第61話 炸裂妄想日記よカムバック

 なんだか急に「勝手に毎日更新」なものが三つになってた本日。


 先ほどカクヨムフレンズに、「妄想日記なのに、最近妄想が少ない」と言われてしまったのである。おお、そうかも。カクヨーム王国が楽しすぎて、そっちに妄想力を使っちまってたわ。と、ちょっぴり反省な本日の日記はではどうしよう?


 まだお昼である。今日私がしたこといえば、軽く専業主婦の仕事をして、昨日カクヨム片手に見ていて見逃したドラマをもう一度観た、と言うくらいしかネタがまだない。おかしいな、『カクヨーム王国での日常』ネタならすでにあるのに?


 でも先ほど、リアタイでそのカクヨムフレンズからご指摘を頂いた通り、妄想が最近少ないのは確か。そうか、こういう時はアレだ、いつもの脳内再生くんを呼び出すか。おっと、その前に、さっきまでよろず屋書いてたから、このヘッドフォンの音楽をクラシックから、いつものノリノリダンスミュージックに変えねば! よいしょっと。お!いいねいいね! 戻ってきたね! これで後コーヒー入れて指をあっためれば行ける気がしてきたどーーー!


 見てろよ! 風鈴! 今日は妄想炸裂日記だったね! とコメさせてやるぅ!


 えっとじゃぁ、どんなんにしようかな、どんなんにしようかな、えっと、とりま、いでよ!脳内妄想ストック!


 おお、なんだこれは、カクヨーム王国ネタばっかりじゃないか、それは今はいいんだって、私のご褒美時間に取っておくんだから! え? それじゃああんまりストックないって? そんなことはないでしょうに。妄想が強いのならそこそこ誰にも負けないくらいの自信はあるで? え? じゃぁ家の中ぐるっと回ってネタを探してこいって? えー。今コーヒー入れてパソコンの前にきたばっかなのに、めんどい〜。 騙されたと思って、お昼だし、とりあえず行ってこいって? はいはい、じゃぁそうしますよ! そうね、妄想が少ない言われちゃったもんね、そうだねそうだね! じゃあちょっくら行ってくるわ。


 カチコチカチコチ…… ……チーン! ご馳走様でしたー!


 うん、ネタあった。これ面白いかは、わかんないけども、でもネタは見つけてこれたぜよ。それよりも!! 執筆活動真っ最中のはずのカクヨムさんが、私の話を一気読みしてくれてて、嬉しいけど、執筆いいんですか〜ってスマホの通知を静かに眺めながらツッコミ入れちゃった。さ、最近よろず屋ネタいっぱい書いてたから、お気遣い頂いちゃったのかな…………おろおろ。それやったらすいません!です。


 あ、また無駄に脱線しちゃった。また文字数を稼いじゃったわ。ていうか、これは日記だからね! 面白い妄想を炸裂させて書くだけではないのですよ? なので! 本日の我が家のとあるお話を、ほんのり妄想交えながらお届けしたいと思います!


 それでは楽しく行ってみよーー!

 

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「僕の名前は明太子」


僕の名前は「明太子めんたいし」ピチピチの男の子の設定だ。


僕は昨日、この家に買われてやってきた。もともとちょっと高級なお値段だった僕は、少し前からちょっとずつ値段が安くなっちゃって、ちょうど半分くらいの値段になったのを見計らったこの家のママさんに買われたんだ。


でも、安心してね、半分の値段になっちゃっても、きっと僕はまだまだ現役で行けるほど美味しいはずだから。


僕の身体はとっても柔らかいんだ。触るとぷにって凹むけど、でも適度な弾力もあって、そしてとても綺麗なピンク色をしているんだ。形はね、えっとね、そうだね、おち…バシッ!失礼。


えっとね、形はね、そうだな、おち…バシッ! 失礼。えっとね、えっとね、形はね、うんと、うんと、三回目はやらないよ。これは師匠のネタだから。えっとね、形はね、真ん中が少し膨らんでいる細い楕円形なんだ。うん。


でね、僕は昨日から冷蔵庫の中で眠っていたんだけど、朝から何にも食べてないってことに気づいた僕を買ってくれたママさんが、残り物のおかずとご飯に合わせて、僕を食べることにしたんだって。


僕は暗い冷蔵庫の中から、パックごと取り出されて、一緒に入っていた「明太子めんたいこ」ちゃんとね、離れ離れになって、今、真っ黒な穴の空いている板の上に寝かされたとこなんだ。


どうやらこれから、焼いて僕を食べてくれるみたい。焼かれる気分っていうのは味わったことがないんだけど、初めての経験で胸がドキドキしてるんだ。


カチチチ…チ… ぼうおぅ


音が聞こえてきてね、お尻の方から熱い炎が僕を焼いているのが、ちょっと鈍感な僕でもよくわかった時にはね、思ってたよりも熱くって、それでもって、僕の身体がどんどん縮こまっていくのがわかったんだ。


ううう。なんだこの気持ち。ぎゅうって心がなってる。あ、違うか、ぎゅうってなってるのは、僕の身体だ。あのね、僕の柔らかい身体はね、あのね、火に焼かれてね、ぎゅってだんだん硬くなってきちゃったんだ。


あのね、僕の身体の形はね、えっとね、えっとね、例えるならね、おち…バシッ!失礼。やっぱりね、ボケツッコミは三回やらないとダメだからね。


えっとね、それで、僕の身体はだんだん縮こまって硬くなって焦げてきてね、そしたら僕を焼いてることを思い出したこの家のママさんがね、忘れてた! とかなんとか言いながらね、僕を箸でひっくり返してくれたんだけどね、なんとこともあろうか、僕の身体の中にいっぱい詰まってたちっこい丸いものがね、パチパチパチパチ音を立てながら飛び出てきちゃってね。大変なことになってきたんだ。


ぼ、僕の身体の中はいったいどうなっちゃったんだろうって、ちょっと怖くなってきちゃった。どんどん僕の身体は熱くなるし! もう大変なことになってきちゃったんだ。


えっとね、えっとね、えっと、例えるならね、もうやらないよ、そのネタは。もう四回目はやらないよ。安心してね。えっとね、例えるならね、うんと、今探してるからちょっと待ってね、えっとね、えっとね、例えるならね、うんと、うんと、あ!そうだ! これこれ!


『焼き明太子』


こうして僕は、「明太子めんたいし」からね、『焼き明太子』に進化してね、それで、この家のママさんのお腹に、お茶碗二杯分の白米と納豆とかぼちゃの煮物とともに流れ込んだんだ。


ヒー! 高カロリー!


おしまい

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と、そんなこんなな本日は、妄想が炸裂できたでしょうか、かなりの自信がない作ですが、子供の学校お迎えが入ってしまったので、今日はこの辺で。



追記


妄想力が落ちているぞと指摘してくれたカクヨムフレンズのコメントは、


「うん、つまらん!もう、ぴちぴちとか書くから、予想はしてたよ。これ、料理の新パターンだよね」


でした。せっかくいつもコメントくれてる時の彼女の口ぶりで妄想したのに、残念。修行がまだまだ足りない私なのでした。とほほ。


ふっ! でもこのコメントもらって書くまでが、リアル生エッセイであったことを、彼女はまだ知らない。


だから、最初の方に書いただろうに。コメさせてやると。ぷぷぷ!


『本日の勝負、和響の勝ち』



本日もお読みいただきまして、誠にありがとうございました。ニュースでは現地での情報なども流れ始め、お願いだから、静かに話し合いをしてください、と祈るばかりです。


今日も、明日も、これからも、皆さんにとって光あふれる幸せな日でありますように。

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