第20話 お土産のマネキン

「2人とも似合ってるよ。可愛い。あ、もちろん翔も。」

「悠、、、これだからモテる男は、、、恥ずかしくないの?私、男子達に「あ、かっこいいよ!」って言えないわ。」

「いや、悠が狂ってるんだよ。しょうがない。格の違いだ。」


いやぁ、沙也加の言う通りだわ。

俺らは今、シーで買い物をしてる途中で、麻耶が控えめに「ちょうど4人ですしカチューシャ買いません?」と言ったのをきっかけにカチューシャを買って、今現在つけている。

ちなみに俺はジャンケンで負けてステラルーのカチューチャをつけている。

ちなみに悠はダッフィー、沙也加はシェリーメイ、麻耶はジェラトーニである。

俺、そんなに可愛らしいの似合わないんすけど?!?!


「でも、藤竹くんのステラルーも意外と似合ってますよ?」

「そ、そうだよ?ww似合ってるよww」

「うんww可愛いww」

「お前ら笑うな!!」

「いやwwだって意外と似合ってんのがww」

「はい!もうお菓子選びしようぜ!!!」

「わかりwwましたww。」


こんな爆笑のネタにされるとは、、、


「あ、ねぇねぇ、私奢るからこのパーカー着て。」

「あ、私と割り勘で買います?」

「じゃあ俺、ポシェット買ってあげる。」

「要らん、、、ってもうレジ行ってる、、、」

「はいこれ着てー。」

「これ掛けて。」


え、なんかステラルーガチオタみたいなんになってるし!


「俺はマネキンかよー!!!!!」



「はぁ、楽しかったー。」

「可愛いお土産も沢山買えましたしね!」

「あ、翔?明日もその格好で来てねー!」

「え"」

「俺同じ部屋だから覚えとくよ。」

「ね?着てきてよ?」


笑顔の圧!怖い怖い!

俺だけまたパーカーか、、、まぁ暖かいし地味に自分も気に入ってるからいいけど。


「皆さん、今日は楽しめましたか?次集まるのは食堂で、20時30分集合です。では、一旦解散!」


「じゃあね〜!」

「ではまた。」

「おう。」

「またね〜!」

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