葡萄の袋がけと自家製ラー油
2022年8月9日
なぜ、こんなに暑いの⁉———ってなぐらいの暑さですね。それでもお庭の植物たちはとても元気です。主に、雑草が。
さてさて、夏休みに入ってから何やらバタバタとした日々を過ごしている内に、すっかり忘れていたことがあります。
ぶどうの袋がけ。
テラスの屋根に這わせたぶどうの木も、もう…あれ? 何年目だったっけ?
岡山に遊びに行ったとき、駐車場の屋根にぶどうの木を這わせている家が何軒かあって、「素敵! 真似したい!」と思ったのが、ぶどうを植えたきっかけでした。
旅から帰ってきたら、もちろん即実行! 近所の園芸店で「ピオーネ」と書かれた苗を買ってきて、テラスの屋根から釣り下がるぶどうにするべく、その屋根を支える柱の傍に植えました。
何年も経って、今やイメージ通りにテラスの屋根の下を這ってくれています。もちろん、こっちこっちと誘引はしましたけれどもね。毎年、それほどの数は無いけれども、いくつか実をつけてくれています。
ただ残念なのは、肥料が足りていないのかなぁ、そのまま食べるには甘みが足らず。仕方が無いので、もっぱらジャム用になっておりますけれども。
さて、今年も何房か付いてくれた愛しのぶどう。熟すにはまだまだというこの時期、その粒の色は緑色。とはいえ、これほど強い日差しの中ですから、危うく日に焼けてしまうところでした。
それでも、少々出遅れた感は否めず…。少し硬くなっちゃったかなぁと少々不安になりながらの袋がけであります。なんで、忘れてたのかなぁ…。やらなきゃやらなきゃと、毎朝思いながら出勤しておりましたが。
とにもかくにも全部で11房、綺麗に袋をかけることができました。
しかし、袋がけする度に毎回感じているのが、コメリで買って来たぶどうにかける袋がとっても便利で妙にツボ! ということ。あの針金をぐるぐるってする時、簡単な作業なのに「私、頑張ってる~。」っていう感じがするのが大好きです。
脚立に上り、上を向く作業は少々しんどくもあるし、大量のカナブンとの格闘もありましたが、全てに袋がけが終わって綺麗な白い袋がぶら下がる景色を眺めれば、なんとも言えない満足感、充足感、達成感———そんなものが、満ち溢れてしまいます。
あとは色づく秋を待つのみです。
ぶどうの袋がけがメインの作業ではありましたけれども、それで終わらないのが庭仕事。
ぶどうの脇の畑と名付けたプランターで、最後の唐辛子が収穫を待っていたので、ついでにそれらを収穫。いよいよ今年の唐辛子はこれで最後です。その後、あっという間に生えて来る雑草を抜き、グリーンカーテンのキュウリのネットを直して誘引し、すだれのかかった植物棚の多肉にジャバジャバと水を遣って…。朝早くから作業していたはずなのに、終わる頃にはもう汗だく!
それでも、なんとか今日のノルマは終了!——ということで、シャワーを浴びて、やっとこれから朝ご飯、兼お昼ご飯です。
食欲が無くなりがちなこの時期は、冷たいものか辛いものが良いですよね~。先ほど収穫した唐辛子ですが、想像以上に量があったので、コンロの脇に干しておいた先日収穫しておいたものを使いきってしまうことにしました。
【自家製ラー油】
ラー油の作り方って、ネットで調べれば本当に驚くほど色々出てきますね。作り方も人それぞれで、油と唐辛子さえあれば、あとはお好みという感じ。そんなわけで、私も形に囚われず毎年適当に作ります。今回は、そのまま食べても美味しいラー油。
小鍋に米油を熱して、ネギの青い部分と小口切りにした唐辛子と刻んだ生姜を投入。辛い香りがしてきたらネギは出して、そこに五香粉、白胡椒。そして今回はドライオニオンを入れてみました。煮沸消毒しておいた瓶に入れて、出来上がり!
ちなみに、ごま油とニンニクは香りが強いので、今回はパスしました。
【ツナラー素麺】
自家製のラー油は、ご飯にかけて食べたりもしますが、今回は暑い夏らしく素麺と一緒にいただきます。
めんつゆを入れた器に素麺を入れ、その上にツナと冷凍しておいた小葱をかけて、そこに自家製のラー油。その上から、乾燥磯海苔と胡麻。完成!
のせのせしただけの、ズボラピリ辛素麺の出来上がりです。
昼から飲んじゃっても良いのかなぁ?…なんて、軽い罪悪感を抱きつつ、たまの休みだしね!——ってことで、缶ビールをシュコッ!
エアコンの効いた部屋。一仕事を終えてシャワーで汗を流した後の昼間のビール――――こんな幸せがあっでも良いの⁉ てなもんで。
昼のビールの、この背徳感! たまらん!
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