第24話 水が苦手な麻耶
「おっはよー!」
「んー、眠い。」
「腹減ったー。」
「はい!早く食べてアトラクション乗りましょうか!」
ん?なんか麻耶がいつもよりハイテンションな気がするけど、、、
まぁ聞かない方がいいのか?
今は皆を楽しませよう。もちろん自分も楽しむけどな!
「えー、でどこ行く?」
「俺サラッと計画立ててきたから着いてきて〜!」
「はーい。」
「ありがとうございます!」
「幼稚園児の遠足みたい、、、」
「いっくぞー!」
「まずはカリブの海賊!隠れミッキーがいるから探してみよ〜!」
「あれ?悠場所知らないの?」
「狩山くん毎年行ってるからわかるんじゃ、、、」
「それがねー、気にしてなかったんだよね!」
それ笑顔で言うことか?!?!
てかここのグループ色々優遇されそうだけど大丈夫か?!
「あははー、そうなんだねー。」
「ま、まぁ狩山くんらしい(?)のかな?」
「じゃあ早速!」
「わぁ!ミスト凄!」
「映像やっぱり綺麗だなぁ。」
「麻耶、、、大丈夫か?」
「あ、大丈夫です!ちょっと水が怖くて、、、」
「悠に後で言っとくわ。今回はちょっとだけ我慢してくれ。」
「はい!ありがとうございます!ジェットコースターは行けるんですけど、、、」
「なんか暗闇に落ちそうで怖いんだよね?分かるかもその気持ち。」
麻耶が水苦手とは、、、
めっちゃ怖がってるけど大丈夫か?
それにしても前の2人、小学生並に目輝かせてるぞ。
悠は友達と来るのは初めてだし、ちゃんと遊べるのも多分初めてだからだけど、沙也加は後で言ったら絶対怒られるわ、、、
『は?何言ってんの?』
みたいな感じで。あー、怖い。
「ありがとうございました。」
「いえ!こちらこそ乗ってもらってありがたいです!」
なんで客にかしこまってんだよ!
このメンツなら仕方ないけど!
でもここでは流石にキャストさんの方が上だと思うぞ?!
「楽しかったー!」
「そうですね、、、」
「あ、悠。ちょっとだけこっち来て。」
「ん?どうしたの?」
「計画表見して。」
「OK。」
んーと、この中で水系は、、、スプラッシュマウンテンとビーバーブラザーズのカヌー体験か。
「ペンある?」
「?はい。」
ここをバツにして、、、代わりは何が良いか?
「沙也加ー、ジェットコースター行ける?」
「めっちゃ怖くなかったら。」
じゃあひとつにめっちゃ怖いホーンテッドマンション入れて、2人をくっつける為にアリスのティーパーティ入れたらいっか。
ホーンテッドマンションで怒られるのは、、、
まぁ大丈夫っしょ。
「ん、これで進も。あ、後悠。」
「何ー?」
「ホーンテッドマンションはそんなに怖くないって皆で沙也加を説得しよう。」
「オッケわかった。」
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