6-1

 授業を終え、身支度を整えて部室に向かおうと席を立つと声を掛けられる茅野。


「茅野さん、ちょっと良いかな?」


 茅野が見上げると、恰幅が良く油ギッシュな男性生徒がハンカチで顔から流れる汗を拭きながら話しかけてきた。


「えっと……?」


「角谷です。角谷孝二です」


「っあ、そうそう。角谷くん角谷くん。同じクラスの」


「そ、そう。ちょっと聞きたいんだけど茅野さんは弁護部に入ってるんだよね?」


「うん、そうだけど?」


「弁護依頼したいんだけど、紹介してもらって良いかな?」


「え~無動さんを⁉ 止めときなって、腕は確かに? いや、少しは」


 左目を閉じ、右目を細め右手の親指と人差し指で少しの仕草を作る茅野。


「ホント、コレぽっちは役に立つかも知れないけどそれ以上に口は悪いし、暴力振るうしで百害あって一利なしだよ。良いの?」


「うん。どうしてもお願いしたいんだ」


「はぁ~。けちょんけちょんに言われても責任取れないからね?」


「うん」


「じゃあ、行こうっか」


 鞄を持って、弁護部に向かう茅野と角谷。


 茅野が角谷を待たせて、一人弁護部の部室に入る。


「無動さん、居ますか?」


 アイマスクを外し、目を擦りソファーから起き上がり、欠伸をする無動。


「何の用だロリ?」


「なんだ無動さん居たんですか? てか、なんで寝起き何ですか? まだ、授業が終わって10分も経ってないのに?」


 お湯を沸かしに行く茅野。


 いつも回転椅子に座る無動。


「これだからロリは。理由は簡単だ。朝から寝てたに決まっているだろうが」


「朝からって、学校に何しに来てるんですか?」


「学校は学び舎じゃない、訓練校だ。出席日数と成績さえ維持してたら問題ない」


「訓練校? なにそれ? 学校は学び舎でしょ!?」


 鼻で笑う無動。


「違うな。学校は理不尽さや不条理さを学ぶって事ならそうかもしれないがな」


「また、捻くれた事を言い出したよ、この人は」


「まぁ、聞け。そもそも教育とは教え育てると書くが、授業は教科書に書いてるのをなぞるだけ。教育というなら個々に合った授業の進め方をするべきじゃないか?」


「まぁ、それは」


 お茶を淹れて、無動の前に湯呑を置き、ソファーに座る茅野。


「でも、そんな事無理じゃないですか? 先生の数がいくら居ても足りないじゃないですか」


「そうでもない。ガキって言うのは単純でな。興味が湧けば一人で進んでいく。分からなければ、その時に聞いてまた一人で進んでいく。精々、一クラス三人ぐらいの教師が居れば事足りる」


「はぁ」


「だが、今の学校がやっているのはストレスに耐性を持ち、堅忍出来る人間を作ってる」


「堅忍?」


「考えてみろ。幼い頃から蝶よ花よと育てられた人間がいきなり世の中に出たらどうなる?」


「どうって?」


「ストレスMAXの世の中だ。精神に異常を来し、引き籠り所か自殺者増加まっしぐらだ」


「え~、そんな事ないですよ」


「まぁ、落ちてる物でも喜んで食べる図太い神経を持ってるロリならどんな世の中でも生きていけるだろうがな」


「はぁ!? 一々、人を貶さないと喋れないんですか無動さんは!?」


 眉間に皺を寄せ、無動を睨む茅野。


 突如、ドアをノックする音が聞こえ反応する無動。


「どうぞ」


 瀬良が部室に入ると、その後に続くように角谷が入り、無動に頭を下げる。


「貴方たち、人を待たせておいて痴話喧嘩はないんじゃない?」


「っあ、やば!? 忘れた」


 茅野の方を向く無動。


「やば? まぁ、どうぞ。こちらへ」


 無動がさっきまで寝ていた三人用のソファーに招く。


 三人用ソファーに角谷が座り、茅野にフクスナのカステラが入った紙袋を渡し一人用のソファーに瀬良が座る。


 無動は角谷に対面するようにソファーに座る。


「すみませんねぇ、うちの自称入部部員のロリのせいで待たせたみたいで」


「いえ、お願いしたのは自分なので」


「それで、私に何か御用で?」


「はい。実は訴えたい人がいるんです」


「それは訴訟、ってことですか?」


「……はい」


 深く頷く角谷。


「まず、お話をお伺いしましょう」


「実は結婚詐欺にあったんです」


 お茶を飲もうと啜った途端に角谷の発言で咳き込む無動と、瀬良と角谷にお茶を出そうとしてた茅野が茶筒を落す。


 無動が茅野を睨むと軽く頭を下げる茅野。


「すみません」


 鼻を鳴らす無動。


「失礼。続きをお願いします」


「はい。相手は久米舞歌さんって言うんですが」


「へぇ~、あの久米さんねぇ」


「なんだ!? 瀬良は知ってるのか?」


「隣の舞鶴高校の生徒で美人さんで有名よ。確か……」


 瀬良は鞄の中から自治区のタウン誌を取り出し、西地区の特集がされているページを無動に見せる。


「コレよ」


 タウン誌に目をやる無動。


「ふ~ん。瀬良が特集されてるなぁ。コレで有名人だな」


「そんなのどうでも良いわよ。それより良く、見なさい」


 右下の記事を指さす瀬良。


 瀬良が指さす記事には端にボブカットに切れ長の目をしていてスタイルが良い久米舞歌の写真と舞鶴高校の記事が載っている。


「この人でお間違いないですか?」


「はい。その人で間違いないです」


「この……久米さんという人に結婚詐欺に有ったと?」


「はい」



回想


入学式と書かれた立て看板を尻目に力無くとぼとぼと歩いて自治区綾南高校を後にする角谷。


 商店街を歩いていていると財布を見つけ、拾い上げる角谷。


「誰のだろう? 近くに交番も無いし……」


 辺りを見渡す角谷。


「ちょっと、お兄さんお兄さん」


 角谷の肩をチョンチョンと指で叩かれ、振り返る角谷。


 上目遣いで角谷を見つめる久米。


「そのお財布、私のなんですぅ」


「っえ!? っあ、これは落ちてたのを拾っただけで盗もうと思ったわけでは……」


 口に指を充ててハニカム久米。


「ふふ、分かってますよ。面白い人」

  ×  ×  ×


 お茶とカステラを出し終えた茅野が無動と同じソファーに座る。


「チョロ!?」


 茅野のおでこを軽く叩く無動。


 苦笑し、頭を掻く角谷。


「続けて下さい」


「はい。これが、僕と久米さんとの出会いでした」


「私もやってみようかな。なんちゃって……」


 無動が瀬良に見せて貰っていた雑誌を丸めて茅野の顔面を軽く叩く。


「あべし!!」


 顔を両手で覆う茅野。


「冗談なのに」


「すみませんねぇ、ロリは無駄口を叩かないと生きていけないんですよ。お気に為さらず話を続けて下さい」


「はい。それから何度か会っている内にお金を貸したり、プレゼントをあげていたのですが、次第に会う回数が少なくなり遂にはストーカー扱いされて僕は彼女に会う事が出来ないようになったんです」


「それで?」


「はい、僕もおかしいなって思ってネットで調べたら結婚詐欺じゃないかと言われて……」


 汗を拭く角谷。


 無動が俯き、溜息を付くと茅野の首根っこを掴む部室の端に連れて行く。


「おい、ロリどういうつもりだ⁉」


 小声で話す無動。


「どうって、只の依頼人じゃないですか?」


 深く大きい溜息を無動が付くと気まずそうに瀬良を二~三度チラ見する角谷。


「お前が連れてきたのは厄介な依頼人だ。断れ」


「え~、せっかく連れてきたのに」


「お前が出来ないなら俺が断る」


 席に戻る無動と茅野。


「そ、それでどうなりました? 引き受けて貰えますか?」


「すみませんが、この問題はお引き受け出来ません」


「な、何故ですか?」


「分かりやすく言うと、貴方にデメリットしかないからです」


「デメリットですか?」


「はい。貴方の言う、いや厳密に言うと今回の場合は結婚詐欺では無く恋愛詐欺になります」


「恋愛詐欺?」


「ロリは黙ってろ。まぁ、名称は違えど基本は同じだと思って頂いて大丈夫です」


「……はい」


「この件で難しいのは悪魔の証明をしなければならないからです」


「悪魔の証明? なんですかそれは?」


「今回の件だと愛情のことね」


 瀬良の一言に鼻を鳴らす無動。


「そこの瀬良の言う通り。愛情は目に見えないので証拠がありません。なので、言ってしまえば証言台で嘘を言ってもバレないんですから」


「嘘……ですか?」


「はい。まぁ、バレれば偽証罪には成りますがね」


 口元を緩め、不敵に笑う無動。


「そうですか」


 肩を落とす角谷。


「何か訳ありですか? 結構な金銭を渡したとか?」


「いえ、お金は100万ぐらいでそこまでは……」


「100万って結構な額だとおもうんですが、他には?」


「上げた物もブランド品でも高くても20~30万ぐらいなのでそこまで高額では無いと思います」


 目を丸くする茅野。


「はぁ~、私にもそんな男性現れないかな」


「自称、読モのロリとは大違いだな」


「うるさいな。どうせ、私は底辺の読モですよ」


 不貞腐れる茅野。


「茅野さんは読者モデルをやってたんですか?」


「えぇ、でも勘違いしてはいけませんよ。このロリがやっていたのは、たまごクラブひよこクラブこっこクラブのような赤ちゃん雑誌ですから」


 嬉々として喋る無動の頭を叩く茅野。


「違うって言ってるでしょ。こっちに来るまでは週に2~3回はやってました」


 頭を撫でる無動。


「ロリの言うように結構な金額を久米さんという方に渡されてますが、お金では無いとすると何が目的なんですか?」


「そ、それは……」


 目を逸らす角谷。


「まぁ、いいでしょう。話したくなければ構いません」


 ホッとする角谷。


「ここからは貴方のデメリットをお伝えします」


「はい」


「一つは資金面です」


「資金面ですか?」


「はい。訴訟を起こすならそれなりの資金が掛かります。まぁ、本当の裁判よりは安く済みますが約100万前後は掛かります」


「それぐらいならなんとか」


 眉間に皺を寄せ、渋い顔をする無動。


「次、と言いますがこれが一番厄介なんですがね」


 唾を飲み込む角谷。


「貴方の名誉に係わります」


「名誉?」


「訴訟を起こして勝てればいいですが、負けると相手が名誉棄損で訴えられる可能性があります」


「はい」


「それだけではありません。訴訟中は傍聴席で訴訟後は裁判記録で第三者が閲覧出来ます。当然、言われなき事や嫌がらせも起きます。勿論、進学や就職に影響を及ぼすでしょう。悪いことは言いません。犬に噛まれたとでも思って忘れた方が賢明ですよ」


「泣き寝入りなんて無動さんらしくないじゃないですか⁉」


「そうじゃない。角谷さんに醜い現実を目の当たりにさせたくないだけだ」


 顔を俯かせて下唇を噛みしめ、爪が食い込む程強く握りこぶしを作る瀬良。


 瀬良をチラッと見るが直ぐに角谷に視線を戻す無動。


「醜い現実って?」


「お前には関係ない」


 無動の声色がいつもより引く冷たい感じに徒ならぬ雰囲気に押し黙る茅野。


「お願いします」


 角谷の真剣な表情に諦める無動。


「貴方の望む答えを得られる可能性は極めて0に近いです。それどころか訴訟に持ち込めるかも怪しい。貴方にはデメリットしかありませんが本当によろしんですね」


「はい。お願いします」


「分かりました。お引き受けします」


 部室前で無動達に頭を下げる角谷と見送る無動。


「それではお願いします」


 一礼して弁護部を後にする角谷。


「本当に引き受けてよかったの? 一応、私の方もでも動いてみるけど刑事告訴は難しいわよ」


「だろうな。民事も何処までやれるか」


 溜息を付きつつ、カステラを頬張り身支度を整える無動。


「ん!? 旨いな。このカステラ」


「お口に合ってよかったわぁ」


 ×  ×  ×


 バスに揺らて10分程経つと、久米舞歌が在学している舞鶴高校前にバスが着き、校門を潜る無動。


「ここはウチと同じで警備員を設置していない……」


 周りを見渡し、数ヶ所に設置されてある監視カメラを見つけ、頭を掻く無動。


「な、訳がないかぁ」


 体格の良い警備員二名が無動に向かって近づいてくる。


「君、ここの生徒じゃないね。学生証を見せて貰えるかな?」


「はい、綾南高校の無動和真です。こちらに在学中の久米舞歌さんにお話をお伺いしたい事がありまして……」


 学生証に貼られている写真と無動の顔を見比べる警備員。


「此方、お返しします」


 学生証を返す警備員。


「こちらはまだ、HR中ですので、応接室でお待ちください」


 警備員の二人に挟まれ、応接室に案内される無動。


 応接室に通され、椅子に座って待っていると久米が二~三度ノックして無動の対面に座る。


「私に話があるっていうのは貴方?」


「初めまして、綾南高校で弁護部に所属している無動といいます」


 爪を見て、マニキュアを塗り始める久米。


「それで何の用?」


「実はですね、綾南高校の生徒で角谷孝二という生徒が居るのですが……」


 無動の話を遮る様に久米はため息を付くと財布を取り出し、千円札を無動の前に差し出し、それを見つめる無動。


「なんですか?これは?」


「悪いんだけど、そいつに返しておいて。どうせ金を返せって事でしょ?」


「まぁ。ですが、角谷さんは貴方に恋愛詐欺に有ったとおっしゃるんですが?」


「恋愛詐欺?」


 深いため息を付く久米。


「キッモ……」


「キモいですか?」


「そもそも、角谷だっけ!? そんな奴の恋人に成ったつもりは無いんですけど」


「ですが、お金を借りてられてたり、会う度にプレゼントを貰っていらっしゃいますよね?」


「それが? 話してる時に偶々、お金に困ってるって言ったら向こうが呉れたんじゃん。それが犯罪になるわけ?」


 眉間に皺を寄せる無動。


「ですが、お金にしろプレゼントにしろ返すチャンスはいつでもあったと思いますが、何故返されなかったんですか?」


「あ~、それはコレ……」


 鞄からスマホを取り出す久米。


「このスマホがお風呂に入ってる時に落としちゃって、水没したの」


「ちょっと、いいですか」

 

 無動が久米からスマホを受け取り、電源ボタンを押すが反応しない。


「この中にそいつの連絡先があったけど、スマホが壊れて連絡出来なかったからよ。コレで分かった?」


「えぇ、まぁ一応は……」


 スマホを久米に返す無動。


「ったく、振られたとか因縁付けて金を返せだのプレゼントを返せだのって、仕舞には訴訟? 冗談じゃないってぇの。こっちも忙しいんだからそんなのに付き合ってられないわよ」


「お気持ちはお察しします」


「もう、行っていい。この後、約束があるんだけど?」


「っあ、はい。ありがとうございます」


 壊れたスマホを鞄に仕舞い、応接室を出て行こうとする久米がこめかみを掻いて考えこむ無動に話しかける。


「ねぇ、そのお金、ちゃんと渡しといてよ」


「っあ、はい。渡しときますよ」


「それじゃ」


 千円札を封筒に入れ、鞄に仕舞い応接室を出ていく無動。


 無動が警備員の後に続いて舞鶴高校の校門を潜ろうとしたその時、誰かに見られてる気がして振り返るが、誰も居らず首を傾げ頭を掻く。


「気のせいか」


 無動が校門を超えてバス停に向かって行くのを教室から見届ける舞鶴高校の男子生徒。



 部活を終えた生徒達がバス停に並んでいるのを尻目に綾南高校の弁護部の部室に向かう無動。



 残ったカステラを一人で頬張って、満面の笑顔をしてる茅野を見つけ眉間に皺寄せ、睨む無動。


「お前はこんな所で何をしている?」


「っん、ふどぉうひゃん!?」


 口に頬張ったカステラが喉に詰まり胸元を叩き、お茶を流し込む茅野。


「お前、カステラを一人で全部食べたのか!?」


茅野の横には空になったカステラの空き箱が四つ程置かれていた」


「いや~このカステラ美味しいですね」


「おいロリ、このカステラは1号はあったはずだぞ」


 照れ隠しのように頭を掻く茅野。


「美味しいに大きさは関係ないですよ」


 茅野の両頬を引っ張る無動。


「おい、ロリデブ。お前は1号もあるカステラのカロリーを知ってるのか? しかも、それを四つも。お前はもう、〇ブリに出てくる主人公の両親同様豚まっしぐらだな」


「りひょうも、しゅみましぇんへした」


「ったく……」


 茅野の両頬を離し、無動の指定席でもある回転椅子に腰を掛ける無動。


「おい、ロリデブ。角谷さんはどういう人だ?」


 両頬を摩る茅野。


「そ~ですねぇ」


 首を傾げ、人差し指を顎に当てて考える茅野。


「まぁ、見ためのままって感じですよ。スポーツは苦手みたいですし、勉強は可も無く不可も無くって感じですね。あと、よく汗をかいてます」


「友人とかはいるのか? クラスでは誰かとよく話しているとか?」


「さぁ~? 私も今回が初めて喋ったぐらいですし。無動さんの方はどうだったんですか? 相手の高校に行って話してきたんでしょ?」


「それなんだがな……」


 鞄に仕舞っておいた封筒を取り出す無動。


「微々たるもんだが返済もしてきた。これで、ますます訴訟に持っていくのは難しくなった」


「何でですか?」


 封筒をのぞき込む茅野。


「千円だ。コレを角谷さんに渡して、返済に充てろだと」


「せ、千円!?」


「コレで債務不履行に問えるとしても詐欺罪では厳しいだろうな」


「そうなんですか?」


「あぁ、詐欺罪は故意に人を欺き、金品や財産を得る事になるが今回は恋愛が絡んでくるからそれが欺罔なのかどうか。コレはさっき、角谷さんに言った通り当人しか分からない。次に……」


 封筒を持ち上げる無動。


「コレだ」


「千円?」


「そう、コレで返済する意思がある事を示してる。訴訟に持ち込んでも裁判官は向こうの肩を持つだろうな」


「へぇ~」


「しかし、何か違和感がある」


「違和感?」


「あぁ。コレはもう少し、久米舞歌とかいう生徒を調べた方が良さそうだな」

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