深い深い心の闇を覗いてしまった気がしました。
評価はしづらい…でも、否定もできない。
(↑初めての感覚です。すみません…)
作品という形で出されているのが
本当に凄いと思います。
とにかく衝撃でした。フリーズしました。
コメントだけでごめんなさい。
読ませていただき、ありがとうございました。
(違うテイストの作品も気になっています)
作者からの返信
三寿木 春さんいらっしゃい★
お察しの通り、この作品は僕の作品の中ではかなり異色な物です。僕は基本、明るいタッチの作品を手がける事が多くて、光を当てるキャラクターも、善良で優しい人が多かったりします。
光を当てるべき人に光を当てる。が信念だったりするので、悪役を描くのは苦手かもしれません。だから元々は、こういった壮絶なざまぁ展開には否定的な立場でした。
にも関わらず、何故こういうエグい作品を書いたのか? と、いうと、三つ理由があります。
一つは、小濱作品全体に影響を及ぼす黒幕みたいなキャラが登場するからです。なので、徹底して悪い人を描く必要がありました。しかも、ただ悪いだけではなく、その人なりの信念やロジックに即した凄まじい悪さ。みたいな物を描く必要があったので。
二つ目は、本物の黒魔術を描く必要があったからです。昨今、魔法使いは美化されがちですが、よくよく調べたら本物の魔術師は、こういったヤバい存在です。そこを逃げずにキチンと描く作品も必要だなぁ。と、思われたからです。じゃないと、舐めて、
魔術イケてるー★みたいに魔術に手を出しちゃうアホンダラが湧いてしまいそうな気がするので。君が手を出そうとしてる物の正体はこういう物なんだよ? みたいに、言ってやる人が一人ぐらいいるべきだと思うので。
で、最後の理由が一番大きいのですが、一昨年、とある芸能人の人が泣きながら言っておりました。
「COCCOが世界を壊してくれたから、私は世界を壊さずに済んだ」
と。
衝撃的でした。
僕はそれまでCOCCOさんの曲はあまりにも痛くて辛くて救いがないと感じていたのですが、痛みを伴うギリギリの所から出た表現だからこそ、誰かを救うって事があるのか。と。
COCCOさんはある意味では、誰よりも、本当に追い詰められているギリギリの人に寄り添っていたんだと感じたのです。だから、僕も徹底的にめちゃくちゃやって世界を壊して、本当に追い詰められている人に寄り添えるような、救えるような作品を書いてやろうと思ったのです。
そういった意味では、ざまぁ展開を描いている作品は読者の苦しみや悲しみに寄り添っていると言えますし、救おうとしているのだと思います。なので、軽々しく無責任にざまぁ嫌いとか言えなくなりましたw
良子さんと冬馬君はめちゃくちゃやって世界を壊しました。
だから自分は世界を壊さずに済んだ。
そんな風に感じる人が一人でもいたら、この作品を書いた意味があるのかな。と、思います。
とにかく読んでいただきありがとうございました★
素晴らしい纏め方。
おまけに最後に先生の主力?作品と繋がる世界線。
あと、先生が意図していない読み方してしまっていたら申し訳ないんですが、人外への道を歩み出した後、“冬馬君”と”人間”として呼びかけられる。
今までモノのように扱われていた存在がヒトになり、血が通い、そして光あふれる“人間”の世界へ帰還......(深読みだったら無視して下さい^^;)
さてさて、あと二つの願いは一体いつ、何を......といったところが気になったり。
作者からの返信
師匠、流石です!
ある意味、人間を辞めてから人間として扱われるなんて皮肉な話ですね。
ですが、心的には最後の最後で人間の側に留まったので、此処でようやく冬馬くんの名前を呼ばれる。と、いうやり方をしております。
残り二つの願いについては……いつか別作品で描かれるかも!? ですw
最後までお読みいただきありがとうございます★
なるほどー、そうなるんですね。
ボクサツ君とこと一緒の世界なんですな。
霊能力と魔女、うん、いつか重なるのでしょうね。
あまり感想で触れている方いないんですけど、私は良子の疑似家族を構成してた人のことを考えると、ひどく底知れない恐ろしさに囚われてしまいます。
多分一人一人が違った背景で集まった(集められた?)人達ののでしょうけど。
お疲れさまでした。
作者からの返信
桁くとんさんいらっしゃい★
流石に鋭いですね!
そこに目を向けているとは!
擬似家族はつまり、一般社会に溶け混んでいる普通の人々。と、いうことになっていますね。だとしたら、彼らの規模や大きさは計り知れません。
誰を信じたら良いのかわからなくなってしまいます。普段仲良くしているあの人やあの人は、本当は何者なんだろうか? みたいな疑心暗鬼が生まれかねません。
実際、闇は日常の至る所に潜んでいて、気づかずにニアミスしているのかもしれませね。
冬馬くん、人間らしい感情を取り戻せてよかったです。
たった一人の良心で世界を覆すこの展開は胸アツです!
可憐ちゃんのお話に繋がっているのもよいです。
良子の組織はかなり大きなもののようですが、いつかまた出てくるのかなぁと期待してます。
作者からの返信
あやかさんいらっしゃい★
読んでくれて嬉しいです!
冬馬くん、本当に危なっかしかったですねw
ちなみに、ストリクスは、僕が作った言葉ではありません。
大昔から、ヨーロッパ辺りでは魔術師達をそう呼んでいたみたいです。この作品では、それを組織的集団として登場させている感じです。
可憐ちゃんの物語と、いつか交わるのかは……今は秘密です★
いつも有り難うございます☆
え?
これって『可憐な可憐』と同じ世界線ですか!?
それとも同じサイトが存在する並行世界みたいな感じでしょうか。
仮に同じ世界線ならいずれボクサツ君たちと対峙することになったりして……。
『可憐な可憐』ファンへのサプライズのような感じも受けました。
もちろんそれを抜きにしても充分面白いです。
特にこの結末は全く予想できませんでした。
裏切るところまではなんとなく分かったんですけどね汗
それに作品の色味が今までと違っても『この文章は小濱さんが書いている』となんとなく分かってしまうのは凄いと思います。
それだけ洗練されているのだと思います。
それが一番凄いと思いました。
新境地を見た作品でした。
作者からの返信
バレました?w
そう。
小濱作品は、基本的には一つの世界で起こった事を描いています。そういった意味では、スピンオフとはまた違った意味を持つ、独立した作品となります。
でも、そのパズルのピースを組み合わせる事が出来るのは、読者だけなのです。
もしかしたら、彼らの人生が交わる時が来るかも?
しれません★
なるほど、裏パブリックビューイングに繋がるのですね。
すごい小説を読んでしまった、という感じです。
グロテスクな表現って、もっと拒否感があるかと思ったのですが、
全然そんな感じがしなかったのは、小濱さんの筆力なのかなと思いました。
ラノベに出てくる魔法については、ちょっと違う感を持っていたので、
本当の魔術に関しても、書いていただいたのは痛快でした。
作者からの返信
麻子さんいらっしゃい★
おっと。
やっぱり気づいてしまいましたね。
そう。小濱作品同士は、それぞれ独立して完結している一方で、繋がってもいます。スピンオフとは違う考え方なのですが、可憐シリーズを読んだ読者さんには、より楽しめるような作りとなっております。
どうであれ、読んでくれて凄く嬉しいです。ありがとう★
小濱 宗治さん。
小濱さん、素晴らしいです!!!
凄くイイですっっっっm(_ _)m 私が凄い好きな素晴らしい小説です!!!
S級小説
だと思います♡♡♡♡♡♡
これはボクサツ君ですか!?(暗黙の了解)
小濱さん、天才ですねっっ
小濱さん、カリスマ性も茶目っ気もあって、無敵過ぎますm(_ _)m
小濱さん凄いです!!!
年内に書籍化して作家デビューですねっっっっ
陰ながら応援してますm(_ _)m
作者からの返信
いのりさんいらっしゃい!
めちゃくちゃ気に入ってくれたみたいで嬉しいです★
こんなに褒められると、調子に乗ってしまいそうですw
いつもありがとう!
S級小説タグも、後でチャレンジしてみようかと思います。
今後ともよろしくですo(^▽^)o
面白かったです〜!
色々あった(ありすぎた笑)けども、最後は世界にとって何も無かったように終わってくれたのがホッとしました。
しかしそれでも良子さんはまだ全然諦めてなさそうな終わりが恐ろしいところですね……。楽しめました!
作者からの返信
あばらさんいらっしゃい!
よりによってクリスマスに読んじゃったんですねw
ホラーでバイオレンスなクリスマスになったと思うけど、楽しんでいただけて何よりです。
一応、断っておくと、この作品は真田作品としてはかなり異色な部類になります。
いつもはもっとほっこりした作品を書く事が多いです。なので……真田の人格を疑わないようにw
ありがとうございました★