第596話 逃亡戦?死闘?太平洋戦い

 用!

「誰か助けてくれーーーーーー!」


 

 そんな用!悲鳴が、

一部の方々に聞こえていた頃。




太平洋の外道軍基地では?


ゼーロ

「逃がすか!

貴様ら、

己の失敗を全て我らに

なすりつけて

また、のうのうと生活するつもりだろ!


苦の部分だけ、

他人に食らわせて、

楽の部分だけ、

自分達だけ堪能するなんて

そんな甘い事は無いぞ!


さぁ、

観念して、

戻れ!」



パンデビート王

「貴様も、そうやってきただろう!

だから、地球魔導怪獣大戦なんて

起こった!


美味いところだけ

食い散らかして、

苦の部分を

弱者に押すつけてやるのが

優等人種の義務なんて

言っていたのは、

貴様らだろ!


あの管理者共も、

同じことを言っていたが、

この結果だ!


最後くらい、責任を取れ!


そして、俺達は

間違っていない

崇高なる

俺達を崇める世界に

この地球を、

改造してやる!


さぁ全ての責任を取ってくれ!


くらえ

強火力粒子砲!」


ドドドドドドドドドドドドーーーーーーン!



フェントロー王

「全くそのとおりだ。

貴様が、ヨーを始末しないから

こうなった!


崇高なる我らが、

頭を下げたら

脳筋のヨーなんて、

すぐに騙せる!


地獄で、我らが成功するところを

指をくわえて、見ておけ!


フェントロー・レーザー

発射!」


ビューーン!


ドーーーーーーン!




「いまうちに、各国に散って

逃げ切るのだ!」


「陛下バンザーイ!」



ゼーロ

「こんな、攻撃!

効くか!


舐めるのも

いい加減にしろよ!


この、バカな(邪辣人)どもめ!


エアー・バインド!

全ての(邪辣人)を絡め取れ!

絶対に逃さん!


貴様らが、

不甲斐なさ過ぎて、

計画を実行できなくって、

考えれば、

俺が一番の被害者だろがーーーーーー!


こうなったら、

貴様らを使って、

この地球人に、

我らの因子を

撃ち込んで、

人質にしてしまうしか、

生き残る道は無い!」



フェントロー王

「貴様!

やはり我らを、

あの元管理者バルーみたいに、

爆発させて、

貴様の、昇進だけの踏み台に

するつもりだったな!」



パンデビート王

「フン、

使い捨てのコマになってたまるか!

我らは、生き残る!


貴様は、

我らに、ここまで苦労させて、

失敗した責任を取れ!」


ゼーロ

「貴様らが、

踏み台になるのは

涙流して

喜ぶのが

当たり前!


あ!UFOだ!

ハァ?

(´゚Д゚`)」


ヒューーーーーーーーーーーー!


ドドドドドドドドド!



一筋の光が

外道王達と、ゼーロを襲う!








その時、各国の軍事レーダーは、

正体不明の影を映していた!


ISS 内の乗組員は

もう、ビックリしないと

思っていたけど、

またビックリしていた。


ISSキャプテン

「ヒューストン!ヒューストン!」


ヒューストン司令部

「何が見えている?

こちらも、混乱している。」


ISSキャプテン

「日本にある、あのデカいヤツよりは

小さいと思うが、

とんでもない数の宇宙船が、

来ている。

どうしよう??」


ISS乗組員

「今、正体不明の通信が入りました!

(そのままの軌道で制御せよ!

我々は、今から昔の地球でのことに

ケジメをつけに来た!)

です!」



ISSキャプテン

「あれって。UFOだよな?」



ISS乗組員

「確認したから。

もうUFOとは言えませんが。」





しかし、地上ではとんでもない事に、

なっていた。


散らばって、逃げる外道軍の、

魔導生体装甲を

UFOが、追跡して

レーザー砲で撃っているのである!




とある戦艦

「見えたぞ!地球だ!

何だ?アレは?


テンアトミックランド?

え?

ハイ!

副管理者様!

今の外道滅殺拳本部?


わかりました!攻撃は、しません!

というか?


あのゼーロをどうしましょう!


わかりました!

外道兵だけを攻撃します!」


そう!


かつて地球に住んでいて

帰ってきた者達である。


その子孫達が、

親の敵を撃つために

帰ってきたのだ!




□□



パンデビート王

「あれは、900型戦闘機!

ハァ?15A800型だと!


だが、レーザーの出力が違い過ぎる!

何だ!あの火力は!


なぜ、旧地球の円盤型戦闘機が

やってきたのだ!


まさか?

フロント皇女か?」



ゼーロ

「ぐわ!クソ!

確実に

レーザーを当てて来やがる!


クソ!」



フェントロー王

「あれは、外道滅殺拳の地域で

作られていた移民船!


帰って来たのか?

クソ!

復讐か!」


逃げる外道兵の魔導生体装甲を、


ギューンと、

イオン放射フレアを吐き出して

追いかける

円盤戦闘機!


身体は違っても

かつての記憶がある。


子孫の身体を持って

ケジメつけに来たのだ!


ドドドドドドドドドドドドド


レーザー砲が火を吹く


外道兵A

「こちら!降伏する!

降伏する! 攻撃を止めてくれ!」



?UFO

「こちら、旧地球 旧ヘルミタット国

所属ライザー戦闘隊!


各国に告ぐ、外道受け入れをすれば

共犯とみなす!


各国に告ぐ、外道受け入れをすれば

共犯とみなす!


各国に告ぐ、外道受け入れをすれば

共犯とみなす!


あ!

外道滅殺拳当主が許可した場合は、

別次元で除外!


外道ども!親を殺され

子供を殺され 

国を焼かれて

涙した怒りをくらえ!


そんな者達を集めて

育ててくれた

当主様の怒りを

受けて燃えろ!」



そんな、交信電波が

全チャンネルで、

ラジオ、テレビ、インターネット

関係なく、流れた!



降伏が許されない!


ヨー(用!)が、関与しないと

関与できなくなると、

吹き出す怒り!


とても収集がつかなくなる事に

各国は、

マルダス世界援軍や、

フロント皇女の側近達が

何を言っているのかが

ようやくわかってきた。


地獄が始まって

破滅する。


マルダス世界の事や

今の地球の事を

自分たちの利益になるように

歪めると

収集がすぐにつかなくなって

破滅する。


その一端を

各国は、

見ていた。



某国核シェルター内の執務室

そこには、

投げられて壁にぶつかって落ちた

核ミサイルの発射ボタンが

複数あった。


押した途端、

自分も破滅である。


核シェルターなんて、意味がない!








一騎ずつ落ちていく魔導生体装甲機。


そして、外道王達と、ゼーロ以外

沈黙した。


外道兵を撃ち落としたあと、

UFOは、母艦に帰った。


地球の外に、肉眼でも見えるくらい

月の横とかにもびっしりと

包囲する状態で

並んでいた宇宙船。




フェントロー王

「嫌だ!嫌だ!ハエに分解なんて

されたくない!


嫌だーーーーーー!」




ゼーロ

「ハエだと!

貴様!この期に及んでまだ

自分は優遇されると思っているのか!


今、天界から

通信が来たがフロント皇女は、

インフルエンザウイルスに分解の予告を

されたらしいぞ!」




パンデビート王

「ウイルスに分解だと!

イヤダー!


俺は、王たる悪夢(ゆめ)を

まだまだ見るのだー

永遠に見るのだ!」





それを見ていた者達は、

近づいてきたら

攻撃しようと

腹をくくっていた。

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