第545話 (幕間)警察を悩ますもの!1
ここは、東京都 秋葉原…
交番(派出所)
昨日…
変な通報が入ったと、無線で呼び出される!
クソ!
今日は非番で、家族サービスに遊園地は、戦艦がビーム砲を撃っているような時だから、ファミリーレストランに連れて行って、食事する予定がキャンセルになったところに、呼び出しだよ!
まぁ、南極に行っている上司達もいるから文句は言えない。
家族も働いている所を見たいなんていうから、ついてきた!
小学校では、親の働いていればいる現場の職場見学をして、作文を書かないといけないらしい。
娘の前で、発砲とかしたくないな~。
遠くから見ている事を、条件に…って
ハァ?
魔法少女が暴れている?
何だよそれ?
家の窓から外道軍兵士が吹き飛んでいるのが目視確認された!
オイ!
いくら現場近くだって言っても!
そこに、追いかけて行くフリフリのゴスロリの服装の空を飛ぶ魔法少女?
あれ?
気のせいか?
制服に着換え、現場に急行する!
場所は、変わったが間違いない!
さっきの魔法少女?だ!
今、外道軍兵士に馬乗りなって、顔を叩きのめしている!
魔法少女っていうよりも、格闘少女だよな!
だけど…空飛んでいたよな!
武術にも、舞空術と言うものが、かつてあったと道場で効いたことがあるが…
うわ〜
タコ殴りだ!
近づきたくね〜!
半殺しになった兵士を鎖で縛っている。
あっ!
他の外道諸国連合の兵士が出てきた。
また格闘が始まる!
魔法少女?
「プリティービーム!」
ドーーン!
ぜんぜんプリティじゃねーつ~の!
応援を呼ぶ
警棒を出して構える!
付近の歩行者を隔離する!
応援が来た!
発砲の準備をする。
とりあえず、不審者?としてあの自称・魔法少女?に職質をかけるか?
外道諸国連合軍兵士達は、密航者容疑?国家不法侵入罪なんてあったかな?状態なのだが、とりあえず確保する。
だが、オレは後悔した。
あの、魔法少女?の顔を、見てしまった!
魔法少女?
「あれ〜!マサル君?」
ヤツは、オレ(36)と嫁(自称・17)の同じ高校の同級生であり、元彼女であった。
逃げたい!
しかも、ヤツの肩の上に、ぬいぐるみが浮いていた!
磁力の斥力で浮かせている、新しいグッズなのか?と思ったが…
ぬいぐるみ?
「やったね、ぬんたん! 外道軍の兵士を倒せたよ!この調子でどんどん倒していこう!」
しゃべった!
いやいや!ライブ2Dとかの技術の最新版?でどこからか、音声とぬいぐるみを操作しているのだろう!
だが、
ぬいぐるみ?
「えい!」
とか言うと、破壊された店が復元された!
ハァ?魔法?
マジかよ!
俺は、その場を逃げるように応援に現場を任せて怪我人の確認と、外道諸国連合軍兵士が潜伏していないか、安全確認の為に周りの商店を見回る事にした。
それが昨日だ!
そして、今…
交番の机の前に、どうも本物らしい魔法少女様がいた。
一応、職務質問を…
するのではなくて、してくれとやってきたのだ!
先輩達が、後ろから様子を見てる。
見てるなら助けてくれ!
こいつ、俺と同い年のハズだよな…
魔導精霊少女ぬん
「マサル君、昨日ぶり。
悪い魔法使いに、たぶらかせれて
地獄の生活をしている君を助けに来たよ!」
巡査(マサル)
「何を言っているか、わからないよ。
あのね、(どうすればいいんだよ!交番の窓から嫁が睨んで来たよ!)
何か辛いことがあって、変なものに手を出した事はわかった。
カウセリングを受けて、これからの人生を再設計するほうが、いいと思うんだ!」
ブルー色の精霊ブール
「オイ!誰が変なものじゃ!
テメー!さては外道諸国連合軍の手先だな!」
魔導精霊少女ぬん
「ブール!違うのよ!この人の奥さんになっている人が恐らく外道諸国連合のスパイなのよ!
あの自称・総理大臣も使っていた魅了で、この人をたぶからしたのよ!」
巡査(マサル)
「オイ!人を中傷すると!…」
魔導精霊少女ぬん
「私はだーれ? リアルで魔法少女になったんだよ!
昔、私が言ったことが本当だとこれで証明できたよね!
あの時に私は、魔法少女だって言った事を証明したよね!」
巡査(マサル)
「あ…ああ…そうだな。そして、自称・総理大臣も魅了というスキル?魔法?を使ったって本人が証人喚問で言っていたな…。
(そうだな、確かにそうなんだよな!え?俺が間違っていたのか?)」
魔導精霊少女ぬん
「では、君をたぶらかした、あの女の正体は?
あの女の実家の本家は、外道諸国連合のスパイをしていた隠れ里の付近だよね!
ほら!これが資料!
目を覚まして!マサル君!
これを、上司さんに渡してあの女を逮捕して、昇進して、私と幸せな家庭を築こう!」
バリン!
交番の窓ガラスを割って嫁が乱入してきた!
取っ組み合いの喧嘩が始まる!
巡査(マサル)は、その日に警視庁本庁に呼ばれた。
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