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朝早く起きたつもりだったけど、おばさんがもうご飯を炊いていてくれた。
「ごめんなさい」
「いいのよ どうせお父さんの分もあるから そうだ、これお給料」
「そんなぁ お世話になっているのにー」
「いいの その分は本町さんから充分いただいているから 今日は天気も良いし、楽しんできてね」
と言ってくれたが、確かお父さんもいつも朝はパン食のはず。そのうち、お姉ちゃんも起きてきて、作るの手伝ってくれた。おにぎりも海苔巻いて、私、上手に出来た。玉子焼きとか肉も焼いておしいそうなの出来上がった。もちろん、入物は一つにした。私は、覚えていたんだー。初めての時、木陰でモト君とお弁当食べた時、手が触れて、恥ずかしいけど、嬉しかったのを・・
おばさんとお姉ちゃんは先にお店に出て行った。私、白のサスペンダーのストレートパンツとロイヤルブルーのニットのセーターに決めた。私の大きくない胸でも少しは強調出来る。胸ぐらいは開けれる方が良いのかななんて、ふと考えたりして・・。なんだろうー、下着も私の持っている一番可愛いのにした
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