第506話 激突の小笠原諸島!
浮上して、東京湾に近づく宇宙船5隻!
迎え撃つのは小笠原諸島に待機する、異世界帰還組!
駿河湾には、海上保安庁の船が集結していた。
対する外道諸国連合軍は、カベーゲロ大佐率いる特殊部隊イエローベレー。
魚雷攻撃が始まる!
だが、びくともしない!
しかし、今度は大きな鉄の円形スタンプが押しつぶそうと宇宙船に当てる!
だが、無駄!無駄!と、無視して突き進むが…
アレ!スタンプクレーンに、かなり太い電線がついてません?
「送電開始!」
号令の下、電線に送電がされると………
アレ?
半径1キロの電子部品が狂いだしたぞ!
そう!アレは電磁石スタンプ!
廃材置き場で鉄製の物を分別するときに使っている物を、総理大臣のお姉さんが立案して魔改造して出来た、日本政府の力作!
(実は地獄管理者の補助魔法付き)
プシュー…
プシュー
プシュー
宇宙船から、煙が上がる!
「ウェーーーーーーー!」
出てきたのは、カベーゲロ大佐本人!
すかさず、宇宙船に大急ぎで作られた大鎖が絡みだす!
他の宇宙船4隻も絡め取られた!
カベーゲロ大佐
「クソ!こんな原始的な方法で、足止めを食らうとは!」
メイド・ゆみ
「主に代わり、ここで成敗してしてやる!」
カベーゲロ大佐
「フン!消えろ!ファイヤーボール!」
プスン!
ファイヤーボールが出るには出たが、すぐに消えてしまった。
カベーゲロ大佐
「ハァ?こんなに魔力満ちているのになぜ起動しない!」
メイド・ゆみ
「(隙あり!)フレイムカット!」
ギイン!
カベーゲロ大佐の、高振動ソードとゆみの火魔法を纏った日本刀が激しくぶつかる!
カベーゲロ大佐
「チイ!シャドウブラスト!」
シャドウブラスト!
確か闇属性の球を当て、相手の身体を粘着系の闇属性魔力で覆ってしまうスキルだった!
そう判断した、ゆみは光魔法を展開する。
ゆみ
「ライトバーン!」
光の魔力が圧縮された玉の急速膨張が発生した!
カベーゲロ大佐が、自分スキルよりも威力があると見抜いて大きく宇宙船から退避するしかなかった。
ゆみが追跡する。
海の上を走るゆみ!
カベーゲロ大佐が、舞空術を展開してさらに上の位置取りをしようとしたが…
足に鎖分銅が、絡まる!
大俵 あけみ だ!
得物は、鎖鎌らしい。
カベーゲロ大佐の背中に、ファイヤーアローが突き刺さる!
ドン!
ドドドドドドドドドドドドドド!
女子高生組の新必殺技ファイヤーアロー撹乱撃ちである。
もともと、一対一なんて決まりは無い!
非力なら、非力の戦い方がある!
ブリードル帝国で悲惨な戦いを生き抜いて来た女性陣の戦略的戦法である。
だが、相手も外道三昧!賭博三昧!していたが数億年前は、この地球で恐れられた戦士の1人である。
そんなに簡単に倒れてくれはしない。
カベーゲロ大佐
「クソがーーーーーー!
舐めるのもここまでだ!」
カベーゲロ大佐が、プロテクター上にかけていた大きなタスキ?ミサンガ?を千切って燃やすと、身体からオーラが漏れ出す!
そして、
カベーゲロ大佐
「ハァーーーーーーーーーーーー!」
身体からオーラが噴出した!
付近を偵察撮影していた、自衛隊員も警察官も、15キロ先で戦闘体制に入っていた戦艦の搭乗員達も皆気絶した!
駿河湾の方でも、半数5万人の気絶者が出た!
なんて、殺気なのだろう!
しかし……
カベーゲロ大佐
「ホウ!オレの気力を受けても、立っていられるとは?なかなか…」
メイド・ゆみ
「フフフフフフフフフ!
主のお戯れにすら足元に及ばない気力に、どういう反応を示せと仰せですか?
その程度で、そんなセリフを言うと、底がしれてしまいますよ。」
流石!ゆみさん! 用とか、トロイとかのオーラを見ている為か、冷や汗かいても全く動じない姿を貫く。
それに、一回ゴブリンジャイアントをブチギレて吹き飛ばした用を見ている為か、肝がすわっていた。
女子高生組も、気絶したフリをして次の仕込みを終えていた。こっそりと移動を始めた。
カベーゲロ大佐
「フン!寝ぼけた事を、ほざくのもここまでだ!」
ドン!
大きなオーラを込めた玉を手のひらから出す カベーゲロ大佐!
ゆみは、その時…カベーゲロ大佐の後ろで宇宙船の脱出口から、内部制圧完了のサインを出すメイド・トロイの姿を確認!
そして、残り4隻から出てきた戦士4人が、
二本杉 真菜達の隊と衝突した!
その隙に、各宇宙船に入って行くトロイアル達!
そして、ゆみも攻撃を開始する。
メイド・ゆみ
「フレイム・エクスプロージョン!」
ゆみの後に大きな魔法陣が現れその中心から、魔力の放射光が放たれる!
カベーゲロ大佐
「フン! その程度………、
ゲエ!何だと!」
突然ゆみの攻撃の出力が増大したのだ!
カベーゲロ大佐が、気力玉で迎撃する!
ドーーン!
爆発が起こる!
そして煙が晴れた時には、ゆみとカベーゲロ大佐の剣の衝突音が響く!
ガン!
ギン!
ガキン!
カベーゲロ大佐の息があがっていた…
ゼェゼェゼェゼェゼェゼェ…
カベーゲロ大佐
「(何故だ?ナゼこんな小娘相手に息が上がる。
ナゼなんだ!)
フ〜貴様〜」
メイド・ゆみ
「フフフフフフフフフ…マイネほどではないようで安心しました。」
な~んて、大佐と対マイネ戦闘シュミレーションで戦っていた事をバラすゆみさん。
カベーゲロ大佐
「なに!(確かに今、マイネと言ったか!)」
疑心暗鬼に嵌りそうになっている、カベーゲロ大佐!
後ろで、トロイが結界を張った事に全く気がついてなかった。
まだまだ戦闘は続く…
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