読書の秋!
借金業者も、結局一緒に住むことになりました。
「秋っていいよねぇ。」部屋の中に赤い葉が迷い込みます。
「さあ始まりました速読大会。実況はわたくし山田と、」
「............................」
「さて今回の選手、紹介していきましょう。」山田さんは表を出しました
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副菜代表 さすらいのひじき
腐女子代表 最弱借金業者
おかま代表 家出お姉さん
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「.......................................」
「ただいま初めて15秒といったところでしょうか。お姉さん早い!ただならぬ集中力です。もう100ページに到達します。」
「....................................」
「おっとここで、借金業者。追い上げてまいりました。どうやらボーイズラブの描写に入ったようです。手が止まりません。」
「ひじき選手はもう諦めました。本を食べていきます。これは早い!ですがそれは読書ではなく食書です。ということで、ひじき選手失格!」
「....................................」
「さぁ一騎打ちとなりました。お姉さん。早い早い!これはもはや神のレベルと言ってもいいでしょう!六法善書を読み進めていきます!」
「.................................」
「借金業者も負けてはいません!古事記を読み進めていきます。」
「..............................」
「おっと!ここでひじきが吐きました!流石に絵本はまずかったのでしょう!」
「...........................」
「ひじき選手号泣です。これをメロスが見ていたら、きっと顔を洗ったでしょう!」
「なくこはいねぇがぁ!!」
そこに現れたのは、鬼でした。
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