第491話 昭和基地上陸作戦開始!
南極!
そこは、北極とは違い大陸がある世界!
そして、氷に閉ざされている謎の世界。
しかし…古代エジプト文明のとある図書館には世界地図があり、そこには精密な南極大陸が描かれていたという!
帆船すら発達していなかった時代になぜ、そんな地図があったのか?
そして…ポールシフトの影響なのか?、氷に閉ざされてしまったのか?
その答えの一つが、南極の地下にあった!
今も稼働している、謎の遺跡である!
UFOの目撃談も多く、南米の平原には南極を指す矢印の地上絵もあるらしい…
南米のとある島では、謎の光の柱が発生していた!
外道諸国連合からの、南極遺跡(イヤイヤ)復旧隊と、(イヤイヤ)収集された従業員とかである。
そいつらは、地球に着くなり…近くの南米大陸の国々を襲った!
食料!家畜!水!武器!衣服!そして船!
ネズミ達ですら逃げ出した恐ろしさ!
当然!南米の国々は抵抗した!
だが、ロクでもない事をする事!数億年のキャリアと歴史がある彼らに、あっさりと逃げられた!
そして、その略奪団は南極大陸に向かった!
もちろん、各国も黙って見ているわけではない!
国連で、異世界盗賊団と認定され逮捕と、討伐の依頼が各国に出された!
日本も、ただ見ているわけではない!
そして、協力放棄はしない。
ICPO経由で、この盗賊団を指名手配してもらい、警察が出動する事になった!
(南極条約により、南極はどこの国にも属さず、どこの国の警察の管轄でもないから代わりにICPOが警察派遣国の音頭を取る事になった。
ついでに言うと犯人もどこの国にも属していないのが、ICPOが動かざる得ない動機にもなった。
今回、軍を持たない国や、いろいろな事情がある国もあり、警察派遣決定国が複数あった。
日本の警察派遣の理由は、第二次世界大戦後の過程で戦争放棄したために、武力派遣はできない!から、らしい。)
ここで、どこかで聞いたことがある話になってしまった。
そう!そして、それに間に合わすように、銭形警視正が、修行から帰ってきた!
警視総監
「銭形君大丈夫か? 私も君がアニメのあの同姓の鉄人警部みたいに、空爆の嵐だろうが、宇宙だろうが、海の中だろうが、突き進む無敵すぎる姿にコンプレックスを持っていたのは知っているが、君は君だ!
我が警察の切り札だ。
胸を張ってくれ!」
銭形警視正
「ハ!行ってまいります!」
こうして、南極観測隊と海上保安庁の全面協力のもと日本の各署からの選抜組による、異世界犯罪取締捜査本部隊が、南極に出動した。
ベース基地は、オーストラリアのシドニー。
そこに警察庁海外派遣捜査本部が置かれ、
とある民間企業提供の石油タンカーを改造した移動大型派出所を基点に、南極に派遣される事になった。
とある民家企業?名前は非公開だそうですが、通販とかで有名らしいですよ?
そして、各国の会議が行われる。
後にこの会議を異世界シドニー会議と呼ばれる…とんでもない長く開催されそして、特長すぎる会議となる!
銭形警視正
「南極ですか…猫間(ヘル・キャット)様からいただいた地図だと、恐らくこの地点…
(ウィーン!ウィーン!警報が鳴る!)
なに!ボストーク基地が、襲われた?
燃料と発電機を奪われたのか。
そうか!人工衛星での追跡も失敗ですか!
本部長!昭和基地も狙われますね。」
影前警察庁長官(無線)
「こちら、日本の対策会議室の警察庁長官の影前だ。
どういう分析での予測だ?」
銭形警視正
「は! キーワードは燃料です! 南米各国のタンカー及びガスが、全て略奪されてました。
そして、はじめは略奪品分類で、食料及び農作物として計上されてましたが、(サトウキビ)がかなり多い!
畑からも、わざわざ刈り取ってます!
そして科学触媒類を見る限り、バイオディーゼル燃料生産の為と考えたら、店売りの略奪食料以外全て、燃料の素材です!
奴ら、自動車部品会社の倉庫も狙ってますが、ほとんど無くなっのは、エンジンと発電機部品です。」
そして、議論の末の結果は各国の基地を防衛しつつ、衛星写真で確認できた地点までの捜索であった。
そして、大氷河や、氷壁が見えて来たところで、待ち伏せの狙撃が襲ってきたのである。
レーザー砲が、各国の戦艦を襲う!
Harpoonミサイルで撃ち返すアメリカ軍と、オーストラリア軍!インドネシア軍!
インド軍の潜水艦艦隊が、戦場を上手く回避して兵士を上陸させるのに成功する!
上陸作戦は8割成功していた。
日本は?
不思議なアクリル板でレーザー光線を跳ね返して突き進むタンカー型移動交番!
機動隊が、長距離ガス弾を発射する。
タワーマンションに立て籠もったテロリスト用に極秘開発されていた警視庁の虎の子装備の一つである!
直角射程も、対空射撃砲と変わらないほどあり
それをモニター越しに見たアメリカ軍の司令官は…
「For tower Mansion? Crazy!」
(タワーマンション用の鎮圧ガス弾?
ったく、よく作ったな〜!)
なんて、言う始末だが…
盗賊団達は、シールドを張っている為なかなか鉛弾が届かず、ガス攻撃がかなり効いているためそれをモニターしていた会議場でも、
初めは一部の国から軍を派遣出来ない国として、白い目で見られていたが、警察がかなり活躍しているために、見直され新外務省事務次官の顔にも覇気が戻ってくる。
そして、なんとか上陸部隊が接岸する。
その頃…用達は…
とある森の中で、開拓村を作って…
いや違う!城下の(邪辣人)を辞めたい者達が意思を決めて、城下町を離れて用達についていき、とりあえず拠点を作っていたのだ。
そして、やはりその中に知り合いがいた。
用?
「息子さん大きくなったな! どうする?いきなり今の生活を抜け出せるのか?」
旧地球時代元外道連合軍西方司令官だった男
「覚えていてくれたか。あの当時の赤子だった息子も、今の奴らがおかしいと、はっきりと言えるまで強く育ってくれた。
マルダス世界から、国の上層部が独立するなんて言って、家族を人質に取られて無理矢理移住になり、この腐った賭博世界となった…
何がゼーロ計画だ!
なんとかしたい!」
そして、用は亡命希望者をビアンカ達のもとに送った。
ピシリ!
その時、地面から嫌な音が鳴る!
用達3人は、早く拉致被害者探索をしようと決めた。
そして、真夜中移動してやってきたのは
司令官だった男から聞いていたゴミ捨て場!
ここが、怪しいと言っていた。
用達が近づくと…
うめき声が、石像からきこえてくる。
「ウゲ〜~~~~~。
誰か助けてくれ〜~~~~~。」
「よくも騙しやがったな〜!」
「クソ〜! せっかく騙して儲けたのに、拉致されて勇者なんてさせられて、クソ〜」
よく見ると、用が見たことがある(警察の指名手配写真で)顔があった。
なるほど…どうりでいくら日本中探しても見つからなかった訳だ…
ユグドラシルに連絡すると、今…地球は、南極上陸作戦中らしい。
石像の呪いに自爆の呪いが、かけられているのが確認されたから、亜空間に石像ごととりあえず避難させる事にした。
次の候補は死ぬ事が無いのに開設された墓場である。
その先には、今の勇者賭博の魔王役の国らしい…
山越えすることになるのか?
とりあえず、用達は休憩を取ることにした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます