第27話

 アーヤたちの目に飛び込んできたのは張り巡らされた青黒い管が集まっている中央の太い柱。その柱の下にあけられた穴にクッションを敷いて座っている男。

 ゼンナンが忌々しげに舌打ちして腰の剣に手を添えた。


「……テルノルト」


 アーヤの知っているテルノルトとは違った。髪の色も瞳の色も口の大きさも。アーヤがいつも見ていたのは王に変装したテルノルトだからこれが本来の姿なのだろう。


「ここまできたのかぁ。ご苦労さま」


 テルノルトはまるで危機感を感じていなかった。ティーカップを手に持ったままにこにことねぎらいの言葉をかける。


「ずいぶんと余裕そうじゃねぇか」


 ゼンナンは殺気を強めて剣を抜いた。


「えっと、はじめましてかな? 物騒な挨拶の仕方だねぇ」


 その瞬間、ゼンナンの殺気は膨れ上がり、横にいたアーヤとルークも命の危機を感じた。


「――思い出させてやるよ」


 ゼンナンはそのままテルノルト目掛けて走り出した。




******




 気がついた時には動けなくなっていた。


 グレンは目の前で服のシワを伸ばしている女を今すぐにでも殺したいと思った。道案内自体は正しかったようだ。だが、それだけではなかったらしい。


「フルノーレ様のくださった最後のチャンス、無駄にするわけにはいかないのよ」


 グレンとカーレンとナタリーはそれぞれの足元に浮かび上がっている魔法陣に囚われ、動けなくなっていた。道の先にあった扉をあけて入った途端のことだった。体中に重りをつけられているような感覚もあって立っているのがやっとだ。しかも、体にかかる圧力は次第に強くなってきている。


「お前アーヤも騙してるのか?」


 ロイセンの龍球から命懸けで守ったように見えたのもそういう演出だったのだろうか。


「騙してなんかないよ? 地底国家ができたらお姉ちゃんがちょっと暴れても私に免じて許してくれるって言ってたし、フルノーレ様に会わせてあげたし」


 サーヤは悪ぶりもせず笑顔で言った。

 彼女は姉への拗れた嫉妬こそなくなったようだったが、テルノルトへの信仰心は薄れていないようだった。アーヤと地底国家で暮らしていけると本気で思っているのだろう。そして、そのためにもグレンたちはいらないと。


「僕らをどうするつもりなの?」


 サーヤは「さぁ?」と少し首を傾けた。ただ指示されているだけらしくサーヤはこのままテルノルトのところへ向かうのだと言う。


 カーレンとナタリーはずっと黙ったままだった。しかし、サーヤがグレンたちに背を向けて歩き出そうとした時、カーレンがサーヤを呼び止めた。


「これからアーヤに会うのかな?」


 律儀に立ち止まってサーヤは「そうだけど? 何、遺言でもある?」と真面目な顔で言った。


「じゃあ遺言をお願いするよ」


 遺言という言葉に気を悪くした風もなくカーレンはサーヤに伝言を頼んだ。もとからそのつもりだったのか。


「『妖精物語をもう一度一緒に読みたかった。まだ二つ目の意味についての議論が終わっていないのが残念だよ』と伝えてもらえる?」


 平和な日常を切り取ったような文面にサーヤはそんなことでいいのかと思ったのか少し戸惑っていた。「え、ええ……それくらいなら構わないけど」と去っていく。

 サーヤの姿が見えなくなって、グレンはカーレンに尋ねた。


「さっきのなに? まさか本当に遺言だったりしないよな」


 カーレンはふふふと笑って一人余裕そうに言った。


「すべてうまくいくよ。悪夢は終わるさ」


 カーレンの言っていることは預言者めいていて謎の力強さがあった。どういうことなのか詳しく説明してもらおうと、グレンは更に質問しようとした。


「それがどういう意味か――」


 どういう意味か知りたいんだけど、と言い終わる前にサーヤが出て行った扉から人が入ってきた。アーヤが予想していた通り、デリバンだ。何十人もの一般人を引き連れたデリバンは、戦場で兵をあげているみたいだった。


「お前がそっち側にいるとはね」


 デリバンはローザの中で一番対人戦に長けている。盗賊団を潰したり、他国の戦争へ応援を送ったりする時に行くのは彼だ。サンライン王国のどこが平和の国だよとその度に思っていたものだった。


「ナタリー、グレン君のもお願いしていいか?」


 なんのことだとグレンが思うよりも早く、体にかかっていた圧力は軽くなった。動くこともできる。


「ナタリーは魔術の効果を弱めることができるんだ」


 だからナタリーは平然としていたのか。自分でもぎりぎり立てている状態で、女の子のナタリーは地面に倒れ伏してもおかしくはないと思っていたが、ナタリーは最初から魔法陣の影響を減らしていたのだ。


 それなら早くやってくれればよかったのに、とグレンが思ったのは仕方がない。肩の骨がミシミシ不快な音を立てはじめていたのだから。


 完全にゼロにはならなかったが、これくらいなら十分だ、とグレンは笑う。デリバンと戦える。


 合法的にデリバンをぶっ潰せるのだ。





******




 ゼンナンの剣は、テルノルトに振り下ろそうとして弾かれた。


 透明な壁に阻まれてそれより先に剣がいかないのだ。


「チッ――これどうなってんだよ」


 ゼンナンの様子を楽しそうに眺めてテルノルトは笑った。


「いやぁ、こうして鑑賞するのは面白いね」


 この煽り癖はアーヤの知るテルノルトとまったく変わっていない。人をいらつかせる天才だ。


 あの柱には強い防御があるようで、あの中にいるテルノルトには攻撃は届かない。アーヤは柱に繋がる沢山の管を見た。あの色はメイの額についていた宝石と同じ。つまりあれのもとは、星のかけら。


――やっぱり星のかけらが地底国家を支えている。


 一番効率的で効果的な解決策はたぶん、その大元を取り除くことだ。でも、その大元の場所はどこなのだろう。三カ国分の地下に広がる地底国家。

 広すぎるのだ。


「一度引こう」


 テルノルトにとって地底国家がどんな意味を持つのかわからない。

 パーティーで聞いた『あるべき姿に戻す』ということや建国宣言で言っていた『すべての人に救いを』ということがどこまで本当なのか。

 何が目的なのかわからない中今言えるのは、彼がアーヤたちが必死になっている姿を面白おかしく見て楽しんでいることだ。わざわざ楽しませてやる義理なんてない。


「それがいいと思う。ここを叩いても何も出なさそうだ」


 ルークは不快そうにテルノルトを見て、引くことに賛成した。ゼンナンもこのままでは意味がないとわかったのか過去一番の盛大な舌打ちをした。ゼンナンがアーヤたちの方へ方向転換して戻ってくる。


 しかし、そううまくいくものでもなかった。


 ゼンナンとアーヤたちの間の地面が消え、そこから国境村で見た石の巨人が出てきた。地面の穴が塞がっても、石の巨人のせいでゼンナンがアーヤたち側へいくことができない。


「なあ、あれって――」


 ルークが指さしたのは石の巨人の各パーツについている魔法陣。そのそれぞれの魔法陣の真ん中にはまっているのは紫色のガラスの破片のようなもの。

 アーヤたちはそれに見覚えがあった。


 国境村の核になっていた水晶の破片。


「どうだい、パワーアップして最強になったんだ。かわいいだろう?」


 テルノルトは安全地帯から呑気に言う。かわいくもなんともない。前の方が作りも雑で暖炉にしたくなる愛嬌があった。


「おいお前ら、こいつは俺一人でどうにかなる。行くなら行っとけ」


 巨人を隔てた向こう側でゼンナンは声を張り上げた。あの管に流れる元星のかけらを断ち切れば勝機がある。それをしない限り、終わらない。ゼンナンはここで足止めを食らうのは一人で十分と言いたいのだろう。


「俺はここでこいつが恐怖に泣き叫ぶところを見たいからここに残るぞ」


 まったく、どちらが悪役なのかわかったもんじゃない。


 ゼンナンは頼りになる。会ってからずっとそうだ。


「そいつは外を攻撃するより中を焼き切る方がいい」


 ルークはゼンナンにそう言うと、アーヤを引っ張って巨人の横をすり抜けた。「まかせろ」というゼンナンの声を後ろに聞きながらアーヤたちは来たところとは別のトンネルに入った。


 テルノルトは追手を放つこともしない。アーヤとルークは地底国家の中心を目指した。どちらも何も言わなかったが、こんな大掛かりなものを維持するにはその中心部分に仕掛けがあると相場は決まっていた。


 ラザール帝国が三カ国の真ん中だから、単純に考えれば帝国の中心を目指せばいいはずだ。アーヤたちが入った扉は帝都のものだから、もう少し南に進めば帝国の中心につくことができる。


 アーヤとルークは方向感覚を頼りに南へと進んでいく。ルークが持つ抜群の方向感覚は分かれ道が多い地底国家でとても役に立った。


 いくつ目かの曲がり角を曲がった時、グレンたちと一緒にいるはずのサーヤが一人でこちらへ歩いてきているのが見えた。


「お姉ちゃん?」


 アーヤとルークは嫌な予感を感じざるを得なかった。やはりサーヤが簡単にフルノーレ様への信頼を曲げるわけがなかったのだ。


「……サーヤ? 他の三人は?」

「そうそう『妖精物語をもう一度一緒に読みたかった。まだ二つ目の意味についての議論が終わっていないのが残念だよ』って男の人からの遺言預かってるよ!」

「――そう」


 邪気のない眼差しでサーヤはアーヤに笑いかける。その笑顔に背筋がゾクゾクとした。アーヤは記憶のある内で彼女と短い時間しか接していないが、なんとなく彼女のことがわかっていた。


 サーヤは悪いことをしているという自覚はないのだ。ローザに全てを捧げていた時のアーヤと同じなのだ。アーヤのことを姉として慕う気持ちにももう嘘はないのだと思う。


 だが、アーヤ以外の人はフルノーレ様に刃向かった者として殺す対象であるようだし、それは普通だと思っている。


 ルークが今にもサーヤに斬りかかりそうだったので手を掴んで止めた。

 ルークは悔しそうだった。サーヤに何をされたわけでもないのになぜアーヤよりも辛そうな顔をするのだろうとアーヤは思った。アーヤはここで出会す前からサーヤがどういう人か薄々気が付いていたのだ。自分と似ていたから。だから、ショックは少ない。


「ルーク、行こう。サーヤ、また後でね」


 サーヤはアーヤたちのことを止めることはしなかった。まだ諦めないのかとは言いたげだったけれど、アーヤたちが何をしてもテルノルトが勝つという絶対的な信頼もあったのだろう。


「また後でね、お姉ちゃん!」


 ルークが剣を持つ手に力が入ったのがわかり、ルークがサーヤを斬る前に、アーヤは急いでサーヤから離れた。



「なぁ」


 また角を一つ曲がった時ルークが口を開いた。その声は少し苦しそうだった。


「あいつは――あー、その、なんだ? 妖精物語って」


 ルークは言おうとしたことを途中でやめた。アーヤはルークがサーヤのことを言おうとしたことはわかったが、なんとなくサーヤについて考えたくなくて、ルークの言った妖精物語のことを考えた。


 なぜ今妖精物語なのかと考えて思い出したのは『ワンダーブック』とカーレンが言った文字が光る本のこと。

 アーヤは手短に説明した。ホールを探していたときに見つけたとは言わない。ローザだったとは知られているけれど、なんとなく知られたくなかった。「なんとなく、ってなにそれ」と思ってアーヤは心の中で苦笑した。


「どこの神話だよ」


 アーヤもあれが現実ならこの世界なんでもありじゃないかと思ったりもした。そしてあれが現実なのは事実である。


「カーレンはそれに二つ目の意味があるって言いたいみたいだけど……」


 帝国の妖精物語は、現状に対する警告と、窮地を乗り切るという二つのメッセージがある。二つ目の意味についての議論とカーレンは言った。あの本の言葉の二つ目の意味について、ということだろうか。


 『二日後岐路に立つ、葛藤は力なり』が現状に対する警告だったとしたら、窮地を乗り切るためのメッセージもあるということだ。


「それが一発逆転のチャンスってわけか」


 そうだと思う。だから答えを直接言うわけにはいかなかったのだろう。


ふつかごきろにたつか

つとうはちからなり


――鏡文字だったからもしかして


ふつかごきろにたつか

りならかちはうとつ


――直すと


ふりならかつかちはごきろうとつにたつか 


――七百三十九ページ……七三九?


ふりならかつか ちはご きろうとつにたつか


 意味はわからないけれど、古典文学で昔こういう短い文の作品の流行った時代があったと授業を受けたのを思い出す。ナンゼフ文学だったか。


不利なら勝つか 血は五 斬ろうと津に立つか


「――船着場……港?」


 でも、ここは地底国家。そんな場所あるだろうか。カーレンがこのメッセージが勝つための手がかりになると考えたのなら、なにかしらあるはずである。


 アーヤがぐるぐると頭を働かせている間ルークは黙っていたが、アーヤが声を出したことでルークも謎解きに参加した。


「メリルか? 帝国で港って言ったらあそこだと思うけど」


 そうか、デリバンのメリル派遣の目的は、ここにあったのかもしれない。


「メリルの地下へ行こう」


 予想が外れていたらとんだタイムロスだが、きっとメリルに行く価値はある。


 強い意志を持ったアーヤの顔を見て「おう」とルークは歯を見せて笑い、方向転換した。




******




 本当に死神みたいだ。刃の部分が炎でできた大きな鎌を振り回すデリバンは戦場の死神だと呼ばれていた。これが敵にいたら逃げ帰りたくなるよな、とグレンは冷や汗を流して今までの死神の犠牲者に同情した。


 メイの額にあったような濁った星のかけらはデリバンの右の二の腕に巻きつけられていた。グレンはそれを見ると無性に腹が立った。アーヤが星のかけらを使うとその空間は神聖な空気を持ち、美しく蝶や光が舞う。澄んだ海に光が反射する景色が見える。アーヤのことを不愉快に思っていた時でさえ見惚れた。


 ところが彼らが使うととたんに邪気を孕み人を外道にしていく。


 あれはアーヤしか使ってはいけないのだ。あれほど美しい物をなに汚してんだと怒鳴りたい。


「キミたち、どれくらい戦える?」

「僕たちはあそこにいる可哀想な国民たちを引き受けるよ」


 カーレンにうなずき、グレンは地面を蹴ってデリバンのもとへ飛び込んだ。本来グレンは魔術騎士。魔樹と剣の合わせ技が得意なのである。しばらく使っていなかった剣を引き抜いてその刃に風を纏わせる。


 片手で小型の魔法陣を手の上に出して、そこから渦を巻く水をデリバンへむけた。


 鎌をふって向かってくる鋭い水を蒸発させたデリバンの首を剣で狙う。

 頭を少し傾けて剣を避けたデリバンはそのまま鎌を回してグレンを斬りつけようとする。


「お前の攻撃はいつもワンパターンなんだって知ってるか?」


 それを言ったらデリバンだって攻撃のレパートリーは少ない。それを力技でねじ伏せられるのがデリバンの強みではあるが。

 グレンは後ろに飛び、剣を構えなおす。


「キミに言われたくはないね」


 あいつの嫌なところは似ているのに、肝心の能力は劣っていた。デリバンのような力強さも、ロイセンのような強力な必殺技も、メイのような斬新なアイデアも、アーヤのような器用さも持っていないから、できる限りのことを足し合わせてやるしかない。そんなのは言われなくともわかってる。だから、


「――やれることは全部やってやる」


 左手から三日月型の切れ味の良い風を生み出して投げつける。魔法陣を展開させてデリバンと同じくらいの大きさの水球爆弾を作る。


「そんなもんおままごとでも通用しねぇよ」


 飛んでくる風を全て鎌を振り回すだけで蹴散らしたデリバンは下卑た笑いをあげてグレンを見た。


「そうか、それは残念だ」


 水球爆弾はデリバンへ真っ直ぐ飛んでいく。デリバンがそれを鎌で斬ろうとした瞬間にグレンはデリバンの方へ駆けた。


 炎の鎌とぶつかった水球は霧になり視界を曇らせた。

 その瞬間を狙って剣を振りおろす。

 一瞬動きが鈍ったデリバンの肩をグレンの剣は躊躇なく斬った。


「――チッ!」


 右肩を大きく抉られたはずのデリバンはそれを気にすることもなかった。舌打ちをし、大鎌を振り回してグレンを狙う。


 火の粉とともにデリバンの血がグレンの頬に飛んだ。


「狂ってるのかよ」


 痛みを感じないはずはないのに。

 デリバンは魔法陣を足元に出現させる。グレンは風を足がかりにして宙を走りデリバンの頭を狙って剣を振り下ろした。


 それは魔法陣から出てきた炎の壁に阻まれた。火力が増した炎から生まれた熱気にグレンは後方へ飛ばされる。


「若い者は血の気が多いな」


 デリバンは鼻で笑いながら転がるグレンに鎌を振りかざす。


「だからどの口が言ってるんだよそれ!」


 鎌に風を放ちながら横に転がって間一髪それを避ける。そのまま風の刃を連発させながら態勢を立て直した。


 グレンは剣に圧縮した最大風力の風を絡ませて地面を蹴った。デリバンはニヤリと片頬を上げると鎌を大きく振りかぶり剣を受け止める。

 ぶつかった剣と鎌の触れ合った部分から反発し合った風と炎が吹き出した。


 その瞬間、グレンは片手でデリバンの服の胸元を掴んで引き寄せた。


「悪いけど、確実に勝たなくちゃいけないんだ」


 掴んだままその手から風を撃ち込む。

 デリバンがグレンの手を引き剥がそうと掴む前にグレンの風の刃はデリバンの胸を貫いた。デリバンの体はさらに放たれた風により飛ばされ、壁にぶつかって地面に落ちた。


 ずる賢い、悪党の倒し方。


 正義の味方は正々堂々戦うことを誇りにするのだろう。

 どう足掻いても正攻法の正義の味方にはなれないから。



 だから、せめて――



 グレンはまだ立ち上がろうとするデリバンへいくつもの水球と風の刃をぶつけた。

 連続した爆発音が地を揺らし、透明な水蒸気が赤く染まって宙を彩る。


――だから、せめて、ろくでなしの悪人でも、今まで積み上げてきた信念は貫き通す

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