。
さて、今日はメキシコ観光で印象の強かった場所ももう一つだけ。
マリアは、日本から友人が来てくれた、ということで、大変張り切っておりました。そしてその中でも力を入れてガイドしてくれたのがここ、「テオティワカン遺跡」。
メキシコに遊びに来たくせに、前知識ゼロで来てしまったのですが、ここはかなり有名なところらしいです。知識がうろ覚えなので、ところどころ旅行社のサイトから引用を用いながら紹介しようと思います。
「テオティワカンは、4~6世紀に最盛期を迎えたアメリカ大陸最大規模の古代都市遺跡です。
メキシコと言えば、マヤ文明、アステカ文明が真っ先に思い浮かぶかと思いますが、どちらでもなくメキシコ中央高原で栄えたテオティワカン文明の遺跡です。
テオティワカンは、最大で20万人が住んでおり政治・経済・宗教の中心都市だったと考えられています。
しかし、ここまで大きな都市にも関わらず文字記録が見つかっていないため、民族の詳細や7世紀後半に急速に衰退した理由は不明で、未だ多くの謎に包まれています。
発掘調査は1884年から行われていますが、現在でも全体の10分の1程度しか発掘されていないそうです。」
(クラブツーリズム社 旅行情報サイト「クラブログ」【メキシコ】担当が教える、世界遺産『テオティワカン』の見どころ より)
さっそく引用かい!という声が聞こえてきそうですが、あまりの遺跡の巨大さに圧倒せれて、マリアの熱のこもった解説を、当時の私は完全に右から左へ受け流してしまっており・・・(マリアごめん)。
とにかく、開いた口が塞がらないくらい巨大な遺跡だったのです。石造りの台形の台座がいくつも重なって作られたようなピラミッドは圧巻でした。
なお「テオティワカン」はアステカの言葉で「神々が集う場所」という意味とのことで。1987年に世界遺産に登録された遺跡です。
せっかく来たので、ということで、太陽のピラミッドを登ることに。このピラミッドは、登ることができるピラミッドの中では世界最大の大きさということで、その高さは65mにもなります。高地なので、結構空気も薄く、かなりひいひい言いながら登った記憶があります。
もうね。足ガクガクでした。でも上りきると、そこには目の前に広がる「死者の道」と呼ばれるメインストリート、そして遺跡群が一望できる素晴らしい景色を目にすることができました。
古代文明を肌で感じる事のできる、貴重な体験となりました。本当に素敵な場所なので、もしメキシコに行く機会があれば、ぜひ訪れていただきたい場所です。
なお。先日のトルティージャのときと同様、こうして外に出かけるたび、言葉の通じないホセと二人きりにされてしまうことが度々あり・・・。困った私は、ホセに日本語の数の数え方を教え、ホセにスペイン語で数の数え方を教えてもらい。
二人きりになると、「よし、確認するか」とか言いながら、お互い日本語とスペイン語での数の数え方を確認する、という不思議な間の埋め方をしていました苦笑
なにはともあれ、メキシコ滞在の一週間で、だいぶメンタルがヘルシーになってアメリカに帰国することができたのでした。
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