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 そうだ、今のうちに村の外へ逃げてしまおう。以前、薬草を採りに近くの森へ行った時に見つけた洞穴があるから、ほとぼりが冷めるまでそこで暮らせばいい。


 あそこなら湧き水の場所や食べられる木の実がある場所が分かっているし、誰かが探しに来ても隠れてしまえばそう簡単には見つからないはず。それにもし森での生活に限界が来たら、深夜にこっそり村へ戻って物資を調達するなり自宅で少し休むなりすればいい。


「よしっ、決まりだ」


 こうして僕は村から逃げる決意をすると、日暮れを待つことにした。さすがに明るいうちは逃げようにも目立ってしまうから。


 とりあえず、村を脱出するタイミングを逃さないよう旅の服装に着替え、荷物もまとめておこう。



 ――ここでダイス判定。六面ダイスを二個振ろう。数値の合計は?



●7以上……→10へ

https://kakuyomu.jp/works/16816700429434671245/episodes/16816700429435065436


●6以下……→36へ

https://kakuyomu.jp/works/16816700429434671245/episodes/16816700429435508191


 

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