応援コメント

第114話 冀州・静かな晩餐、徐州侵攻への誘い」への応援コメント

  • この時代の料理ってどんなのかな?
    今と変わらないのかな?

    作者からの返信

    わりと今と似てる料理はありますねー。

    三国志展の資料からなのですが、当時は油が貴重で、蒸したり焼いたりが基本だったそうです。

    主食は、あわ、きび、米で、曹操の奥さんが親族に出した食事には「野菜のおかずと栗のご飯」と記されていますね。

    小麦を加工した「餅」もあります。
    中に肉を入れて餃子や肉まんみたいにしたかも?あるいは蒸しパンぽかったかも?

    その他には「いぬのレバー」「もちごめとナッツを一緒に炊いた飯」「生魚の切り身」など。

    お酒は醸造酒だったので度数は低く、最高でも10数%程度らしいです。
    穀物が不足気味だったので、お酒を造る事は贅沢だったそうです。


    ここからは…羊たちの沈黙のレクター博士みたいなお話になるので、苦手だったら飛ばしてください。


    当時は飢饉も多く、究極に食べ物がなくなった場合…
    人同士で食いあった、と、わりと何度か書かれていますね。
    真偽は定かではありませんが、「人の乾肉を兵糧にかなり混ぜ、人望を失った」という記述もあります…。


    最後は怖い話になってしまい、申し訳ありません。
    当時の食べ物はこんな感じだった、でしたっ。