第511話 発掘されたもの。
マルダス世界
旧聖ボロボーン王国神殿
モンスター国の発掘現場では!
謎コンクリートを、ゴブリン達のゴブ海戦術で削っていた。
ついにゴブリン達にも体調不良が出始めたのである。
だが、あきらめない!
なぜ?
オークプリーストが、かなり前の旧神官長の日記にこの壁の補修工事の時の記述を発見したからだ!
そこには…
城(恐らく聖カルッティ王国の王城の事だと思われる。元は1つの国だった)の古書によるとこの壁の向こうには、聖なるモンスターが自ら氷の封印をかけて眠っている。
時が来れば、開ける者が現れる。
それは、救世主が現れ救いを求める時に真価を発揮する!
外道達に見つからぬように!
フロントに見つからぬように!
そして、精霊や妖精に見つからぬように!
心して、隠せ!
そして、◇◇◇(神官長には解読不能の文字だったらしい)の主を探すのだ!
彼こそが、救世主との橋渡しをしてくれる存在である!
そして、宿命を解決せよ!
と、書かれていたらしいが…
当時の聖ボロボーン王はロクでもないやつだったけど、報告したらしい。
(建国時から続いてロクでもない王達です。)
その2~3日は、日記が続いたが…
後の記述はなかった。
ゴブリンプリーストが、政治の方面の記録を探すと、当時のロクでもない王は仕事が増える事を嫌って、その神官長を転移で当時は、荒れ地だった今の、ホロン王国辺境に追放したらしい。
なぜ追放なのか?
その、聖なるモンスターの封印部屋が問題になったときに、責任を(濡れ衣を)おっ被せるつもりだったので、処刑せずに追放したらしい。
(その神官長の子孫が今の、騎士シー・ド・ダイハードさんです。)
オークジャイアント達には、国を作ると同時にある目的があった。
それは、彼らの伝説の大連合盟主の復活!
そのために、魔法陣や瘴気を探求して、他の封印されたジャイアント達を復活させようとしていた。
その目的につながるかもしれない!
ゴブリン達の発掘は、続いた!
その頃…
シャングラー国王は、恐ろしい話を聞いていた。
フロント皇女からは、確かにそんな話を三分の一位は聞いていた!
だが、ブリザード公国のプリナ女王から聞いたときに、全く違う印象を受けた!
なぜ(・・;????
その答えは、魅了だった!
フロント皇女は、パッシブスキルの魅了持ち、かつ!妖魅了と言われるアクティブスキルを持っているらしい。
そしてプリナ女王とは、敵同士だったらしい。
つまり…
ヨウ・ヨウガ様…(用)と敵対していた存在らしいのだ。
男を魅了で、たらしこんでは自分の思い通りに交渉を進めていく手口がフロント流らしい。
そういえば、フロントとの会談の時、耐性スキルが警報を鳴らしていたが、いつの間にか突破されていたみたいだ。
そしてそれが効かない数少ない存在の、プリナ女王達が、まだフロントと抗争を起こす事ができなかったの理由の一つが、この発掘されたコールドスリープ装置に眠る女性らしい。
このことは、精霊と妖精に気づかれるわけにはいかない為にプリナ女王がやって来たのだ。
そして、パイン街から地獄管理者の方々が来られた。
赤間(ヘル・??)
「プリナ!久しぶりだな!フロンティアさんが見つかったか!」
黄田(ヘル・??)
「状態は?…なるほど!すぐにでも回復出来るようになっているぞ!」
青道(ヘル・??)
「主が、戦闘制限を解除された!」
桃鐵(ヘル・??)
「フロント達にも、好きにはさせない!」
黒地(ヘル・??)
「シャングラー国王殿!主様からの命令で、地球のシャングラー軍にかけられた魅了は、既に極秘に解除してある!
地球で、我らの仲間も戦闘体制に入った。
なんとかシャングラー軍は、皆帰って来れるようにする。」
シャングラー国王
「ありがたき心づかい、おそれ入ります。
私達は、幸せものです。」
赤間(ヘル・??)
「勇者タツヤ殿!いや…タツヤ社長!これをお渡しします。」
タツヤ
「これは?なにかのリモコン?」
青道(へル・??)
「それは、主がこの世界でゼーロが壊したあの機体の残骸を回収して復元した物を素にミスリルの新合金(ミスリックダイトALPHA)を使った魔導モビルスーツですよ!」
桃鐵(ヘル・??)
「そのリモコンキーで、亜空間に設置している魔導モビルスーツが呼び出せます!」
黄田(ヘル・??)
「国王と、四天王の二人の分のリモコンキーですよ!
そして、他の勇者達の装備も持ってきました。
外道諸国連合がやって来たと同時に、我々地獄管理者は、外道諸国連合の作った空間の歪を解体に入ります。」
黒地(ヘル・??)
「既に主は、デストピア大陸の内部に入って解体を始めている。
奴らに我々がいるとバレると、恐らくラリって大型魔導爆弾拡散爆撃を仕掛けてくる!
小型乾電池単1電池サイズの魔導爆弾でも、えー(・_・;)原爆の1200倍位の威力がある。
結界で、それを塞いだら、恐らく奴らは自分達の歪んだデストピア世界の歪みを使って、この世界を巻き込んで自爆するだろう!」
プリナ女王
「解体完了するまで儂らだけで戦わないといけない。
辛いぞ!覚悟しないと。」
シャングラー国王
「この、不幸の連鎖を断ち切らないと!」
フロンティアさんの入った装置は、極秘輸送されて行きました。
その頃…
用達は?
へばっていた。
そして、睡眠を取っていた。
実は、あまり深い睡眠を取っていない為に五徹夜しているのと同じ症状が出ていた!
用!
「くぅ〜くぅ〜くぅ〜。」
ヨッピー
「クコ〜クコ〜クコ〜!」
AI
「えーと(゜-゜)、このクリスタルは…
王専用回線に繋がってますね。」
□□□□□□□□□□□□□
五徹でした…
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