第556話 激闘!日本国内戦2!その8(報告編)
地獄行きメリーゴーランドのパレードが、マルダス・地球世界の界境の地獄にやってきた。
そして、降ろされた光の精霊王を筆頭に、取り調べが始まった。
光の精霊王の守りの四天王は、降伏していたので縛られず側で歩いてやってきた。
地獄でも、普通の事情聴取である。
実は、光の精霊王は、実務はまったくないやっていなかった!
そう!光の担当なのにブラックな職場だったのだ!
実務をやっていたのは四天王なのである。
そして…
実は、外道滅殺拳の者達と敵サイドではあったが、顔を知っている仲ではあった。
大王の右側近
「しばらく、そこの聖域にて休んで下さい。
天界にも、連絡は入っています!
今、地球では戦艦ダメダヨをこちらに持って来ているから、その時にお話が始まると思います。」
光の四天王は、膝をついて「ハ!」と返事をする。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
テンアトミックランドが戦艦ダメダヨを拿捕して、連行してきた。
外道軍人達は、抵抗するまもなく霊体離脱となる。
(現世ではないので幽体が離脱するのでなく魂本体の霊体が身体から解離するのだが、外道達は基本死ねないので、霊体離脱と表現するしかない状態)
そして…報告がされることになる。
用!
「やれやれ、光の精霊王の奴は未だにフロントバーレ諸国連合元担当管理者と、元外道担当管理者の手のひらの上で踊るか…」
用2(用の分身・地獄管理担当)
「本体、奴らがどこに潜伏しているか目星はついたか??」
用!
「案外、初めの自分が作った歪みに拘束されているかもな。
それか…何処かの国の首相とかに、化けているか?」
□□□□□□□□□□□□□□□□□
その頃…
都内のとある病院では?
都知事
「嫌だーーーーーー!退院したくない!」
副知事
「俺も、退院しないーーーーーー!」
自称・総理大臣が、やらかした事で、とんでもない報いを受けて、都の行政窓口は人事停止!
そのことが、女性週刊誌にスクープされて責任を問われた事で対応するのが嫌なので、もともとの胃潰瘍とかの検査入院を引き伸ばしているのだ。
そして、もともとの諸悪の根源は…
自称・総理大臣 愚下駄 幌耳実(くけた ほじみ)
「ウゴーーーーーーー!
ヒーーーーーー!
ヒーーーーーー!
ハーーーーーーー!
ハーーーーーーー!
クソ!この女!抵抗しやがって!
やっと魂を占領出来たぜ!
本体のヤツは、いないのか…
全く存在が感じられない!
たが!大丈夫!
今日から俺様が光の精霊王だ!
キヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!」
周りには、白衣の血祭りになった男性や、看護婦、護衛、秘書の重症者が横たわる!
自称・総理大臣?愚下駄 幌耳実(くけた ほじみ)は、窓の眼下に見えるファミリーレストランに目を向けた!
ぐぅ~!
腹が鳴る!
ニヤリと笑うと、窓を蹴破りファミリーレストランに向って飛び降りた!
ドーン!
ファミリーレストランで食事をしていた所に、天井を突き破って自称・総理大臣がやってきた!
食事をしていた自治省事務次官は、腰を抜かす!
そして、自称・総理大臣が自分の皿のステーキを平らげ、鼻を動かし厨房に襲いかかった!
自治省事務次官
「警視総監のいったことは本当だったのか!
なんて事だ!
どうすればいいのだ!
こうなったら…」
ヒギャー!
厨房から逃げるコック!
事務次官も、逃げ出した!
警察が来る!
自治省事務次官は、機動隊を出動させるように自治省づてに要請する。
あの巨体戦艦が、地獄と思われる穴に連れて行かれて、少しは事態が軽くなると思っていたが、それは甘過ぎる考えだったと戦慄した…
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