第527話 (幕間)偶然逃げる事が出来た奇跡!
富士山近くの山の中
山梨県の某所にて。
そこでは、夜中に人が見たらボーと光っている所があった。
精霊・妖精達である。
主人の第6行動制御室長ルーフォから、不穏な動きがあるから、一度精霊・妖精界に行って来て亡命の用意をしたほうがいいかもしれないなんて言われたけど…
こっそり里帰りしたら、夫が言っていたのもあって、こっそり宮殿に行くと私達を人質にしてヨーさんを傀儡にしようするように聞こえる暴虐極まる計画を、今の火の精霊王が言い出した。
なるほど、私がルーフォと夫婦になると決めて生活する代わりに、火の精霊王位を譲り、界王位を今の風の精霊王に渡すのと引き換えに、私達の派閥に干渉しない精霊契約を破るつもりだ!
精霊契約を行使すると、勝てるが…
今の知りうる、情勢を考えると…
精霊・妖精界ごと吹き飛ぶかもしれない。
それでなくても、私が知っている数億年前のキレたヨーさんが出す爆砲は……
思い出すだけで、今でも青くなる。
さて、下級の生まれたて達も引き連れて地球に逃げたのだが、どうしよう?
山の中に、すごく過ごしやすい廃旅館があった。
すごい!まるで聖域みたいだ!
ここで、突然移動したことで、消耗した下級精霊・妖精達を回復することになった。
その頃…
ロッキー山脈では…
真・ゼーロ
「うぅ…飲みすぎた…」
1号
「そういえば、日本のエナジードリンクと欧米のものとは、成分が違うって言っていたな。
うぅ…。」
まぁ…カフェインの超取りすぎなのであろう症状が出ていたみたいだ。
流石に、ゼーロの中の地雷女さえも、
( ̄△ ̄;)な、顔をしていた。
そして地雷女は、ゼーロの身体に細工を始める。
恐らく、ゼーロは内部抗争で分裂する!
今まで、分裂しなかったのは、
まだ助かるのでは?
今、分裂するとヨー達に捕まる
→地獄よりもひどい目に会うかもしれない!
→天界に送られると、ヤバい。
などの恐怖で、固まっていただけだ!
虎視眈々と分裂しようとしている奴らがいる。
しかし、地雷女は沈黙するフリをしていたのだ。
弱っているフリしている室長が、スキを見てすべてのスキルと力を奪い取って、ゴミを捨てるがごとく吐き出すだろうからだ。
前にそれをやられた地雷女は、今は絶対防御体制で固まったフリをしてた。
真・ゼーロ(室長)
「ち! 地雷女は、全く動かねぇ。どういう事だ?なにかに備えているのか?
分身たちの記録だと初め暴れていたが、最近全く動いていない。
力が抜けるのは、地雷女が原因だと思っていたが…別の要因なのか?
まさか…分身達に預けていた合体神格が、実はただの黒石だったなんて落ちじゃないだろうな…。」
ゴソゴソと、室長は神格の珠を取り出すが…
かなりの前に、取り戻したと思い込んでいた黒い珠は、用の地獄救出生活の疲労物質を圧縮した、いわゆる垢の珠だったのである。
プ〜〜〜〜ン!
真・ゼーロ
「クセーーーーーー!」
1号
「なんですか?それ? 垢臭い!
風呂に入ってくださいよ!」
ゼーロは、その時に気がついた!
これ!垢の塊だ!
腹が立って、外に投げつけた!
一応風呂に入る。
気分が晴れたときに、気がついた。
真・ゼーロ
「俺達…神格無い…やばくないか?」
そして、内部会議となる。
神格は、外道諸国連合の王に探させよう!
ジャングラー国にあるかも!
地雷女は、どうする?
排除不可能だ!
また暴れ出すだろうな?
なぜ今は、沈黙している?
まさか!どこかの卵みたいに、
「じらい〜〜おんな♫じらい〜おんな♫」
とか言うと、孵化して身体を食いちぎって出てくるかもな。
なんて、言い出した。
そして、神格が無いいじょう無駄なエネルギーを使えないので、睡眠を取る事にした。
地雷女も、少しづつエネルギーを取り込んで半分寝るモードに入った。
しかし、その時!
ロサンゼルスでのJukai店舗の用意と、大戸総理たちに対する差し入れを持って来ていた、ヘル・ラビットの鼻が反応した!
ヘル・ラビット
「主の汗の匂いがする!」
すぐに分身達を飛ばすヘル・ラビット!
大戸総理達に、差し入れと生活資金を渡して、警護役のヘル・マート達と相談する。
ヘル・ラビットの分身達がロッキー山脈の中腹近くで、用の垢玉を発見する。
ヘル・キャット達とも相談すると、どうもゼーロに仕掛けた罠だったらしい。
このとき、ゼーロ達の秘密基地の場所がだいたい特定されたが、ゼーロが遮断結界を設置していたので完全確認特定は駄目だったが、
後の観測で、ゴミの廃棄がズサンだったのが原因で、ほぼ位置は特定されてしまった。
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