第4話
「とりあえず今までの説明を確認すると魔力が減ってきたから魔力が余ってる世界から持ってくるために俺が連れてこられ長生きしてくれればいいってことで合ってるか?」
「はい、その認識であっています」
「この世界はドラゴンとかがいるんだろ?こんな森の中じゃ危ないんじゃないか?俺は運動能力が抜群という訳でもないしこんなところで襲われたら一溜りもないんだが」
「その辺は安心してください。その家の周囲は結界が引いてあり魔物は入って来れなくなっています。また何もサポートをせずにあなたに住居だけ与えて長生きしろとは言いません運動能力はあげてありますしその他にも色々とサポートをします。またその森にずっと色とも言いません最初の5年程はあなたの世界とこの世界の魔力を馴染ませるためにこの辺りで過ごしていただきますがその後は色々なところを回っていただいても構いません。こちらの目的はあなたに長生きしていただければ達成できるのであなた自身は自由に過ごしてください」
「至れり尽くせりだな。でもいいのか?結界があってここは安全なのがわかったが外は危ないんだろ?そんなところを自由に過ごさせて命を落とすとは思わないのか?」
「その辺は問題ないとは言いませんがあまり心配はしていません。そのために性格も判断に入れてあるんですから」
と言われてしまい俺は言うことがなくなってしまった。
「とりあえず説明は以上です。他になにか質問はありますか?」
と聞かれたので
「サポートとはどんなものがあるんだ?あと食料なども聞きたいんだが、、、」
「はいまずは今通話しているこのボードですこのボードには後ほど地図や電卓機能などあなたの世界のケータイと同じようなことができるようにしておきます。この世界のことなども調べれるようにしとくので確認してください」
「次に魔法を使えるようにしておきます」
「魔法が使えるようなるのか?」
「はい、ただどのような魔法が使えるようになるかはあなた次第です。いきなりなんでも使えるだと何が出来るのかどんな影響になるのかが分からないと危険なので覚えるのは頑張ってください」
「わかった、実際適当に試してみて自爆なんてしたくないからな」
「魔法にどんなものがあるのかもこのボードで調べることができるので分からない時は調べてください。次に食料についてです。食料はボードにある注文の項目で買うことができますまた家具や衣服などについても同様です」
「注文?ということは金がかかるのか?」
「はい、注文の左上にあるチャージというボタンを押すと画面に箱が現れます。そこにこの世界のお金を触れさせるとチャージされます。対価なしでも良かったんですがなんもせずに過ごすというのは退屈だと思ったので設定させて頂きました」
「退屈て、、、とりあえずわかったがこの世界の金なんて持ってないぞ?稼ぎ方もわからんし」
不安になり聞いてみると
「そこは安心してくださいとりあえず最初は5年分のお金は入っていますし野菜や肉などの売買もできるようにしています。また家の周囲は野菜などが育ちやすいようになっているので頑張ってください」
「とりあえず了解はした。保存とかはどうすればいい?」
「下に冷蔵庫がありますのでそれをお使いください。またお風呂などもあるのでご自由にお使いください使い方は後ほどこのボードで確認できるようにします」
「わかった」
「他になにか質問はありますでしょうか?」
と聞かれたので最後にずっと気になっている質問をしてみた。
「では最後の質問だが、、、」
「なんでしょうか?」
「あなたは誰だ?」
少しの沈黙の後
「すいません自己紹介がまだでしたね、私の名前はゼーラこの世界を管理している神様の1人です」
そう言って神ゼーラとの最初の通話は終わった
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