第2話 古の都
桓武天皇が長岡京から平安京に都を移してから凡そ200年。
若き花山天皇が出家のため退位し、数え年七歳の一条天皇が即位してから、早9年の時が経っていた。
世は、天皇の祖父として絶大な権力を誇っていた『関白』藤原兼家が亡くなり、代わってその息子 道隆がその座に就いたことによって…一つの時代が終わり、また新しい時代が始まりつつあった。
道隆は娘の定子を一条天皇の元に入内させ『中宮』としたことで、己の立場を絶対的なものとし…。
ついに、兼家の後継者として政の頂点に立ったのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます