応援コメント

」への応援コメント

  • 自主企画にご参加くださり、ありがとうございました。欲得、醜悪さが余すことなく表現されているように思えました。読んでいて少し気分が悪くなるほど。読み進めていくうちに「嘘でしょう」と思うようなどんでん返しの連続に胸が躍りました。最後、損得の垣根を超えた行動に、今までのはここに至る伏線かと驚嘆致しました。ただ、惜しむべきは鬼気迫る殺しの描写と会話劇での描写の乖離ですかね。作中人物の”目”で胸中を描写するのは成功していると思えますが、心の動きに連動した体の反応などを事細かに知らせてくれると、もっと物語に没入できるのでは、と思いました。素人の的外れな意見を述べてしまいましたが、正直なところ、面白い作品に出会えて良かったという限りです。改めて、ご参加頂けたことに感謝申し上げます。

    作者からの返信

    詳細に読み込んでいただいてありがとうございます。

    この作品は、私の中でもある意味特殊な立ち位置にあります。作中でも明言している通り、小説の形を借りたシナリオだと思っています。ですので、地の文はト書のつもりで、意識して切り落としました。表題に「戯曲」と書き入れた理由です。

    実験的ではあるので、成功したかどうかは読者任せです。読者の脳内に映像が浮かび、ふさわしい間を取りながらキャラたちが動き回ってくれれば嬉しいのですが……。初めから小説として書き進めていれば、かなり違った作品になったと思っています。

    他の作品は小説として書いていますので、よろしければ読んでみてください。

  •  いやはや、密室の中で起こるものというのはとてもゾクゾクさせられます。
     「おまえくどいんだよ」にご参加いただきありがとうございました。
     くどい人間関係はここまで人間を動かす…
     最後の一行、彼はどのように描き出すのか、はたまたどうにか逃げるのか、楽しく想像させていただきます。

    作者からの返信

    この作品、第17回「このミス」の「次回作に期待」のさらに「次次回作に期待」的なもので講評をいただきました。特殊な扱いで、本来そんなシステムはないんですけどね。

    「愉しく読ませてくれるのはたしかだが、あるところに集められた人々が殺し合うよう求められるという設定が新鮮さを欠く。もちろん著者なりに工夫されているが、世界がひっくり返る衝撃を追い求めるあまりサスペンスが薄れ、それを繰り返すことで物語が淀み、結果として衝撃も薄れてしまっていた。」村上貴史

    だそうです。

    くどかったんですねー。

    でも、楽しんでくださる方がいて、安心しました。
    他の作品も読んでみてくださいね。