第557話 動き出す悪意!抵抗する者達が動く!
パンテピート王が、ボロボロになって太平洋基地に帰還した時…
フェントロー王は、太平洋を南下していた。
狙いは、まず赤道付近の島を占領して食料を確保してから地球制服しようと企んでいた。
しかし、テンアトミックランドと戦艦ダメダヨの派手な撃ち合いと、そしてその結末は上空を見ていても明らかであった。
どう見ても、戦艦ダメダヨの火力では謎の戦艦(テンアトミックランド)の偏向シールドを崩せなかった。
だが!好機でもある!
今は、あの巨体戦艦(テンアトミックランド)が、地球にいない!
そして、恐らく時間制限があるが魔導生体装甲を動かせると言う有利性がこちらには有る!
フロント皇女を五星隊が暗殺出来れば、こちらのもの!
今のフロント皇女の側には、謎の護衛が二人いるがなんとかなるだろう!
あの機械化改造人間部隊が、フロントの戦力にはいないのは確かに明白なのだが…
一つ大誤算があった!
あの巨体戦艦…
フロントバーレ諸国連合(フロント皇女側)の遺産ではなかった…
まさか、外道滅殺拳の当主ヨーのものだったとは!
それに…
ヨーのやつ…
生きてやがった!
忘れていた…
てっきり、脳筋拳法家っぽい顔をしているが、あいつは…あの天才科学者であった外道滅殺教の教主の補佐をやれるくらいの科学者だろうと当時の情報機関が報告を上げていたことを!
だが、今はヤツがいない!
そして、今の地球には最強合体管理者ゼーロ様がいる!
フロント皇女さえ、なんとかすればオーストラリア大陸を占領出来る!
司令官
「陛下!もうすぐパプアニューギニアのビスマルク海に入ります!
敵戦力はパプアニューギニアに、マルダス世界援軍ジャングラー国の軍がいます!
そして五星隊からの情報では、オーストラリア大陸の都市ケアンズから都市ブリスベンにかけて、フロント皇女の部隊と大邪神軍が配備されています。
ニュージーランドに、
アメリカ軍空母アイゼンハワーとリンカーンが停泊中!
ニューカレドニアに、
イギリスの戦艦が3隻!名前は不明!
フランスの原子力潜水艦が3隻!
ドイツのフリーゲート艦が3隻!確認できています。
そして、その今入ってきた情報なのですが、
戦艦ダメダヨの艦載機と戦闘を繰り広げていたと思われる、あの巨体戦艦から出撃したF14型戦闘機が、フィリピン近海にいきなり出現した空母に着陸したのを確認したと連絡がきました!
その艦隊空母75隻!
戦闘機の収納方法は不明。
そして我が軍の後ろに回ろうとしています!
そして、南極大陸では戦闘が再開されました!
今現在の戦況は、こちらが押されています!
ホロン・バボン連合軍が、魔法攻撃を繰り返し少しづつ防壁を縮めては、撤退を繰り返しています!
そして、例の謎の集団に遭遇したと思われる部隊が、やはり音信不通になっています!
まだ、その部隊の全容が把握できません。」
フェントロー王
「よし!我が虎の子グローテスト虐殺隊!
グローテスト大佐!出撃せよ!
まずは、パプアニューギニアに上陸してオーストラリア大陸の足がかりにするぞ!
そして、フロント皇女達を油断させておいて、五星隊に暗殺させるのだ!
行け!」
グローテスト大佐
「ハ!おまかせ下さい!
次は、勝利の報を!」
□□□□□□□□□□□□□□□□□□
その頃…
マルダス・地球間界境地獄では、あっさりと会議は終わり、光の精霊四天王は精霊王になる修行を開始したが、当初は捕まった光の精霊王は余裕顔だった。
「分身が暴れているのも、もうすぐ終わりだ。」
と、言われて切り札がバレているのと天界から全く援軍が来ない(来ると思っていたらしい)のに意気消沈して投獄された。
光の四天王がヨーに、ある要請をする。
「精霊・妖精界では、禁止されているけど今の南極大陸の戦線を協力させて欲しい」
ヨーは、快諾した。
外道軍は死ねない。
他の精霊王の働きも、天界が見ている。
やってみたらいいと、ヨーは言う。
そして、用!達は、ヨッピーの眷属間の挨拶がおわると、こっそりと地球の日本上空にテンアトミックランドを浮かばせて、次元断絶結界を張りルット達、精霊・妖精界亡命組を受け入れていた。
そして、パプアニューギニアにて、ジャングラー軍と グローテスト虐殺隊が衝突する流れになるとの報がやっていくる!
テンアトミックランドを、メイド・トロイとスラポに任せてヨッピーと共に出撃する用!
それに伴い、ついにバミューダトライアングルから地獄艦隊が出撃する!
次話
激闘!混沌たるパプアニューギニア!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます