第472話 イベントが始ったよ〜?
都内のとある会場!
Vtuberの、3D リアルホログラフィックと、現役アイドルの合同コンサート!と、言うとんでもない始まり方で開始したイベント!
3Dリアルホログラフィック技術は既にあったのだが何故か使われなかった。
理由は簡単!費用がかかりすぎる!
一回のLIVE出演に1億円なんてかけると、大赤字だからだ!
いくら電源車を並べようが、スパコンの電源を賄うのに、電力が足りないという理由もある。
だが、今回は違う!
これは、これからの社会のあり方がどうなるのかの予想をする実験でもあるのだ!
例え、コ○ナウィルスが下火になっても、また他の疫病が出てくる。
社会が経済の仕組みが、変えられないと次か無いのは、バブル時代の後始末をしなかった事で不況を長引かせた失敗があるからなのだが…
他の問題もある。
実は、バブル時代の後始末は、まだ終わっていないのだ。
つまり、いくら好景気にしようとしても、後始末が出来ていない以上、本当の好景気にならず必ず失敗する。
ではどうやって生きていくのか?
その試金石でもあった。
そんなイベントに…大勢の観客が来るのだが…
あれ?空の雲がいきなり、台風みたいに渦を巻き出したぞ!
自衛隊観測部A班
「1000、上空の雲に異変!螺旋状に変化!」
警視庁本部
「各局より入電!10時に上空の雲が、らせん形に変化!警戒に入ります!」
警視総監・安立(あだち)
「発砲許可を出す!警戒を怠るな!」
球場のど真ん中に、ピラミッド型に積み上げられたエナジードリンク。
それを見る者達が突然、雲の渦の中心に現れる!
そして、急降下して来た!
アイドルの歌う伴奏が、急遽変わる!
避難訓練でもやった、避難タイプ2だ!
アイドル達が、歌うフォーメーションを変える!ステージに立つのは、ホログラムのVtuber!達だけだ!そして彼女達が一斉に手を上げる!
それに合わせて…
会場横(作戦A室)
「目標!来ました。エネルギー充電完了!いつでも撃てます!」
「引きつけろ!撃て!」
コンサート用のレーザー照明が、一斉に光ると同時にステージの真ん中から、自由電子レーザー砲が発射される!
ビーーーン!
ステージに、イオン臭が立ち込める!
(仮)外道世界管理者 外道管理1号
「ハァ?クソ!生意気なのよ!私達の結界を破れると思ったの?」
(仮)外道世界管理者 外道管理2号
「用意されていた?クソ!エネルギーが補給出来たら、ずらかるよ!」
ドン!
ゼーロ
「クソ!なんだ?この光線!しまった!ドームの屋根が閉まるぞ!」
(仮)外道世界管理者 外道管理2号
「罠か!なんて奴らなの!この崇高なる我らの、行動を予測するなんて!生意気よ!」
(仮)外道世界管理者 外道管理1号
「おかしい!こんなもの用意するような奴らがいるなら、里から連絡があるはず!あれ?あいつらの反応が薄い?」
ゼーロ
「おい!里がやられているぞ!結界を使ったのではないのか?」
今頃、里の結界が崩壊したのを確認する。
そして…誰かをすっかりと忘れていた。
この者達には、元妹なんて意識にすら無かったのを、観客席にいるビエンカは、確認する。
ゼーロ
「オイ!あのステージの真ん中の凹みの中にいるやつ! マルダスにいるはずのヤツがナゼここにいるのだ!」
(仮)外道世界管理者 外道管理1号
「え? あれがヨーの子孫?仮面被っているヤツ?」
(仮)外道世界管理者 外道管理2号
「ふーん?ついでに…ヒィ!なに?」
用が、クリア・シャンベリンを撃ったのだ!
それが、2号の飾りの背中の翼に突き刺さる!
そして!浄化する!
バン!
そして、警備員に扮する自衛隊が、ロケットランチャーを撃つ!
会場地下をアイドル達を乗せた仮設リニアレールが、全速で避難を始める!
3分後に、戦闘員以外避難完了!
(仮)外道世界管理者 外道管理1号
「ハァ?人質にして、遊ぼうと思っていたけど、逃げたよ!早すぎない?」
(仮)外道世界管理者 外道管理2号
「ドームの天井に、護符が貼ってあるね!また、あの護符だよ!」
ゼーロ
「クソ!来たぞ!」
用
「透貫光浄化砲!」
ドン!
白き光のドリルがゼーロを襲う!
(仮)外道世界管理者 外道管理1号
「私達の結界を貫通した?」
そこに、メイド・ゆみが割り込む!
メイド・ゆみ
「カノン発射!フルバースト!」
(仮)外道世界管理者 外道管理2号
「させるか!」
メイド・トロイ
「お前の相手は、私だよ!」
(仮)外道世界管理者 外道管理2号
「お前は!魔神・トロイ!牢にいるはずのお前がナゼ?クソ!」
(仮)外道世界管理者 外道管理1号
「クボッ!オッお前は、魔神・トロイアル… 」
メイド・トロイアルの拳が、1号の脇腹に突き刺さる!
ゼーロ
「ヘルゲー…(ドカン!)グオー!」
用の透貫光浄化砲2発目が、ゼーロの右肩に命中する!
用
「クリア・スクロールラビリンス!」
マイネ戦で使った技を再び放つ!
白い壁が、ゼーロを包み込む!
ゼーロ
「なんだこれは!クソ!舐めるな!分離!」
舐めるなって言って、反撃するかと思っていたが、分裂して逃げる算段らしい!
用
「お!あのマークが、地雷女のいる部分だね。では、まずは一部封印!」
スポン!
ゼーロの6体バラバラ脱出技のうち、両足と左腕が、ペットボトルに封印される。
警視庁ファイブフォース達が、ゼーロの右腕と上胴体を、ロケットランチャーで攻撃する!
ゼーロの頭はエナジードリンクの缶のプラケースに落ちる!
ゼーロ
「良かった!今のうちに飲むぞ!うん?いつの間に下胴体が付いている?あれ?他のパーツは?」
ゼーロ(in地雷女)
「(よし!接続完了!残りの右腕と上胴体には、麻酔をかけたから、攻撃してね〜)」
(仮)外道世界管理者 外道管理1号
「ギャーーーーーーー!」
メイド・ゆみの全力攻撃が当たる!
それを、ディスプレイ越しに見る大戸総理大臣
「姉さん…強くなったな…。昔から素手でも充分強かったけど…。」
横で、(そうだったのか…)と言う顔をする官房長官。
かつての少女時代の全国大会優勝者を知る、自治大臣は、(変わってねーなー)って顔をする。
(仮)外道世界管理者 外道管理2号
「魔神・トロイアル!なぜ邪魔をする!我らの崇高な行動を邪魔した罪は重いぞ!」
メイド・トロイアル
「どこが崇高?15歳の少女達(アイドルグループ)を殺そうとした、殺人未遂現行犯!そして、窃盗未遂現行犯!そして、旧地球時代の反省を全くしないでまだ、ろくでも無いこと言っている罪は重いよ!」
(仮)外道世界管理者 外道管理1号
「舐めるな!グキャー!」
メイド・トロイの槍が1号の剣を斬り、腹に刺さる!
(仮)外道世界管理者 外道管理2号
「クソーーーーーーーーーーーー!
こうなったら!使ってやる!目にもの見せてやるぞ!オイ!あれを使うぞ!」
ゼーロ
「しかたない!ドリンクは補給したが、損傷が激しい!グキャー!早くやってくれ!こちらが保たない!」
用の拳が、ゼーロを襲う!
(仮)外道世界管理者 外道管理1号
「クソグキャーーーーーー!」
そう叫んで、怪光線を隠れ里の方に放つ!
ドーーーーーーン!
□□□□□□□□□□□□□□□□□
隠れ里
血まみれの県警副本部長に逮捕された、ボロボロの宗主がいきなり、怪光線が着弾した山?を見て叫ぶ!
隠れ里の宗主
「大変だ!みんな逃げろーーーーーー!
生きたければ逃げろーーーーーー!
御方様が、あれを起動させたーーーーーー!
火の海になるぞーーーーーー!」
最後の務めとばかり、思いっきり声を振り絞り叫んで、宗主は力尽きるように崩れ倒れた。
そして、山?からは…
ギャーオーーーーーー!
なんと!山1つ分はある、機関砲とかを背負った恐竜が現れ叫ぶ!
□□□□□□□□□□□□□□□□□□
(仮)外道世界管理者 外道管理2号
「ヒャッハー!ヒャッハハハハハハハー!
どうだ!私達が復元した、
怪獣兵器ドファーラだーーーーーー!
いけ!ドファーラ!熱線砲だーーーーーー!」
怪獣兵器ドファーラ
「ギャーオーーーーーー!」
口から、熱線砲が発射される!
メイド・トロイ
「結界展開!」
ドーーーーーーン!
ドームの天井を焼いたが、着弾せずに東京湾のとある戦艦のシールドに着弾すると同時にかき消される。
地獄空母艦ヘル・バーナー
ヘル・バーナー艦長 ヘル・マウス
「ふーん!宣戦布告来ました!本部に連絡を!」
地獄巡洋艦 ヘル・スカイ
ヘル・スカイ艦長 ○ゴクノ ウグイス
(ニホンゴナノハ ホンニンノ キボウ)
「作戦開始します!作戦本部!大王様!事態が動き出しました!旧外道諸国連合は、禁止された、地球魔導怪獣大戦時の兵器を無許可の製造及び使用を確認!」
??
「こちら、了解した。天界にも連絡する。」
??
「こちら炎獄火炎殿、了解した!」
??
「了解!掩護する!」
??
「了解!既に配備は、完了している!やってくれ!」
そして、宇宙ステーションから見ていた宇宙飛行士達は、関東圏を中心に広がるように地球規模で広がる、大いなる光を見て、ただ黙って祈った。
□□□□□□□□□□□□□□□□□
ついに出てきた怪獣!
あまり、被害を出したくないのですが…
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