第523話 ゼーロがキレる。
南極からの、兵隊達の分身越しの直訴…
本来なら、処刑!
だーーーーーーが!
今回の直訴は、違う!
なに!燃料が、来ないだと?
切り札の生体魔導装甲の使用を許可しているのに、援軍を出していないだと!
なにの為の切り札の使用なのだ!
謀反の疑惑か…。
うむ、ありえるな!
それに、調整した分身の集合体だったゼーロだが、本体と入れ替わったから…
かなり無理が来た…
クソ!室長である、オレの言うことを聞け!
だが…自我がたくさんあるのは、不都合だ!
しばらく、調整しないと!
それに、クーデターに使ったインスタントクローン体達の活動限界が来た。
仕方ない。
基地にしばらくこもるか。
1号の回復もしないといけない。
3号モドキに、連絡を入れて協力させなくては!
だが、その前に謀反の疑いがあるボケ共(王達)に、刺激を入れないと!
王達に、念話をつなぐ。
真・ゼーロ
「オイ!南極基地に燃料を補給していないみたいだな!援軍すら出していないだと!
貴様ら、なにをしている!」
ベオグード王(クローン)
「なにを言っているのだ! 燃料なんていらんだろ! 今は、食料の確保で忙しい!後にしろ!」
アルフォーデ王(クローン)
「全くそのとおりだ! 燃料?援軍?いらない!
崇高なる我々がなぜそんな事をしないといけない!
足りなかったら、他のところから実力行使で略奪すればいい!
変な事を言ってくれるな!
まるで、我々が無能の如く言うのはやめてくれ!」
パンデビート王
「ハァ?オイ!援軍・補給担当がなにを言っているのだ!
戦闘中なのに補給なければ、発電できないだろ!
お前ら、狂ったか?」
フェントロー王
「どっちみち、本体と代わったのだから、発電は、いらないだろう!
どうでもいいことに、キレるな!」
ブリンド王
「さぁ、生体魔導装甲使って、一狩り(虐殺に)行くか!」
真・ゼーロ
「貴様らーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
俺達、生まれつきの管理者達は、分身からのエネルギー供給システムが無いと、この10次元での活動制限内で、自由に動けないと何度言えばいいのだ!
何度も言えばバカでも、わかるぞ!
わからないのは、貴様らがクズだからか?
なら、制裁を加えないと、わからないようだな!
このクズどもがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
真・ゼーロが基地の外道王達の前に、現れる。
そして、手のひらから黒いイナズマが発せられた!
ベオグード王(クローン)
「ギャバゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
アルフォーデ王(クローン)
「ブピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
二人の外道王達が、炭に成るまで電撃で焼かれ…風が吹いて、散って行った。
パンデビート王
ジョロジョロジョロジョロジョロジョロジョロ…
「ヒィーーーーーーー!」
温かい液体を股間から漏らして、腰を抜かして座り込むパンデビート王…。
そして、ブリンド王とフェントロー王も同じ状態であった。
真・ゼーロは、命令する。
「2体の生体魔導装甲は、俺達が使おう。
オイ!クズ3(スリー)!一人はマルダスに行って、食料調達してこい!
そして、あとの二人はこの地球の政府を掌握していけ!
日本以外まだ、できていない。
天界が動くまで、急げ!
そして、バミューダトライアングル領域には近づくな!
あの領域を封鎖しろ!
えーと、燃料?あったな!
南極にテレボート!
お前達の側近・近衛師団共をここに出せ!
よし、3割づつ南極に送る!
燃料を切らすな!
切らすと謀反と見なす!
わかったな!
オレは、決戦の為にしばらく眠る!
オレたちようの食料を、毎日このスペースにおけ!
以上!
返事しろ。」
王達
「「「ハ!」」」
こうして、南極部隊が予想していなかった、
ベオグード王とアルフォーデ王の強制退位と、3人の王の大クズの称号獲得が起こった。
(既にクズの称号を獲得しているため。)
その頃…
用達は…
AI
「巨大小惑星?接近中!サイズが、土星並にあります!」
用!
「カモ(部品材料)がネギ(大気)背負って来たぜー!」
ヨッピー
「今日も、豪華な、鍋(部品製造用の炉出力が全開!)だー!」
なんて、変なテンションで進行方向に立ち塞がる小惑星とか、大き過ぎる小惑星?をゲットしていき、テンアトミックランドと、新規製造決定の謎要塞の部品にしていって、突き進んでました。
用達の予定、地球帰還予定日まで
あと、35日!
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