第592話 とある森の中の魔境では?



 皆さんは、

世界地図を見たことがあるだろうか?


イヤ、ありますよね!

見たことなくても、

グーグルアースとかで、

今は本屋で地図とか買わなくても

見ることができます。


何を言いたいのか?


実は、昔の(古代)ヨーロッパの地図に、

あの世につながる洞窟とか、

あの世の入口と表記されたものが、

記載されているのです。



しかし2010年代には、

古代人の単なる妄想だと、

言われてました。


古代人の墓の事だとも言われてました。



が、

最近その話をもっと検証するべきだと、

外道軍の侵攻時から、

見直されて調査が始まりました!



そして、遂に!

とある北ヨーロッパ炭鉱の地層に、

炭素鑑定でもわからない、

妙な地層の発見と共に、

洞穴が見つかったのです!


そして、その地層は、

スカンジナビア半島の古地層

(一億年前以上の地層)

と、よく似た地層だったのですが…




ドイツ某大学研究室


研究員

「教授!大変ですよ!

あの洞穴から、

ダイヤモンドの硬度以上の

透明な鉱石の精密な

男性像が出てきました!


神殿があって、

安置されました。」



黒服の男達が、なだれ込んて来た。


教授

「何だね!君たちは!」



ワルサー(拳銃)を、

突きつけられる教授達。



トラックに詰め込まれて

発掘作業を、無言でさせられる教授達。


黒服の男A

「読め!」


教授

「わかるわけないだろ!


初めて見るよ!こんな文字!


クサビ型文字などの古代文字よりも、

どう見ても、高度な文字っぽい。


そして、この像を見てみろ!

すね毛まで、精密に削り出しているぞ!

ダイヤモンドカッターが、

刃こぼれした!

レーザーの屈折率が異常だ!


こんなもの、

現代技術で作るなんて無理だ!


フロント皇女?様かな?

連れてくるべきなのではないのか?」



黒服の男B

「オイ!今!目が、光ったぞ!」


研究員

「像が動いているぞ!」


教授

「危険だ!逃げろーーーーーー!」








ドッチューーーーーーーン!





ベルリン政府内部


「首相大変です! 例の遺跡で

キノコ雲を観測!


放射線の観測はなし!


しかし!


震度7強!の地震発生!


あと、2分で到達します!」










元フェントロー管理者バルー

「ふぁ~!

アーーーーーー!

よく寝た!


さてと、あっれ〜?


地球、小さくなってない?

アレ?

クリスタルコアの、

演算補正システムの補助がなくなっている!


アイツら(外道王達)

世界征服しっかりとやっているのか?


あん?


なんだこれは?


PC?


インターネット?


どれどれ?


ハァ?


何やっているのだよ!


オイ!ゴルデー!

管理者が、出頭してどうする!



誰だ!


俺様の、

マルダス世界・地球世界征服計画を

潰したのは!



今から、活を入れてやる!」



凶悪が、復活した。







そのドイツのキノコ雲は、

日本政府にも報告される。


トレバ(元聖カルッティ女王)

「あー!間違い無い!

この場所は、ヤツの神殿があったところだ!


外道プログラマーの中の中の管理者!

バルーの神殿だよ!


地殻が潜り込んで、

隠れていたのだな!」


 

大俵 あけみ

「そんなに、やばいヤツなのですか?

まぁ、やばいヤツだらけでしたけど。」



メイド・トロイ

「あいつか〜!


人の感情すら、

今のコンピューター言語で

プログラムしかねないやつだよ。


あの、外道達の外部演算コアの

元のプログラムをしたのが、

ヤツだよ。」



用!

「ただいま〜!


まさか、フロンティアさんが

AIさんの調整役をやっていたなんて

知らなかった。」


AI

「私も、名前は知らなかったのですが、

よく、用様を知っているな〜

なんて思ってはいましたが。


そうそう!

出頭した二人の内、

ゴルデーさんは、別の特訓プログラムに、

1号さんは、地獄プログラム(死刑なし)

らしいですよ!」



用!

「まぁゴルデーのやつ、

なんとなく、

あの戦争の結末を予想していたのだろうと

思っていたよ。


だが、ヤツが出てきたか…。


さぁ?どうする?バルー?」




しかし、その裏では、用!が恐れる

とんでもない、とんでもない!計画が

進行していたのだった。


そのことに、

本人はまだ気がついていなかった。







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