第6話 レクリエーション大会これしよう
「よーし。俺は覚えた。」
「俺も覚えた。」
「私も。」
「私もです!」
「んー、でもなんか足りないんだよなぁ、、、」
別に内容は濃いし、ロボットの完成度が低い訳でもない、、、なんだろう、、、
「藤竹くん、ちょっとこっちに。」
「ん?なんだ?」
「ヘッドセットマイク、いるんじゃないですか?」
「あぁ!足りないと思ったらそれか。」
「はい。男の子は沙也加ちゃんで歓声をあげるでしょうし、女の子も狩山くんで黄色い悲鳴をあげます。そこでいちいち止まってるのもアレなんで、、、」
「でも俺、持ってねぇよ?」
「私がネットで頼んでおきました。明日には届きます。」
「さんきゅ。じゃあもう心配無いな。」
「はい。」
「翔ー。麻耶ー。話終わったんなら一旦通ししよー。」
「そうそう。通しして良かったら服きちんと作れるし。」
「OK!」
「分かりました。ではやりましょうか。」
〜劇を通し練習し〜
「問題無し、だね。」
「はい。一旦解散して、5日後の修学旅行に備えましょう。」
「じゃあ悠と沙也加は衣装作りお願いねー。」
「はーい。やるからにはクオリティ100点のものにする!」
「じゃあなー。」
よーし。スタンツ大会の準備は一旦終了ってとこか。
あ、俺修学旅行のしおりの表紙任されてるんだった。書かないと、、、
「ようやく、、、終わった、、、」
構想は練れたけどそっから絵に表すのが意外と難しい絵にしてしまったからか凄く遅い時間までやってしまった、、、
あー、悠からLINE来てるわ。
『手空いたら俺ん家来てー。衣装出来たから試着をおねがい。』
もう出来たんだ、、、まぁあの2人だからすぐ出来るわな。
『今から行く〜』
よし。行くぞ。
「悠ー。」
「あ、来たー!じゃあまずはマッドハッターね。」
「ん。」
「どー?」
「いやぁ、さすが俺と沙也加だわ。めっちゃ似合ってる。じゃあチェシャ猫も。」
「はーい。」
「いい感じ?」
「うん。凄くいい感じ!これで1位確定だね!」
いや、王子様である君がいたらもう既に1位確定してるんですけども。
「ちなみに麻耶と沙也加と俺はこんな感じー。」
「うっわ、お前ら流石だな。スタイル良いー。」
いやぁ、、、まじ1位確定だわコレ。皆で合わせた時のそれぞれの発音も聞き取りやすいネイティブさだったし。
「じゃああとは修学旅行待つだけだね!」
「そーだな〜」
「楽しみー!!」
うん。修学旅行、俺は怖ぇけどな!
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