第550話 激闘!日本国内戦2!その3

  日本 山梨県某所 上空!


 観光客は、避難した!


 しかし、超望遠レンズ・テレコンバーターレンズを使ったヨーチューブライブ実況は、つづく!



 しかし、なぜか皆用賀 スミレしか映さなかった!


 いや、嫌でも第2地獄戦隊を映せなかったのだ!


 隠蔽工作しているのもある!


 だが、それだけではない!


 実況者達には、なぜか映すことを拒否したのだ!なぜかはわからない。


 光の精霊王は、ぼんやりと映っている!



 それも、最初の20分だけだった!


 謎のバッテリー切れ!停電が発生して実況ライブも出来なくなった。


 これで、ほとんどのヨーチューブチャンネルがライブ放送を離脱する事になった。


 今は、どこかの実況チャンネルが一つぼんやりとする画面だが映しているだけであった。



 

 だが、現場では光の精霊部隊長と用賀 スミレの戦いが再開していた!


 ヘル・クラウン達に

 光の繭が強制解除されたからである!


 光の精霊王は、叫ぶ!

「出てこい!光の精霊四天王よ!


コイツラを、殺(や)ってしまえ!」



 いきなり呼び出された光の精霊四天王…


 だが…この光の精霊四天王は、実は…







 ルットが育てた精霊達であった。


 同毛の出す、戦うフリをして時間を稼ごう!というサインを理解して、動き出す光の精霊四天王!



 その頃…


 用賀 スミレ

「バワースラッシュ!×50


雷よ♫来たれ🎶この湖に♪


その力によって🎶来られよ♫雷獣♪」


光の精霊部隊長

「させるか! 食らえ光速乱刃陣!


そして、来たれ破壊の光!ライトバーン!」



ドドドドドドドドドドドドドドドド!


恐ろしい槍と、日本刀の攻撃ラッシュがぶつかる!



しかし、ここで用賀 スミレの策が効を奏す!


雷の攻撃をしたが…


雷獣なんて召喚していないのだ!




光の精霊部隊長が、魔法を使おうとして隙を見せてしまう!



 素早く部隊長の後ろに回り込み斬りつけるスミレ!


 

 しかし、いきなり部隊長の兜が割れて…


 出てきたのは顔であった!


 部隊長は、2面顔4腕の術を使えたのだ!


 光の精霊部隊長

「かかったな!食らえ!ライト・レイ!」



 だが、ここで予測不能な事が起こった!


雷獣?(ヘル・キャットの部下 ライニャン!)

「喚んだ? オワ! これは!


食らえ!雷のにゃんパンチ!」


ドーーーーーーーーーーーーーン!

雷の光が辺りを照らす!


光の精霊部隊長

「ハ! クソ!


ウギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」



プスプスプスプス…



流石に、光の精霊部隊長の防御力でも無傷とはいかずに、焦げた匂いが充満する!



 なぜライニャンが出てきたのか?


 秋葉原の魔法少女を見ていた猫間さんが、負けじと、部下にスミレに喚ばれたら行くようにライニャンに言っていたのだ!


 

 その時…


 光の精霊王は、同毛(ヘル・ピエロ)にボコボコにされていた!


 光の精霊王

「オレを助けろ…


うが…


なぜだ…


なぜなのだ…


こんなはずでは…


クソ…


ウガ!」


光の精霊王の首をつかんで、

睨む同毛(ヘル・ピエロ)が、


「博打ばっかり打って、オレの顔を忘れたか?

お前!

精霊は中立なんて言っていながら、

外道滅殺教の本部を直接襲撃していたよな!

そして、今回の襲撃だ!


だが、前とは一味も二味も違うぞ!

主も、俺達も甘くないぞ!


呼べよ!裏仕事をさせている闇ではなく黒の精霊を!


あのとき、喚んでいたよな!」



光の精霊王

「なぜ、それを…


クソ!貴様ら外道滅殺教の生き残りか!


いや、あのとき魔導爆弾で吹き飛ばしたはずだ!


クソ、喚んでやる!


出てこい!黒き我が配下4人衆!」




ゲキューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!



恐ろしい叫びと共に、空間が割れて黒い光を出す精霊?が4体出てきた!



 結界を、張っている陰陽師達がありったけの力を振り絞り、結界の強化をする!


 心を入れ替えて、修行した用賀家の若き陰陽師たちは、怯まなかった!



 それを見たスミレは、負けるわけにはいかないと、全力で斬りかかる!



 光の精霊部隊長は、雷のにゃんパンチで半分の体力が無くなっていたのだ!


 超速再生が出来ない!


 魂の格が違った!


 そこに、渾身の斬撃がやってきたを


用賀 スミレ

「用賀始祖直伝! 浄化斬!」



光の精霊部隊長

「ウギャーーーーーーーー!」


再び同じ叫びを出した部隊長だったが、

今度は、弱い叫びであった!


そして、封印ペットボトルに封印された!


つづく。









 

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