異世界生活スタート

第6話

神ゼーラとの通話を終えた俺はとりあえず家の中にある家具の片っ端から魔力を補充して行ったただ2階にある3部屋のうち自分の使う部屋以外は補充しなかった。

その後晩御飯の準備を始めることにした。


「確かボードから食材が買えるんだったな」


ボードから注文できる画面を見るとかなりの種類の食材や調味料があることがわかったがこの世界に来て初のご飯はレトルトのご飯カレーと水にした。初めてのご飯は豪華に色々食べたかったが色々あったせいで体力的によりも精神面で疲れたので簡単にできるものにしたのだった。でもカレーは美味しかったです。


次に風呂に入ることにした。俺自身は長湯気味で前の世界だと入っている間に湯が冷め初めてのしまうことがあったが「なんとこの風呂は保温の力があるため魔力が無くなるか壁にある切り替えボタンを押さない限り湯が冷めるようなことがないのだ!」とさっき魔力補充するために風呂に来た時に風呂のドアの前に紙が貼ってあった。どうやらあの神様はこの家の性能の説明もする必要があったが忘れていたらしい。大分抜けている神様のようだ。


(とりあえず明日からはこの辺りの地形の把握をするか)


明日の日程を決めた俺は湯冷めする前に布団に入り眠りに着くのであった


次の日


「おっし、とりあえず今日は家の周りを探索するか!」


服を着替え朝食を食べた俺は今日一日は家の周りの探索をすることにした。(ちなみに服は昨日のうちに4種類ほど買っといた、ほぼ似たような物だったが)


家の周りを探索するに当たって家の周りには結界が張ってあるみたいだが今日の予定では多少森の中にも入る予定なので何かしら魔物や野生動物に襲われた時に逃げれるように武器が欲しいと思いボードを見るとどうやら武器の類も売ってはいるが銃や爆弾などはかなりの値段がするらしくとてもじゃないが買おうと思わなかった。代わりに素人が使いやすそうな鉄の棒を買っておいた。これなら最低限逃げることができると思ったからなんだがこれも一応武器扱いなんだなと変な感じだった。



(とりあえず庭から見える範囲の確認をするか)


まず初めに庭を一回りすることに決めた俺は森の方向を見ながら庭を人周りすることにした。



(周りはほとんど森だな。生物がほとんど見当たらないがこれは結界あるから近づかないだけか?)


庭はそこそこ広く人周りするだけでも午前中を使い果たしてしまった。目で見たよりもはるかに広く感じどうなっているのかボードで調べてみようとしたところ朝見た時にはなかった家のマークのものがあったのでとりあえず押してみるとこの家の説明のまとめみたいなものが書いてあり左上のところに


「忘れているものが多く言葉どけだと他にも伝え忘れがあるかもしれないので地面で書きました。このマークを押せばこの家の説明は全部分かります」


とあったので神様が新しく追加した機能のようだった。これによるとこの庭は大きさを変えられるらしく今は最大の広さになっているようだった。また季節や雨の影響は受けにくく外からの見た目は変わらない、作物は育ちやすいなど必要なものがほぼ揃っているとんでもない庭だとわかった。ただ、水やりはさすがに自分でやらなければならないと書いてあったが肥料や石の除去などはしなくてもいいみたいなので水やり程度は当たり前だと納得していた。


(水やりを自分でやる必要があるなら近くに川みたいなものがあるか魔法が使えるようだし水を出す魔法を覚えないとな。とりあえず午後は水場探しに行くか)


と午後の予定を決めた俺は家に戻り昼飯を食べることにした

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