第3話 くじ引き
3話も読んで頂きありがとうございます
めっちゃ嬉しいですU^ェ^U
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「そうしましょう、チームはくじできめませんか」
「オッケー」パーカーは楽しそうだな。
「あ、私 おみくじのストラップ持っています」
烏嬢が小さい箱?みたいなのをシャカシャカしている。
「ラッキー、くじ作るの面倒だったんだよね」
パーカーがそう言っておみくじを引いた。
大凶
「…………あ、これノーカンだから」
パーカーはそそくさと大凶のくじを元に戻して、ルルマに渡した。
「…じゃあ引くね…」
シャカシャカシャカシャカ
大吉
「チッ」
パーカーが舌打ちした。
「じゃあつぎは私が」
シャカシャカシャカシャカシャカ
凶
「な…このおみくじ…大凶、凶、大吉しか入っていないのか!」
ラヒが大げさに驚いている。
「いや、私が小吉と中吉を抜いたからなんですよ」
…………3人づつだからか………………
……………何故、そのセレクトにした?大吉、中吉、小吉、でいいじゃないか…………
「かして、つぎ私が引く。」
烏嬢から南はおみくじを受け取った。
シャカシャカ
大凶
「はい、次の人〜」
白けた様子で南はおみくじをルルに渡した。
シャカシャカシャカシャカシャカシャカ
大吉
「「チッ」」
南とパーカーが同時に舌打ちした。
「は、はい次の人…ラヒさんですね。」
「じゃあ、引きます…」
シャ
大吉
「「チッ」」また…以下省略
「これで3人は探索に行ってきて」
五十嵐がそう言った。
…………偉そうだな ………………
「うん、わかった。」
荒木兄妹とラヒは探索へ行ってしまった。
…………おっと、次は自分だ…………
「次、僕だよ。」
ラヒからおみくじを受け取り、振ってみた。
シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ
………………でないだと!…………
シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ ポロッ
……………………出た!………………………
床に落ちたくじを拾い上げる。
背後から南とパーカーが自分が引いたくじに集中しているのを感じる。
凶
……………………ふふん……………
南とパーカーがこっちを睨んでいる。
「次の人ぉ〜」
そう言って名取に渡そうとすると、パーカーにおみくじを奪われた。
「次は名取さんですよ?」
「今ならいける気がする!!」
フラグかな?
ポロッ…………さっ……
凶
…………おみくじをひっくり返した瞬間、大凶のくじが出できた、
が大の部分を指で隠していた。
「いやいやいやいや」
「それ大凶だよね」
「…………チッ、ばれたか」
パーカーはしぶしぶパーカーは名取さんに渡した。
…ん?…南と五十嵐が何かこしょこしょ話をしている…………周囲がわいわいうるさいので何を言っているか聞きとれなかった…
「じゃあ…引かせてもらいます。」
シャカシャカシャカシャカ
大凶
「…………それなら、」
「わたくしと西成さんと南さんですね、いきましょう。」
西成が何か言いたそうだったが、名取は無視して連れて行った。
「じゃあ、僕達も行きますか」
「何処に行くんですか?」
烏嬢が聞いてきた。
「横の部屋は大吉グループがやっているらしいから、別棟の植物園にでも行くか?」
五十嵐の案が妥当だな。
「五十嵐さんの意見に賛成です。植物園にいきましょう。」
真ん中の机の引きだしにこの館の見取り図があったので、それを見ながらいった。
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