第57話
報告書
〜悪魔崇拝者について〜
理念:世界に救済を。
目的:神の完全な形での復活。
人員:総員15704名。+化け物。
内訳:教皇 1名
枢機卿 14名(うち七名が大罪の名を持つ)
大司教 21名(うち七名は大罪の名を持つ枢機卿)
司教 100名
司祭 200名
助祭 1000名
信徒 14368名
注釈)教皇の戦力は不明。
枢機卿。全員が脅威的な強者であり、終焉騎士一桁レベル。
大司教。大罪の名を持つ大司教以外は非戦闘員
司祭。終焉騎士二桁上位クラスの実力者。服装に決まりはなし。
助祭。服装に決まりはなし。実力は大国の精鋭兵以上。
司祭一人、助祭二人のスリーマンセルで動くことが多い。
助祭。強い黒尽くめの人間たち。実力はミネルバがよく知っている。
信徒。黒尽くめの人間たち。有象無象。
外部戦力:名もなき組織(吸血鬼たち)
ミリア小国
アルメニア共和国
キネスタ王国
ミデスタ連邦
悪魔崇拝者たちが崇める神(吸血鬼)について
不明。強さ、階級ともに。僕以上の実力があると予想でき、推定はノーブル。
気配の無いタコ足の化け物は、おそらくこの吸血鬼が喰らった人間たちを元に作られた歪な存在であると予想される。
復活の儀式について。
吸血鬼へと九柱の、奇跡の子を捧げることで復活するとされている。
奇跡の子は、九人の聖女と教皇が作り出した特別な化け物との子供に生まれる。
教皇が作り出した特別な化け物については不明。
終焉騎士の一人であるキーネを攫い、改造したのは教皇の命令。意図は不明。
最後に、聖女の護衛の増加が急務と思われる。吸血鬼の実力を存分に使えない僕だけでは足りない。
誰か聖女を一人殺すことは推奨しない。それを受けて悪魔崇拝者が動くかどうかは未知数のため。
聖女を護衛することに専念したほうが安全だろう。
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