第9話
「魔力が少ないのか」
魔力が少ないと今後は大変だなぁと思い聞いてみると
「いえ、あなたは魔力をこの世界に送るために常時魔力を放出してる状態ですから少ないなんて有り得ません。無限とは言いませんが普通の人よりははるかに魔力が多いです。」
「じゃあなんで魔力が少ない思われるんだ?」
「あなたの魔力は言わば自然の魔力です。人は空気を判別はできないでしょう?それと同じで魔力が自然とほぼ同じなので見分けが付きにくいのです。あなたが魔法を使ったりなにか目的を持って使えば見分けが着くと思いますが何もしない状態なら見分けがつかないのです。」
「なるほどな」
「なので魔力が感じられるぐらいの人だとあなたの魔力が少なく感じるのです。逆に感知能力が高い人はあなたの魔力の底が見えなくて怖がる人もいるかもしれません」
「下には見られたくないが、、、怖がれたくもないんだが?」
「わかってます。なのであなた固有の魔力を持って欲しいのです」
「固有の魔力?」
「はい、魔力は全ての生き物で変わります。種類である程度共通点はありますが完全に一緒と言うのはほぼありません。多少違いがあるのです。あなたの中にも少しだけ固有の魔力があるのですがその魔力を増やす、またはこちらの世界に持ってきたあなたのいた世界の魔力をあなた固有の魔力と合わせると周りからはあなたの魔力量だと思われるのです」
「えーと、、、魔力を増やすはわかったんだが魔力を合わすとは?」
「わかりやすく言うとあなた固有の魔力はペンキを混ぜた湖であなたの世界の魔力を川だとします。川から湖に水が流れていけば流れてきた水も染まりますよね?それがあなたの魔力です」
「OKわかった。それで具体的にはどうすればいいんだ?」
「魔力を増やす方法はたくさん魔力を使いよく寝よく食べるです。使って回復これが1番安全で効率的です。魔力のあわせかたですがこれはかなり難しいのでまずは魔力を増やす、使い方になれるというのを優先した方がいいでしょう。行けるな、と思ったらこちらから連絡します」
「なるほどな、とりあえずわかったならまずは魔力を増やす方向でやっていくことにする」
「それがいいかと、アドバイスをすると身体能力をあげる魔法を優先した方がいいかと、汎用性がありますし魔力の調整の仕方など覚えやすいのでオススメです。やり方はボードで調べると出てくるようになっているのでそちらで調べてください」
「わかった」
「以上で説明は終わりです。他の魔力の増やし方や魔法の種類なんかはボードで調べて頑張ってください。何かあればいつでも連絡していいですから」
「ありがとう。とりあえず頑張ってみるわ」
そう言って連絡を切った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます