第528話 長き眠りから覚める者達と、変化する情勢。

 マルダス世界の元聖ボロボーン王国。


 現モンスター国の神殿発掘が、やっと終わったのである。


 述べゴブリン総数2万匹の24時間交代作業であった。


 コンクリートのさきには、


 黒い氷があった。


 光を当てる!


 そこには…


 王冠を超える帝冠を頭に載せている、スライムが、眠っていたのだ!


 オークジャイアント

「この方が、聖なるモンスター。」


 キングスライム

「帝冠? スライムの歴史上持つことが許された者は二匹!


 体格、色、そして光の反射から、

グリーンメタル!


 まさか!この方は!」





その頃…

用達は?



天王星地表


用!

「一応宇宙服を、作って来たけど、いらなかったな。」


ヨッピー

「だね! まさか空気の問題を克服していたとは、気が付かなかった。」


AI

「では、記念撮影取りますよ〜。


地球とか、背後に写ってる角度まで、後20秒!


3、2、1!


ハイ!チーズ!」



パシャ!



天王星上陸の記念撮影を、撮っていた!



そして、生命反応と霊力波動を探知して、その場所を目指す!



 そこには、化石となったロケットがあった。


 その側に、石がありそこに刻まれていのは、霊星が、管理者達の都合によって砕かれた。

なので、我々平和コミュニティ班は♢♧♡♤♠♢を、目指す!


そこは、外道値滅殺拳当主が天体観測の末、もしテンアトミックランドが完成していたら、開拓先にしようとしていた星だ!


外道滅殺拳当主は、我らに偉大なるものを残してくれた。


移民先まで、十分全員行けるだろう!


ただ、当主の従魔・ペットのスライムのスラポ

が、この天王星に残る事を希望した。


待つとの固い意志だ。


よって、ここにスラポがコールドスリープにて眠る。







ヨッピー

「主! 待っててくれたよ!」


用!

「あぁ…」


中に氷詰めのブルーメタルのスライムがいた。

 

 トレードマークのミニ帝冠付きだ!


用!は、ロケットを新しく作り直し、地球に向かうと、書き足しておいた。



 テンアトミックランド内の医務室にて、用!のクリアで氷を溶かし、スラポを治療水槽に入れる。


 浮遊都市テンアトミックランドは、木星からスイングバイ航法で行こうとしていたが、止めてそのまま火星を目指す事にした。


 浮遊都市テンアトミックランドの重量が、惑星軌道を変えてしまう可能性が出てきたためである。


 まぁ、燃料なんて使ってないのと、太陽の重力をそのまま利用したらいいので、そのほうが楽だったのである。


 なかなか、真っ暗な宇宙空間では操縦が不慣れな用達には難しい事なのだった。




その頃…


アメリカのNASAでは!


人工衛星からの画像とISSからの報告で

ヒューストンでは、混乱の嵐が起こっていた!


天王星が、いきなり消えた?

(テンアトミックランドの影に隠れただけです!)



そして、木星がなにかの物体の影に隠れる様子がリアルタイムで観測された!


「外道諸国連合軍の宇宙要塞が遂にやって来た!」


「巨大な小惑星に違いない!


 地球にぶつかる可能性を計算しろ!」


「ロスト!見失いました!」


「探せーーーーーー!」



しばらく混乱していたという。





そして、天界では…


風の精霊王が、

「ヨーを、捕まえて謝罪させろ!」


なんて、わけわからん事を言ったので、

その場で、タコ殴りに会い。


風の精霊王は、現行犯逮捕された。


実は、その後…闇の精霊王が飛び土下座をして、天界にやってきたのだ!


闇の精霊王

「殺しの免許をくれ!」


精霊担当者

「お前な〜!」


だが、闇の精霊王が説明すると…


精霊担当者

「うーん(゜゜)、なるほどな!

で!あの頭ボンは、お前の仕業か!


だけどな…今、ヨーさんは殺しを良しとしないんだよ!


だが確かに、精霊・妖精の関与でロクでもないやつになったやつにはシバキは必要だな!


よし!待っていろ!


上司に、掛け合ってくる!


あと、あの風の精霊王のやつ、調査室と監察室に現行犯逮捕されたぞ!」


闇の精霊王

「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!


あいつ、なにやってるんだよ!


まさか、また裸でバカ音頭を踊ったのですか?」



精霊担当者

「バカ音頭?裸で? なんだそれ?」


そこで闇の精霊王は、酒を飲むと天界の苦労人達を馬鹿にして裸で踊る事を、暴露する!



精霊担当者

「あのヤロー!許さん!


少し待っていてくれ!」



そして、風の精霊王はすぐに帰る事が出来なくなってしまった。








マルダス世界・地球世界境界の地獄1


闇の精霊王

「お久しぶりです。あの当時、契約に縛られ喋ることすらできなかったことを、ここにお詫びします。


 どうぞ、首を斬ってください。」



用2(用?の分身)

「天界から聞いたよ。


頭がボン!か…


確かに昔の本体なら、その基準だろうな。


だけどな、基準が変わって来た。


うん、方針はわかった。


ただ加護は、平等化を進めてくれ!


それでな、これ!シバキカウンターってカードで、ナイスシバキをしていくと点数が付く!


この最新版、ロクでもないヤツようシバキガイドの研修を受けるのと、登録をしてくれ!


これがあると、俺も本体に言えるから。」


闇の精霊王

「ありがとうございます! 」





そして、やはり


頭がボン!は、やめて置くことになり…



大王側近・右

「大王様の裁きである!


名を、覚えていたら名乗れ!」


度分個

「名前は、 度分個(とふこ)と言います。」



大王側近・左

「なぜ、自分が○なねばならなかったのか、わかるか?」


度分個

「わかりません。」




そして、滝の水鏡の前に立たされる度分個



そこで、用に6年間の小学校時代に、金をもらってイジメ・冤罪・暴力・給食抜き・嘘の知識の授業など、自分の祖母の教師失格どころではない罪のオンパレードによって、自分どころか一族皆○しにされても、まだ足りない事を教えられる。


 だが用2は、言う

「今から、元の世界に戻す!


 毎日、「クソババア!○○○○○」と言って、反省を促せ!


 遠いところに隔離されたら、幽体離脱しても出来るようにしておこう!


 反省喚起している内は、罪の精算の実行は免除してやろう。


 そしてお前が、あのババアと同じようにならず、真っ当な人として生きるなら、点数が入って、査定に反映するようにしておこう。」



度分個

「ありがとうございます。

死ぬ気でがんばります!」









その後、


マスコミが集まる中で、行われた……○式が、とある事で中止になった。



とある消防署の報告書


気絶 56名


その後、言語障害を発生した者 46名


頭髪の急激な変化    15名

(白くなる・急激な脱毛)



AED使用  3名




その後 来粗田 化路は、延々と孫に

「お前のせいで、地獄を見た!」と鬼気迫る状態で言われる事になる。





そして、その騒動の三日後から、とある小学校に勤務歴がある教師達が倒れだして、とある中学校にも、謎の疾患が広まりだす。

  

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