第14話 部屋でのお喋り

「あー、やっぱどこ見ても豪華。」

「あ!ねぇねぇ、隠れミッキー見つけたよ!」

「狩山が最初に見つけたから今日運いいんじゃないか?」

「いや、泊まってる間全部かも。」

「えー、超いいじゃん。」

「はいはい。とりあえず荷物置こ。」


はぁ、悠が見つける=俺は不運だと思ってしまうんだが被害妄想か?

まぁそれはいつもの事だから仕方が無い。問題がいつ起きても良いように備えとかないと俺の身は死ぬ。

たかがフラグ回収の尻拭いだけでGAME OVERになんてなりたくはない。

ま、何がどこで起きるのかわからんし、臨機応変に対応していけば大丈夫だって!


「てかもうそろそろお風呂入っていった方がいいんじゃない?」

「あー、確かに。用意するか。」

「順番どうする?」

「うーん、じゃんけんでいいんじゃない?」

「よし。行くよ?最初はグー、じゃんけんぽん!」


「よっしゃ勝った。俺いっちばーん。」

「僕2番かぁ。」

「3番俺だな。」

「じゃあ4番が俺で、翔→蒼空(そら)→拓斗(たくと)→俺でいい?」

「うん。じゃ、俺入ってくる〜。」


はぁ、疲れた〜。そういや、蒼空って現役バリバリ子役だけど大丈夫なんか?

てかここの部屋、割とクラスの中でもヤバい方なの集まってね?

蒼空→世界が誇る天使(らしい。世間的に。)

拓斗→ギャップの王(俺らが付けた。まぁそのまんま。ガタイいいし口調ちょっとヤンキーっぽいけどバリバリ優男。)

悠→完璧王子(説明不要。)

俺→皇帝(たまに呼ばれる。理由は、王子の管理をしててスペックとかもいいから、らしい。)

うん。ここやばいな!ちなみにこの4人以外はまぁまぁって言われてる子達。

なんかごめんな!


〜全員風呂に入り終わり〜


「ねぇねぇ、もう寝たい。」

「夜ご飯食べてないじゃん。」

「そーだぞ。あともうちょっとしたら食堂行かなきゃなんねーし。」

「うぃー。」

「んじゃ、準備して食堂行く?」

「OK。準備するからちょっと待ってろ。」

「あ、そっか。拓斗は薬いるもんね。」

「まじめんどいけどな。」

「しょうがないでしょそれは。じゃあ狩山君について行こう。」

「準備できた?じゃあ行こっか。」


晩飯、、、

ディズニーのだからなんか変わんのか?

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