第595話 外道王復活!か?
一週間!
テンアトミックランドは、
全く外道軍に、攻撃をしなかった。
アメリカ軍も、艦隊を立て直し。
外道軍基地を、遠巻きに
包囲していたが、ものすごい雨のせいで
様子を見るしかなかった。
しかし、その間に
パンデビート王 フェントロー王が
復活をしていた。
パンデビート王
「オイ!ゼーロ様が、
ポケーとしているけど、
何があった?」
パンデビート王
「わからん!」
実は、ゼーロがブチギレて
二人の王をミンチにしたときから、
二人共、ずっとミンチだったので
事情を全く知らない二人であった。
そして、
目から塩水を出して
鼻から水を垂れ流す側近から
とんでもないことが、
立て続けに起こっていたことを
知らされて、
頭を抱え込んだ二人の王。
1号が自主した?
実は1号は、王達の血筋の者で
認知されていない、
王族だった。
複雑な、旧地球の利権関係で
認知されず、
いじめられ、
かなり酷い環境だったのは
知ってはいたが
俺達の、血を引くなら耐えろ!
なんて、わけわからん理屈を生み出して
押し付けていたので、
いつか、復讐されるかもと、
天界の第4室から、
無理矢理管理者になれる素質が
有る者として選出されたときに、
感じてはいた。
その予防として、
自我を捨てさせる為に
(復讐防止の為に)
名前を捨てさせた!
だが、復讐するなら、
それを利用してやれとも
思っていたけど、
まさか、出頭したとは。
しかも、元管理者同伴で!
地雷女の事も聞いていた。
二人の王は、
旧地球時代の地雷女を
知っていた!
超有名人だった!
まさか!
自分達の担当管理者の娘だったとは!
そして、
ゼーロ様の探していた
(黒い珠)神格が、
実は、超危険物であり、
それを、設計した元管理者に
埋め込まれて、大爆発したと
聞く。
これは、どういう事だろうな?
まず、1号には逃げられた。
責任を転嫁することは不可能。
そして、武闘派の元管理者の出頭。
武力での地球侵攻と、己達の意志の
強制執行は不可能。
プログラミング担当の元管理者の
大爆発が意味するのは?
もしかして俺達の、外部演算コアも、
いずれ、魂もろとも大爆発する?
その時、二人の王は顔を見合わせた!
ゼーロに、全て押し付けて
逃げよう!
出頭して、助かろう!
その二人の顔を見た、
数億年来の側近達は、
すぐに、魔導生体装甲を動かせるようにして
逃亡の準備を始める。
□□
何の音だ?
ボケーーーーーーとしていた
ゼーロ達は、
ふと、われに帰る。
自分達は、追われている身。
つまり、出頭しても
減刑の希望はない。
うん?
はて?
今、1番聞きたかった
ヨーの悲鳴が聞こえたような?
テンアトミックランドを見る。
あれ??
やっぱり聞こえる?
だが、
それと同時に
とんでもない、
格上の天界の力の持ち主の存在を
感じる。
収まった?
いったい、何が起こっている?
よくわからん。
そして、あの魔導生体装甲の
起動音が聞こえる。
クソ!
1番聞きたかったヨーの悲鳴を聞いて、
力が抜けてしまった。
あの王達は、何をするつもりだ?
あ〜ん?
逃亡だと!
逃がすか!
こうなったら!
貴様らも一緒に地獄送りだ!
□□
「陛下!バレたようです!」
パンデビート王
「逃げろ!
誰か逃げ切って
自主しろ!
一斉に、飛び立つぞ!」
フェントロー王
「逃げ切って
なんとか
助かるのだ!
全て
ゼーロ様の
企画
全て
ゼーロ様の
強制!
全て
ゼーロ様の
失態!
全て
ゼーロ様の
責任!
いいな!
逃げこんで
これだけを
繰り返し
主張して、無罪を獲得するのだ!
そうして、われわれの生きる道を
切り開くのだ!」
□□
第2地獄戦隊(ロックン・サーカス)
同毛(ヘル・ピエロ)
「そんな無茶苦茶な言い訳を
なぜ聞かないといけない。
ふざけるな!」
代王(ヘル・クラウン)
「こちらに接近したら、
静かにシバクぞ!」
台理(ヘル・ジョーカー)
「主の悲鳴が!」
行烈(ヘル・パレード)
「まぁ、主も仕方ない(笑)」
幻騒(ヘル・ファンタジー)
「次は、ヨッピー君の結婚式だね。」
第3地獄戦隊(ワンダーランド)
気誌 (ヘル・ナイト)
「アリス達は、成功したみたいだね。」
ヨッピー
「あの人、待っててくれたんだ。」
台理(ヘル・ジョーカー)
「土地神様やっていた時、
天界から、ハラハラしながら
見てたようだよ。
火山爆発したら、
ブレス吐いて、
溶岩流が村に流れるのを
阻止していた時なんて、
原則不干渉の違反を責めるヤツは、
いなかったからな。」
代王(ヘル・クラウン)
「君は、別け隔てなく
魂達を、育てたから
今回の昇格も結婚も
天界公認なんだよ!
あとは強情な、
主だけ未婚続行するつもりだから
観念してもらわないと(笑)」
□□□□□□□□□□□□□
果たして、外道王達は
ゼーロ様に、責任を押し付けられるのか?
いや…これは熱く言うセリフでは
ないですよね。
次回、どう表現したらいいのか?
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