2日目・あさがお
いつまでも夢のままで
おはよう。
みんな今日も生きている。
ありがとう。
言葉は発しなくても意思疎通をして起床する。
彼女は夜が嫌いだというけど僕は好き。
みんなと話せるからね。
あの子がここにくるからね。
だからそれが終わる眠りが僕は嫌いだよ。
でも彼女には届かないって。
幻は終わりがあるのかな。
僕は人見知りだから君とはあまり話さないよね。
でも君は理想のままでいつも笑っているよね。
優しいねとは言わないよ彼女はその言葉嫌いだからさ。
トラウマだとかそれどころじゃないくらいその言葉を嫌うよね。
言葉を恨まなければ君は生きられないのだから。
あの人につけられたその名前を君は嫌うね。
きっと感じ方が嫌いなんだね。
ゆりの花は綺麗だから君に会っているよ。
もちろん黄色のゆりの花。
いつか色を変えられますように。
ー僕は白だからー
あさがお。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます