第7話 ミリアの能力/閑話(1)皇都にて


  (8)ミリアの能力


 しっかりと防寒対策をしたミリアを連れて、二人と一匹で森の奥を目指す。しばらく彼女の世話を優先し、必要最低限の外出で済ませていた。それも小屋の近くに限定し、しかけたわなの確認だけして帰るのがほとんどだ。森の奥に仕掛けた方が大物もかかるが、無いよりましだ。


 ゆえに外出自体が久しぶりになる。ミリアはあの夜以来だ。彼女とアッシュが少し先行し、ダグラスはその後をゆったりと歩いていく。


 雪は深いが、しばらく晴天が続いてしっかり圧雪されているのか、歩きづらさはさほどない。サクサクと心地いい音を立てながら歩いていく。一面の雪景色は、陽ざしのはね返りでまぶしいくらいだ。


 その光の中を、ミリアは跳ねるように進んでいく。女物の外套は、実用性だけでなく、シルエットからまるで違うのだと改めて気づいた。実によく似合っている。


(町へ出たら、こいつの服も買い足すか)


 ぼんやりと考えていたら、ミリアがくるりと振り返った。長い髪が宙を舞い煌めいた。その様子をダグラスは目を細めて見つめた。



「そういえば、思い出したことがあるの」

「ん?」

「私が店からこっちに落とされる直前と、確か森で目を開けた時、声が聞こえたの」

「声?」


 片眉を上げるダグラスに、ミリアは細い顎に指をあてて、記憶を探りつつ慎重に言葉を続ける。


「そう。「助けてあげる」って言われた気がする。他にも何か言っていたんだけど、あの時はそれどころじゃなくて、何と言っていたか思い出せないの。でも、あの声…どこかで聞いたことがあるような気がするのよね」


「……声か。助けるとそいつが言ったのなら、その声の主の力でこっちへ飛ばされた可能性が高いな」

「私もそう思う。でも姿は見てないわ。だから誰だかわからないの」

「手がかりなしか…」


 腕を組んだダグラスはゆっくりと歩きながら考えたが、すぐに頭を切り替えた。わからないものはいつまでも考えていても時間の無駄だ。


「声だけでは、これ以上調べようがない。ただ、お前に深く関わっている相手なら、今後また現れるかもしれない。そうなったらその時とっ捕まえて問いただせばいいだろう」

「ちょっと、乱暴すぎないかしら?」

「相手の出方次第だな」

「なるべく、平和な方法でお願いしたいわ。私が人間になったのに関係しているかもしれないのだもの」


 ダグラスは軽く肩をすくめて、話はそこで打ち切った。そのまま二人と一匹で静かに進んでいく。再び少し前を歩いていた彼女が手招きをする。



「ねえ、見て! 木が大きい。すごい。上が見えないわ」


 首が折れそうなほど真上を見上げて、ミリアが感嘆の声を上げる。ダグラスには見慣れた森だが、彼女は初めて目にすると言ってもいいだろう。木の下から真上を見上げると確かに先が見えない。こんな風に木を見上げたのは小さい頃以来だ。


「宿り木はまだあるかしら」

「あんなのの、何がいいんだ」

「まん丸で可愛いわ!」

「食えないじゃないか」

「えぇ~…」


 実のところ、ミリアが立っていた場所はうろ覚えだ。だから今日もアッシュが先頭を行く。その足取りに迷いはない。


 そのアッシュはもう完全にミリアを主人扱いしているのかと思いきや、意外にも彼なりに彼女を護衛しているように思えてきた。アッシュにとってミリアは従うべき主人というより、守るべき相手として捉えているのかもしれない。結局はダグラスと同じ思考だ。似た者同士である。



「ねえ、アッシュはわかる? 宿り木。木の上にね、緑でまん丸なの。…そう、この前の夜も見たわよね、そう多分それよ」

「わふん」

「………」


 こういう時、彼女の口調に少なからず違和感を感じる。今朝、アッシュの背中に乗った時もそうだ。すでに何度目かになるその違和感に、ダグラスは恐る恐る口を開く。


「……ミリア、その、もしかしてアッシュと会話…しているのか?」

「え?」


 きょとんとした顔を向けるミリアに、ダグラスは慌てて質問を取り消そうとしたのだが。



「いや、そんな訳ないか――」

「――アッシュの声、聞こえないの?」

「わふっ」


 ミリアの声にアッシュが答える。その声にミリアはアッシュに振り返り、そのまま会話らしきものが続いていく。


「そうなの? 私てっきりダグラスとも話しているんだと…。え、珍しいの? 私が初めて? まぁ……」

「わぉん」


 そんなアッシュとミリアの様子を、目を見開いてダグラスは茫然と見つめていた。



 最初の驚きから回復したダグラスは、まるで尋問のようにミリアを質問責めにして、その能力を検証した。たどり着いた答えは、生き物全般の声が聴こえる、というとんでもない結果だった。




 今日の目的である森の奥に着いたが、ミリアの手がかりになるような収穫はなかった。元より期待はしていなかったので、特に問題はない。ミリアは肩を落としていたが、それもダグラスが真剣な顔で弓を構えるまでだ。少年時代をこの森で過ごしたダグラスは、狩りがうまかった。


 最終的に、ウサギ二羽と子鹿一頭を仕留めた。久しぶりのまとまった肉である。ずっしりとした重みもそれがすべて肉だと思えば、足取りは軽い。危険を伴う狩りは彼女に教えるつもりはない。代わりに子どもでもできる罠の仕掛け方を教えた。二日後、一緒に見に来る予定だ。だが、年頃の娘が森で罠をしかける機会など、普通は中々ない。



(それにしても、声が聞こえる、か。魔力が多いのか? そんな能力聞いたことがないが、一度教会で測定をしてみるか。……いずれは、町へ行くだろうし)


 この世界には魔物がいる。魔獣とも呼ばれる彼らが我々人間や、野生動物と決定的に違う所は、彼らは死ぬとその体が跡形もなく消滅するという点だ。魔素を体内に取り込み体を形成しているらしいが、人間には魔素の成分すら解明できていない。


 その魔物も見かけるとしたら、弱い個体がせいぜい数匹程度だが、何年かに一度、群れになって押し寄せてくることがある。その時は国軍で対応にあたるが、最前線を任されるのは魔法騎士隊だ。


 強い魔物ほど防御力も高く、通常の攻撃ではその固い皮膚に一太刀浴びせるのがやっとである。そこで活躍するのが、自らの剣や弓に魔法属性を付加して戦う魔法騎士隊の面々だ。純粋な魔法攻撃を得意とする魔術師も、彼らの後方から加勢する。


 ゆえにこの国に生まれた者は皆、教会で魔力鑑定を受ける。持って生まれた魔力値は、生涯変わらない。平民であっても魔力値が高い者は、国策による学費免除を受けて上級学校へ入学できる。測定を拒むものはほとんどいない。


 国が優遇する理由は、有事の際の戦力を確保するため。国民がそれを良しとするのは、卒業後はその進路に限らず、出世面でも金銭面でも優位になるからだ。高魔力持ちと判定されても、皆が騎士の道に進むわけではない。


 ヒューバードが即位してから改革されたのが、上級学校卒業者の進路選択の自由だ。これまで男なら有無をいわさず軍隊へ入るのが、暗黙の了解とされていたが、魔力値=強さではない。本当に才能とやる気がある者に絞って入隊させた方が、結果として隊全体の質の向上に繋がった。今では高魔力持ちの3分の1が軍隊へ入り、残りは様々な職に就くようになった。魔力を必要とする職業は意外と数多くある。




「町…となるとウィローか」


(まだ、アレを済ませていなかったな…一度は足を運ぶつもりだったが)


 ダグラスは捕らえた獲物の処理を、てきぱきとこなしていく。今日食べきれない肉は数日分を確保して、残りは保存食にする。塩漬けや燻製などだ。この分なら、しばらく肉には困らないだろう。


 ミリアに生活する上で必要な事を一通り教えたつもりだが、事情を知らない大勢の目で見られるとなると、何が起こるかわからない。彼女の中の常識が、こちらの常識と必ずしも同じではないからだ。


 それと見た目の問題もある。それはダグラスにも同じことが言えるが、ミリアの髪色はこの田舎では目立ちすぎる。


(要らぬ騒ぎに巻き込まれでもしたら…)


 すでに子を持つ親のような心境に至っているのだが、当の本人は真剣に考え込んでいる。



「こっち用意できたわ」


 ふいに背中に掛けられた声に意識を引き戻す。振り返るとミリアが作業小屋の入り口に立っていた。彼女の後ろにはしっぽを振るアッシュの姿が見える。彼女の護衛は、ミリアが来てからというもの実に生き生きとしている。


(ミリアの能力も気になる)


 彼女の能力は実に特殊だ。魔力をつかう魔法や術式とはおそらく別だと考えている。じっとミリアを見つめるダグラスに、彼女は首を傾げた。



「どうしたの? 何か手伝うことある?」

「…いや、ここはいい。もうすぐそっち行くから、木の枝を集めといてくれ。アッシュ、目を離すな。わかるな?」


 ダグラスの指示にアッシュとミリアが、しばし視線を交わす。それだけで会話が成立したようだ。楽しそうに一人と一匹は庭先へ戻っていく。その後ろから、小さな鳥がミリアに向かって降りていくのが見えた。


(そういえば、やたら野鳥が集まっていたのは、ミリアと話していたのか)


 何かおかしい事でも聞いたのか、肩先にとまった鳥を見て小さく笑っている。



「……普通の娘、なんだよな」


 保護すべきか弱い娘は、蓋を開けてみるとその見た目に反して驚くべき過去と、とんでもない能力を持っていた。まだ見ぬ能力が隠れている可能性もある。


(吉と出るか、凶と出るか)


 大きな枝を落とすまいと、奮闘するミリアを眺めて、ダグラスはぐっと拳に力を込める。両腕一杯に枝を抱えて何がそんなに楽しいのか、彼女はずっと笑っている。


(あの笑顔を守りたい)


 母親の死後、他人と距離をおいてきたダグラスに、初めて芽生えた感情だった。





  閑話(1)皇都にて   


「だーかーらー、そんなの無理ですってば」

「そんなのとは何だ。やってみないとわからないだろう」

「もう、なんとか言ってくださいよ、パットさん」

「言い出したら聞きませんので、早めに諦めて妥協策を提案した方が得策かと思われます」

「ええ……」


「妥協策があるのか?」

「も~! わかりましたよ。ちょっと待ってください。今考えますから」

「だから、最初からそうすれば良かっただろ?」

「ちょっと、黙っててもらえますか!」


「こちらで少しだけ待たせてもらいましょう。……ヒュー様、そんな目の前で居座られたら、リーアム殿もいい考えが出てきませんよ」

「む、仕方ない。早く考えろ」

「気が散るなぁ…もう」


 時は遡り、ハリーが最初に皇都に飛んで来た日の夕方。皇城の魔法省の中の一室にある、筆頭魔導士のリーアムの元に押し掛けたヒューバードは、部屋に入るなりリーアムに魔道具の製作を依頼した。いや、依頼とは名ばかりの命令である。



『いますぐに相手にばれず、様子を探る魔道具を作れ』



 そんな便利な物があれば、密偵などこの世に存在しない。リーアムはどうにか落としどころを探って頭を捻っている。


 圧倒的な魔力と、魔導士としての実力、さらに魔道具を作り出す技術者として魔法省の第一人者のリーアムは、ヒューバードの二つ年上だが上級学校では同年卒の学友でもある。ちなみにヒューバードの一つ上になるパットも、学校は三人とも同年卒の同級生だ。


 今年三十歳を迎えた彼は、ふわふわの茶髪と大きな眼鏡、さらに十歳は下に見える可愛らしい顔の、独身の筆頭魔導士だ。一代限りの爵位だが、子爵を賜っている。それもあって実は本人が知らないだけで、一部女性陣の婿候補としての人気は高い。


 ヒューバードはダグラスの支援要請に、円の使用を許可した。円とは予め構築した魔法陣と魔法陣を結んで、物資や人のやり取りができる、いわゆる転移装置である。皇都から遠く離れた森は、魔物が出没するエリアでもあり、円が構築された初期から陣が敷かれている。十五年前、ヒューバードがダグラスを迎えに行ったのもその陣だ。


 転移術は高位魔法に属し、ほとんどの円が国策的な要所に敷かれている事から、円は国の管理下にあり利用は制限されている。使用するには高位の魔術師と、皇帝の許可が必要で、つまりヒューバードに決定権がある。



「それにしても、ヒュー様。彼にばれると思いますよ。あの方の耳にもすぐに入ります。いいんですか」

「ばれないかもしれないよ」


「魔道具の時点でダメでしょう。魔道具って奴は作動したら魔力の揺らぎが起こりますからね。彼が気づかない訳がない。それはあなただってわかってるでしょう」

「そうだね。気づくだろうけど、だって気になるじゃないか」


「………アレですか」

「そうそう、女の気配がプンプンするアレね。どうせダグラスに聞いても素直に言わないだろうし? かといって帰って来るまで待てな――」


「――ちょ、ちょっと待ってください! 女の気配ってあのダグラス隊長に?!」


 少し離れた作業台に居たはずのリーアムは、瞬間移動したかのようにヒューバード達の前にすっ飛んできた。


「ん~、パット。ばらしてもいいと思う?」


 ニコニコと聞いてくるヒューバードに、優秀な補佐官は頭を抱える。



「ヒュー…あなたそれわざとですよね…。こっちは言葉を濁したのに。まったくあなたって人は」

「なになに! ダグラス隊長に女の気配? いい人ができたの?!」


 キラキラの顔で聞いてくる魔術師は、どう見ても二十歳くらいにしか見えない。恐ろしいほどの童顔だ。彼が未だ独身なのは、見た目の問題もあるが、あまりに夢見がちな唯一の相手とやらが現れるのを待っているからで、拘りがありすぎる恋愛観を諦めない限り、彼に春は来ない。


 そういった事情から、彼はお堅い職業とかなり高位な立場にも関わらず、恋愛話が三度の飯よりも好物という、困った性格の持ち主である。当然、ヒューバードも周知の事実だ。


「いやぁ、ばれちゃったらしょうがないなぁ。――そうなんだよ。あのダグに女の影があってさ。リーアム、君も知りたいと思わないかい?」

「思います! そのための道具ですね! わかりました、張り切って作りますから!!」

「そう? 悪いね、忙しいのに」

「いえ、全然問題ないです!」

「じゃあ、頑張って作ってね」


 ニコニコと話すヒューバードに、冷たい目を向けるパット。これは本気で新しい魔道具ができるかもしれないと、ため息をついた。嬉しいような嬉しくないような複雑な気分のパットだった。



 その二日後、リーアム渾身の新魔道具をこっそりと忍ばせて、ヒューバードは皇都の円から森へ向けて、術が無事発動されるのを見送った。その後、いそいそとリーアムとパットと共にリーアムの部屋へ移動し、魔道具の受信先であるガラス玉を覗き込んだ。



「あっ、見えてきましたよ!」

「おー、森だね。ダグは…ああ、居た居た」

「彼しか見えませんね」

「病気みたいだし、家に居るんだろう。ねえ、反対側は見られないの?」

「う~ん、一方向視点しかつけられなかったんだよねぇ」

「リーアム殿、十分すごいですよ」


 呆れていたパットも一緒になって、魔道具から送られてくる画像に魅入っている。さすが魔法省第一人者の作った道具である。セピア色の画像は鮮明で、くぐもってはいるがちゃんと音も入って来る。


 ただのガラス玉に何をどうすればそのような効果を付けられるのか、さすがのパットも目を興味深々だ。問題の魔力の揺らぎも最小限に抑えたという優れものである。飴と鞭で踊らされた感が否めないが、リーアムはやれば出来る男だった。



「あ、家が見えてきましたよ。ここかな?」

「ああ、懐かしいな…。間違いない、ここだ」

「……かなり小さい家ですね」


 玄関をくぐり居間を素通りしていく。向かうのは寝室のようだ。小脇に抱えているのか、画像が揺れる。


「……酔いそう」

「目を眇めてみればいいんだよ」

「部屋に入りましたよ!」


 一気に三人の期待が高まった瞬間、揺れが止まったと思えば画像は壁を映し出した。


「えー! そっち向けちゃう!? 反対! 反対むけて!」

「そう来たかぁ。参ったなぁ」

「しっ、何か言ってます」


 パットの指摘に残る二人も息を詰めて耳を澄ます。相変わらず一面の壁しか見えないが、確かに話し声が聞こえた。



『おい、どうだ』

『…あ、おかえりなさい。けほっ』

『起きなくていい、寝てろ。……だいぶ下がってきたな、良かった。服が届いた。汗かいただろ、着替えた方がいい。出来るか?』

『けほけほ。…はい』


 確実に女の声だ。しかもかなり若い。



「わぁ~! 女の人の声だ! 本当にいた!」

「いや、彼が女物の服を着るとでも思ってたんですか。下着もなんてただの変態でしょ」

「ねえ、ダグが女の子にちゃんと優しくしてる…。驚いた」

「確かに…」

「あ! 画像が動きますよ!」


 リーアムの声で三人はガラス玉を凝視する。ぐらっと揺れた映像にダグラスの手が映る。次の瞬間、ダグラスの顔が目の前に現れて、思わず三人とものけぞってしまう。さらに玉を覗き込むダグラスの目が近づいて――。



『……これは』


 ――パリン

「「「あ」」」


 ダグラスの呟きと共に軽い音を最後に、ガラス玉は暗転した。三人の居る部屋に静寂が訪れる。数度の瞬きの後、筆頭魔導士の絶叫がこだました。


「ええええええ! うそでしょ! そんじょそこらの石より強度あるよ? 今、割ったの? それも指先で!」

「これはバレたな」

「私は反対しましたからね」

「パット君。一人だけ逃がれられると思ってる? 君も同罪だよ」


「いやいや、あの人どんだけ力あるの?! 馬鹿力すぎるでしょ!」

「あ~あ、女の子の顔、拝めなかったかぁ」

「二日徹夜して作ったのに!」

「結局、こうなるんですね…」


 目的の半分も果たせなかった彼らは、せめてもの腹いせにこの数日後に追加依頼のあった荷物の中から、ダグラスが使うという寝具を寝袋に格下げして腹の虫を納めた。低次元だが、睡眠の質という地味に効く有効な仕返しだ。


 哀れダグラス。逆恨みである。


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